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【受験勉強】集中力をコントロールする勉強方法を実践しよう!

みなさんこんにちは!

武田塾姫路校です。

 

いよいよ、共通テストまで2か月を切りました!

あなたは一日にどのくらい勉強をしているでしょうか?

また、一日の勉強で何が出来るようになりましたか?

 

今日は、勉強においての効果的な時間の使い方について書きます。

二つ目の質問に答えるのが難しい人は、今日の記事を読んで、自分の勉強の「質」について考えてみましょう。

 

勉強に集中できる時間

みなさんは勉強するとき、何時間集中して取り組むことができますか?

1,2時間なら集中できるという人は割といると思うのですが、一日に1,2時間では受験生にとっては到底勉強量が足りないですよね。

一方で、一日8~10時間くらい勉強するとしても、その時間中ずっと集中力を持続させることができる人はほとんどいないと思います。

そこで効果を発揮するのが、ポモドーロテクニックです。

簡潔に説明すると、「25~30分の集中」と「3~5分の休憩」を繰り返すというものです。

これは、あなたがやろうとしているタスクを短時間で、最大効率的に、そしてやる気を持続させながらこなすためのテクニックです。

やり方は簡単、25~30分のタイマーをセットし、その間に行う内容の質量を設定して、あとはその通りに行うだけです。

 

実践方法

では、ここからポモドーロテクニックを実践する上での注意点、ポイントを大きく分けて3つ述べていきます。

【一つ目!この25~30分の間には、どんな用事や用件が割り込もうとも、原則として、必ず一つのタスクに集中すること】

あなたの集中を最大限に引き出し、尚且つその集中力を鍛えるためです。

ただし、急用や体調不良などやむを得ない状況は自分できちんと判断してください。

【二つ目!タイマーが鳴ったら必ずそのタスクを中断すること】

単純に「キリがいいところまで」と考える人が多いと思いますが、このテクニック中ではむしろ逆です。

キリが悪いところでタスクを中断することによって、「やり切れていない部分をやらなければ!」という焦りの感情を作り出し、やる気が持続するというトリックがあります。

【三つ目!この3~5分の間には基本的に他のタスクはやらないこと】

というのも、この3~5分の間にも人間は無意識のうちにそのタスクのことを考えています。

作業中に浮かんでこなかったアイデアがふと浮かんできたりすることもあります。

他のことやってしまうと、ポモドーロテクニックの効力が半減してしまいます。

具体的に何をやれば良いかと言うと、例えば、トイレ休憩、軽食を食べる、散歩などタスクと一切関係のない適度な休憩が望ましいでしょう。

 

実践すると分かること

この3つのポイントを守りながらこのポモドーロテクニックを実践してみると、今までよりもタスクを達成する際の効率を格段に飛躍させ、作業に要する時間を短縮することが出来ます!

また、勉強する上で重要なのは、「かける時間(量)」より「生産性(質)」だということに気が付くことができるでしょう。

自分で勉強の計画を立てる際に気を付けて欲しいことは、勉強の量と質についてしっかり考えることです。

自分が立てた計画は無謀なものではありませんか?

その逆もまた然りです。

勉強のノルマが異常に高いものであったり、逆に、気が付いたら簡単な問題を繰り返し解いているだけになっている人も要注意です。

 

学習計画

時間を効果的に使うためには予め計画を立てておくことが必須です。

この計画についても自分は大丈夫なのか見直してみてくださいね。

 

私がオススメするのは、今回紹介したポモドーロテクニックと問題演習の時間を、どのように組み合わせるのかを考えて学習計画を立てることです。

例えば、一日にがんばれるあなたの全体の学習時間を10時間とします。

そのうちの3時間を国語(現代文・古文・漢文)に使えるとします。

この3時間(180分)で、ポモドーロテクニック問題演習の時間を、組み合わせます。

 

《組み合わせ例》

漢字・語句の暗記→チェック(25)

休憩(5)

古語・漢文漢字の暗記→チェック(25)

休憩(5)

共通テスト形式の模試演習(80)

見直し・解説の理解(40)

 

このように、全体の学習時間をまずは大まかに教科で分け、次に基礎の徹底(ポモドーロ)+演習で教科ごとの時間を割り振ってみます。

こうすると、やるべきことと自分の集中力の使い方が明確になり、自分で「波」を作れるようになります

「なかなか十分な勉強時間が取れない」という人も、「時間は取っているけれども集中力をうまくコントロールできていない」という人も、「時間の使い方の見通し」がつきやすいと思います。

 

さらに、この時間設定で「やり切れない・やり残してしまう」部分が出てくることは必ずあると思います。

それを回収し、実施するための余白の時間も、一日の中で適量設定しておくと、良いと思いますよ^^

実践して見ながら、調整していきましょう!

 

勉強は量より質!

武田塾の勉強のやり方の1つに「量より質」というものがあります。

この言葉が意味することは、単純に同じ1時間で10問中7問を理解するよりも、5問中5問全部を完全に理解した方が良いということです。

確かに、勉強し慣れておらず、体力と集中力、そして勉強のテクニックが身についていない状態であればこの言葉を徹底することが一番大切だと思います。

しかし、こと受験勉強に関しては、「量より質」ではなく、「質の良い量」が大切であると、思います。

受験生であればこの時期、10~12時間の勉強時間を取れる体力と集中力、そして勉強のテクニックを身につけ、命を燃やして🔥合格を勝ち取れる確率を1%でも大きくする努力をしているはずです。

「量より質」などというキレイごとでは、全く足りません!!

ポモドーロテクニックを使えば、その内容を行うのに必要な集中レベルを発揮するリズムを自分で作り、それについて反省・検討・調整することができます。

また、「集中力の無さ」でやり直しや見直しに余分にかかってしまう時間は、はっきり言って無駄!といえます。

一日のうち、「集中できていなかったことが原因の間違い・失点」を一問でも多く無くしましょう!

 

おわりに

受験勉強は時間も体力も、精神力も、とてもたくさん消費するものです。

追いつめられるからこそ、「無駄に気付き、省く努力」はとても大切なのです。

これを実践すれば、きっと初めの「一日の勉強で何が出来るようになりましたか?」という質問にも、はっきりと答えられるようになってくるはずです。

一日を大切に、いっしょにがんばっていきましょうね!!

 

 

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