みなさんこんにちは、武田塾枚方校です。
今年は高校2年生の動き出し(大学受験に対して対策を講じる)が非常に早いように感じられます。
実際に武田塾枚方校でも例年に比べると高校2年生からの問い合わせが非常に多いです。
では、動き出しが早い高校2年生の特徴とその理由についての見解と、この状況に危機感を感じていない高校2年生の来年の受験が本当にヤバイ理由について述べたいと思います。
今回の記事は高校2年生だけでなく、その保護者の方にも見ていただきたい内容になっています。
大学受験に焦りを感じていない高校2年生は本当にヤバイ理由
冒頭にも述べたとおりですが、今年は高校2年生の動き出しが非常に早いです。
まずは、今回すでに動きだしている高校2年生の特徴について説明します。
この時期にすでに動き出している高校2年生の特徴
この時期にすでに動き出している高校2年生の特徴はズバリ、コロナウイルス自粛期間中に勉強をしていた人たちです。
ここでいう勉強とは、高校から出されていた課題をすることではありません。
高校から出されている課題以外の勉強をしていることです。
勉強内容については高校1年生の復習や、高校2年生の予習、大学受験の参考書を解くなど様々ですが、共通点としては与えられた課題以外に自分で考えて行動に移すということです。
例年であればこの時期にまとまった勉強時間を取ることは容易ではありませんでしたが、コロナウイルスによる強制的な外出自粛によって一部を除くすべての高校生が時間を持て余すことになりました。その結果、一部の高校2年生はその時間を有効活用して勉強に充てていました。
この時期に無料受験相談に来ている高校2年生全員に共通している点として、自粛期間中に持て余した時間を自発的に勉強時間に充てることができた人たちです。
なぜ自粛期間中に勉強をしていた高校2年生は動き出しが早いのか
それでは上記の特徴を持つ高校2年生が、例年に比べて動き出しが早くなった理由についての見解です。
こちらについても無料受験相談に来ていただいたすべての高校2年生との話の中で共通項が見つかりました。
それは、勉強をすることによって自分ができないことに直面したからです。
勉強をしたからこそ現時点で自分ができていないことを理解し、「このままではまずい」「行動に移さなければいけない」という焦りに繋がったんだと思います。
この時期にすでに複数名の高校2年生に無料受験相談にお越しいただいていますが、受験に対して受動的な人は一人もいませんでした。逆に自分の意思によって大学受験に対しての相談に来られました。
例年であればこの時期の高校2年生の問い合わせの多くは、保護者の方主導で大学受験対策を意識して来られる方がほとんどですが、現時点では一人もいません。
昨今の大学受験では、私立大学の難化やセンター試験の廃止、共通テストへの移行など話題が尽きないですが、来年の受験に一番影響するのは現時点での意識の差だと思います。
この点については例年も同様ではあるのですが、来年に関しては特に顕著だと思います。
大学受験に焦りを感じていない高校2年生は本当にヤバイ理由
それではここまでの話を踏まえて、大学受験に焦りを感じていない高校2年生が本当にヤバイ理由は、高校3年生に進級時の学力の二極化です。
コロナウイルスの自粛期間という、普段であれば考えられないほどのボーナスタイムが発生したことにより、この時期に勉強を開始した高校2年生の割合は例年に比べると倍増しているはずです。
そしてその多くは進学校に通っている生徒や普段から学校の勉強に取り組んでいる層だと思います。
例年であればこの時期に極端な二極化は起こらないのですが、これだけ時間を持て余した中で意識が高い人たちはかなりの勉強をできました。また、自粛期間に時間を持て余した人にとっては学校の授業が例年よりも速いスピードで進んだことで授業についていけなくなった可能性が高いと考えられます。
結果的に、全受験生の中で優位に立っていた生徒がさらにリードを広げ、取り返しのつかない差ができてしまう可能性が高いです。
例年以上に進学校に通っている生徒や成績優秀者との差が開いてしまうと、気づいた時には手遅れになってしまうという状況が容易に想像できます。
このような状況で例年通りに勉強を開始していては、開いた差があまりにも大きく逆転合格することは非常に難しくなります。
現時点で学力が自信がない方や、旧帝大や難関国公立、関関同立や産近甲龍などの難関私大への進学を志している方々は、少しでも早く大学受験の勉強に取り掛かるようにしてください。
現時点で確かな根拠もなく、受験生になってから頑張れば大丈夫!は来年は通用しないと考えてください。
いざ、勉強を始めようと思っても普段から勉強をしていない人たちは受験勉強の習慣がついておらず、多くはエンジンがかかるようになるまでに時間がかかる場合が多いです。
一方的に危機感を煽るような記事になりましたが、それだけ現高校2年生のこれからの過ごし方によって他の受験生に対してリードを取ることもできれば、リードを取られることもあり得ます。
この記事を読んだ方が少しでも早く大学受験を意識して生活を送ることが来年の受験結果に大きな差を生むこと、ということを強く意識してもらえれば幸いです。
今回の記事まとめ
優秀な高校2年生ほど、すでに行動を開始している
→例年以上に動き出しが早いため、一定の人たち(進学校の人や、各高校の成績優秀者)は本格的な大学受験対策の開始時期が早まる
→すでに勉強を開始している人と、そうでない人との予想以上に広がる(成績の二極化)
→例年通りの考え方の受験生たちが、例年通りに受験勉強を開始しても差を埋められない
解決策:少しでも早く大学受験対策を開始する
今年度はコロナウイルスの影響もあり、毎年実施している夏だけタケダの開始時期を早めました。
この記事を読んで危機感を感じている方は、夏だけタケダを有効利用して少しでも早く意識改革を行いましょう。
以上、大学受験に焦りを感じていない高校2年生は本当にヤバイ理由についてでした。
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