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【共通テスト】受験生必見!残り1か月で準備するべきことはなに?

こんにちは!

武田塾姫路校です。

 

いよいよ共通テストが来月というところまでやってきました...!

受験生のみなさんは焦りや緊張を感じ始めているのではないでしょうか。

 

さて、そこで今回は、共通テスト受験当日までに準備しておきたいことについてお話したいと思います。

共通テストの受験生だけでなく、どんな形式で入試を受ける人にも、参考になる部分があると思うので、目を通してみてくださいね。

 

本番1か月前の勉強

やっておきたいこと

一つ目は、基礎の最終確認です。

受験する予定の大学の過去問ばかりを行って、基礎に費やす時間が短く、おろそかになりやすい時期でもありますので、気を付けてください。

英単語・古語・現代文のキーワード・理系科目の公式など、覚え方が甘くなっている部分が無いように、確認していきましょう。

 

2つ目は、もちろん模試演習・去問演習、そしてその分析・解き直しです。

一度解いたことのある問題でも、何度も行うことが必要です。

解法・解説の吸収度が下がっていないか、不要な時間の使い方をしている部分は無いか、常に「出来ることを使い切ってベストを尽くす」ことを意識して、解き直しや復習を行ってください。

 

3つ目は、社会系の科目を猛然と勉強すること、です。

これは社会系の科目は、受験直前、前日、当日まで、得点の伸びを期待できるためです。

語句の暗記の完成度が十分に高まっている人は、「史料」「図表・グラフ」「文化芸術」まで、教科書や史料集はもちろんのこと、インターネットで検索したものでも、”視覚的なインパクト”を得やすい情報を、積極的に補充していくと良いと思います。

 

やってはいけないこと

やってはいけないことは直前期に新しい問題集に手を出すことです。

更なる知識が身に付いたり、もっと色々な問題に対応できるようになると思うかもしれませんが、おすすめしません。

知らなかった・解けなかった時に、不安や焦りが増すばかりで、良くない刺激を受けるリスクが高いからです。

それよりも、これまで積み重ねてきたことを大切にして、思考的・時間的・精神的な余裕を持つことの方が必要です。

 

つまり、武田塾のいつも通りの「学習に対する考え方」を、変える必要はないということです。

暗記を徹底し、問題の解説が自分でできるくらい解きなおす。

参考書の難易度がどこまで上がろうと、それが過去問になろうと、模試になろうと、同じことです。

 

試験当日にできること=これまで自分が積み重ねてきたこと

これをいつも心の中で唱えて、深呼吸していきましょう!

 

事前準備すべきこと

持っていく参考書・ノート

「試験会場にはどの参考書を持っていくか」、みなさんは想定していますか?

これまで勉強してきたテキストを全て持っていくことは当然できず、過去問等の冊子はものすごく分厚いので、持ち運びには適さないですよね。

 

1か月前からは、これを意識するのがオススメです。

なぜなら、逆に「当日にもっていく参考書やノートに書いてあること以外は、自分の頭の中に入れてある」ようにしなければならないからです。

つまり、残りの一か月で、自分が当日までに行わなければならないことを再認識・計画することにもつながるのです。

また、自宅から会場への移動時間や、試験時間まで、試験時間のあいだの休憩時間に何をするかも、想定していきます。

 

たとえば、こんな作業をしながら、当日を迎えるための心の準備もしていきます↓

 

どうしても覚えにくい英単語や、何度も過去問で出てきた専門的な用語などの単語テキストや単語帳への書きだしを行う

忘れやすい文法や公式を用いて解かなければならない演習問題や模試問題・過去問の部分的なコピーをとり、ノートに貼る

●うまく解けた!という会心の出来となった、良いイメージを持てる演習問題や模試問題・過去問の部分的なコピーを取り、ノートに貼る

各教科の間の休憩時間に、「ウォームアップ」として行うこと(英語・国語なら短い文章の黙読、数学・理科なら簡単な計算問題など)をノートにまとめる

●気持ちが落ち着く絵・写真や音楽、言葉など、お守り的ツールを用意する

 

服装

受験会場の空調がききすぎて、むわっとしていると気分が悪くなったり、定期的な喚起を行うため室内が冷えていると頻繁にトイレに行きたくなったりします。

そのためにも臨機応変に対応できるよう着脱で調整しやすい服装が理想的です!

マスクの予備も忘れずに!

会場

会場までのルートや交通機関を調べて、余裕を持って到着するように段取りをしておくと当日慌てずにすみます。

最寄り駅だけでなく、どの出口から出ると一番近いか、途中に目立つ目印はないかなど十分すぎるくらいシミュレーションしておきましょう!

道に迷って時間ギリギリに到着したり、遅刻をしてしまうと、当然落ち着いて試験に臨むことができなくなります。

途中でタクシーを呼ばないといけなくなったり、猛ダッシュしなくても良いよう、このような事前準備を怠らないようにしてください!

天候

服装や持ち物にも関係することですから、試験日が近づいてきたら天候も確認しておきましょう。

寒い時期に、雨具を忘れて急な雨にうたれると大変ですし、場所によっては「前乗り」が必要になるかもしれません。

また、雨の日は道が混んでいて渋滞に巻き込まれたり、場所によってはバスの利用者が多すぎるために次のバスに回されたりすることもあります。

時間に余裕を持って行動するためにも天候は重要な事前情報の一つと言えますね!

朝型の生活

試験は朝から始まります。

夜型の勉強生活を長く続けていると、朝に行われる試験で集中力が長続きしません。

理想は、朝に脳が完全な活動モードに切り替わっている状態となります。

また、一か月前からは、試験のタイムスケジュールを参考にして、一日の勉強のスケジュールを決めるのも良いかもしれません。

たとえば、勉強の開始時間を固定してしまう、受験する教科の順に勉強する、など。

それから、生活習慣が落ち着かないと、緊張や興奮や不安の波が予期せぬ時間帯にやって来て、「休むべき時に休むこと」もしづらくなるんですよね。

もちろん、大事な試験前は十分な休息を!

 

おわりに

わたしは、受験本番を迎えるときのこのような準備行動を、「受験の終活」と思っています。

受験生としての生活を締めくくり、良い形で卒業できるよう、想定しうる限りの準備をすれば、うまく本番を迎えられる可能性は高まると思います。

試験は、「ある日突然実施される」ドッキリではありませんし、どんな不合格、どんな合格にも、相応の原因・理由があるのです。

マイナスの原因・理由はつぶし、プラスの原因・理由を固める。

 

だいじょうぶ、たかが一か月、されど一か月です!

最後まで一緒にがんばっていきましょう!!

 

 

 

 

 

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