皆さんこんにちは、武田塾枚方校です。
本日は武田塾チャンネルの動画をもとに、これから受験生に知っておいていただきたい内容について解説していきたいと思います。
12月から逆転合格!山火流 赤本の使い方!|受験相談SOS
まずは動画内容について簡単にご説明いたします。
武田塾教務の山火先生は元武田塾生ですが、偏差値30台から浪人一年間で早稲田大学に逆転合格した実績があります。
そんな山火先生ですが、受験生時代の12月に早稲田大学の過去問で35%という得点率だったそうで、そこから過去問分析と参考書の復習を徹底した結果、わずか一か月で合格に必要な得点率まで点数を伸ばすことができるようになったとのことです。
この記事では山火先生の実例を交えて、過去問分析と直前期である12月にどのような勉強をすることが重要なのかについてお伝えしていきたいと思います。
12月に受験生がすべきこと
志望校の過去問を解く
まずは12月のこの時期に受験生がすべきことですが、まずは志望校の過去問を必ず解きましょう。
枚方校でもこの時期に(厳密にいうと11月ごろから)過去問を必ず解くように指導をしています。
生徒によっては実力不足だからまだ解くべき時期ではない、ということで解きたくないという意見も聞こえてきますが、出来てもできなくても過去問は解かなければいけません。
この時期には自分の志望校の過去問を実際に解いて、「合格までにあと何点取る必要があるのか」「どの範囲の問題が例年よく出ているのか」つまり、志望校合格までの距離間を正確に掴み、今自分に何が足りないのかを把握するようにして、残りの受験までの勉強の計画を立てるようにしましょう。
過去問の結果を分析する
過去問を解いて結果が○○%だった、良かったor悪かった!
というだけでは意味がありません。
大事なことは、過去問を解き現状の実力がどの程度なのかを把握し、合格するためにこれから何をすべきかを明確にすることです。
これらを自分自身で分析できるのであれば特に問題ありませんが、自分自身で分析できない&自分自身で分析できる自信がない場合は誰かに頼ることも必要です。
自分の答案を誰かに見てもらい添削を受けることは自分では気づけなったことが明らかになることも多いです。「もっと字を丁寧に書いたほうが良い」や「この訳し方では構文を意識できていない」など様々です。
学校の先生や現在通っている塾の先生などに相談をする必要があります。
武田塾の場合は校舎長や教務、講師の先生ですね。
枚方校の場合は、過去問を解き終えたら校舎長に結果を報告しに来るように伝えていますし、個別指導の中で講師とともに結果を確認するようにして、アドバイスをするように指導しています。
課題を参考書で克服する
過去問を解き、結果を分析した後は参考書を使って課題を克服しましょう。
最終的に過去問を解いて合格最低点を取れるようになれば良いのであれば、過去問で合格最低点を取れるようになるまでひたすら繰り返し解けばいいのでは?と考える方かもしれません。
問題の形式に慣れることもできるため、必ず間違っている!というわけではありませんが、ほとんどの方にとっては大きな間違いである場合が多いです。
当然ですが学習、大学受験本番では完全に初見の問題が出題されます。
それらの初見問題を自分の実力のみで解いて、合格最低点を取れるようにならなければいけません。
同じ過去問を何度も繰り返し解いて高得点を取れるようになったとしても、過去問で出題された範囲以外の問題には対応することはできません。
では、過去問で出題された範囲以外の問題に対応するためにはどうすればいいでしょうか。
答えは簡単ですね、過去問以外で対策をすればいいのです。
例えば過去問で英文法の問題を間違えたとします。
その場合は英文法の参考書の該当範囲を周辺知識も含めて復習します。なぜならその問題は試験に一回でた問題であり、その類題もまた試験にでる可能性が高いからです
参考書で復習を終えたら再度過去問の問題を解きなおしましょう。
その際には、解答の根拠を含めて自信をもって説明できるようになることができるようになりましょう。
基本的にはこの作業の繰り返しです。
英文法で間違えたのであれば英文法の参考書、古典文法で間違えたのであれば古典文法の参考書、中国史を間違えたのであれば中国史の範囲、数学の公式があいまいになっていたのであれば数学の基礎の参考書…
このように直前期の今だからこそ基礎の参考書に立ち返りましょう。
新しい参考書を追加するべきかどうか
この時期によくいただく質問として、新しい参考書を追加してもいいか・追加するべきかについてご相談いただくことがります。
結論としてはケースバイケースです。
過去問を解いた結果、特定の分野の苦手を克服するために新しい参考書の追加が必要である場合は追加をすべきです。
具体的には記述形式の問題が出題されていて、記述形式の問題での演習が不足している場合などは新しい参考書を使いすべき場合もあります。
逆に、会話文の問題が苦手だから必ずしも会話文対策の参考書を追加すべきだとは限りません。
先述の内容ではありますが、会話文の問題ができていない原因を正しく把握する必要があります。
単語や熟語、文法など根本的な知識が抜けていて、そもそも文意が全くつかめていないのに会話文対策の参考書を追加しても意味がありません。
上記のような場合はまずは単語や熟語、文法などの基礎知識の詰込みを優先しましょう。
逆に単語や熟語、文法の知識もあって文意も読み取れているが、会話文特有の表現を知らなければ答えられない場合には新しく参考書を追加する必要もあります。
この時期に誤った勉強法をしていては致命傷になりかねませんので、必ず正しい勉強法を心がけましょう。
繰り返しになりますが、自信がない場合は誰かに頼ることも大事です。
塾に通っていない方であれば最寄りの武田塾で無龍受験相談やかけこみタケダなどを実施していますので、お気軽にお声がけいただければと思います。
以上、12月から逆転合格!山火流 赤本の使い方!|受験相談SOSについてでした。
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