こんにちは!
武田塾姫路校です。
今回は、志望校の選択において、
国公立大学の受験をいつまでに、どうやって決めればよいか、
また、武田塾には何ができるか、考えていきたいと思います。
受験生だけでなく、いつかは大学に行くんだろうな~とぼんやりとでも思っている
小学生、中学生、その保護者の方々はぜひ読んでみてください!
大前提として、そもそも大学に何をしに行くのか
大前提として、大学は教育ではなく研究機関としての意義が大きいわけですから、
自分が学びたい専門分野を学べる大学を選択することが大切です!
志望校選択において、大学のレベルが高い・低い、よりも、「自分が何を学びたいか」が何よりも大切だからこそ、
つら~い受験勉強にも耐える価値があるのだと思いますよ。
(学部によって偏差値に幅がある大学だって多いですし、大学ごとに新しい学部や取り組み、特色があり常に変化していきます。
大学のネームバリューを得るためだけに受験するなんて、受験生としての時間、
ひょっとしたら大学生活自体も、人生におけるとても虚しい時間になってしまいます)
それを踏まえたうえで、大学を選択したり、場合によっては他の全く違う道を選んでいくことも、視野に入れてもらいたいです。
自分の学力レベルを土台に考えて「出来る範囲でとにかく進学」と考える前に、
あなたが専門にしたい、やりたいことを見つける気持ちをもってくださいね!
国公立大学受験は厳しい道のり!
まず、国公立大学を志望する場合は避けて通れないものがあります。
それはもちろん、「共通テスト」です!
共通テストの出題科目は、国語・地理歴史・公民・数学・理科・外国語の6教科30科目で構成されています。
この中から、最大8科目(理科で「○○基礎」を選択する場合は9科目)を受験できます。
受験生は、それぞれの大学が指定する教科・科目の指定範囲の中で受験科目を決めます。
ということは
志望する大学の得点ボーダーに自分の得点を乗せられない科目が多いと、
いくら得意な教科があってもカバーしきれず、志望レベルを落とさなければならなくなる可能性が高くなります。
それに対して、多くの私立大学は課される試験が2~3教科と少ないです。
志望大学の課する範囲の中で、自分の得意な教科の組み合わせで勝負できれば、
国公立に比べて、不得意科目が「志望レベルを落とさなければならない要素」となりにくいわけですね。
国公立大学受験の適性
上で述べたように、共通テストにおいて5教科、あるいは6教科で、
必要なレベルの成績を取らないといけない国公立大学は、やはり、圧倒的に条件が厳しいのです。
単純に、科目数の違いが学習時間自体にも大きな影響を与えます。
【国公立大学(共通テスト)受験に適している】と言える要素は、こんな感じでしょうか↓
●進学校、進学クラスに在籍している
→ 共通テストを受け、国公立大学を目指すのが当然、という環境は大きいです。
学校での授業ももちろん、そのための科目設定、レベル・進度を想定した学習を、積み重ねられるように組み立てられています。
模試の種類や回数も豊富で、試験に対する耐性や経験値と、判定を重ねることで安定感・安心感を得やすいです。
学校での進路指導、置いてある赤本などにも影響が出てきます。
試験日程についても、1月の共通テストを友達みんなが受けに行くので、リラックスできて心強いですし、
2月25日の前期試験までクラスメイトが全員受験の緊張した雰囲気になることになります。
●教科・科目ごとの成績に、大きな開きが無い
→ 志望校の受験に「決定的な邪魔になる」、「得意科目でのリードを無駄にしてしまう」明らかな不得意な科目は無いほうがよいですね。
●定期テストや模試の度に、努力を重ねてきた
→ これまでの学習経験で、各定期テストや模試の都度、頑張って勉強してきていれば、学習の素地は出来ているはずです。
どうやってノートを作り、どうやって覚え、どうやって解くのか、自分なりに工夫を積み重ねています。
そうでなければ、「どれくらいやって何をできるようになるのか」、自分のことが分からない状態からのスタートですが、
部活動が終わってからの半年や、1年間など短期的な受験勉強による成績の「ジャンプアップ」の確度が高まります。
つまり、ここまで見てきた通り、国公立大学を受けるつもりなら
子供と言えるような時期からコツコツと、時間と労力をかけて勉強し、
少なくとも高校を選択する段階では、「国公立大学受験」を念頭に置くのがオススメ、ということになるわけです。
武田塾に何ができるか
上のような要素は一つも当てはまらないが、行きたい大学が国公立(´;ω;`)
こんな学生さんもいることでしょう。
行きたいなら、諦めないでください!
ただし、自分が何をすべきか、きちんと分析し、実行する力が必要です!
武田塾で国公立対策はできるか
答えは YES! もちろん「できる」です。
しかし、武田塾には共通テストで受験する全科目をカバーする、予備校のような通い方をする生徒さんはほとんどいません。
その理由は、通塾のスケジュールによるところが大きいです。
例えば、英語と国語(現代文・古文・漢文)で通塾する場合、少なくとも、
英語のテスト1時間+国語のテスト1時間+指導1時間=計3時間
これを一週間に一度、通うことになります。
そして数学・理科・社会などすべての科目を通塾すると、このような時間枠を週に3回ほど取ることになります。
そして極めつけは、それぞれの科目で一日ごとに進めるべき課題が細かく設定されているので、
高校3年生でこれから受験の準備をするぞ!という現役生さんには、とっても厳しいスケジュールになりますよね…
では、みなさんどのように受験の準備をしているのでしょうか。
自分で出来ることと、そうでないことを明らかに
国公立大学を志望する生徒さんは、
自分の受験スタイルや勉強スケジュール、得意・不得意など、「学習全体で見たバランス」を整えるために
武田塾に通っている人が多いように思います。
いわゆる暗記系の科目は自分で計画的にできるので、数学だけ、という人、
国語の参考書や問題が、解説を読んでも、どうしても理解できないから助けが欲しい、という人、
数学・理科は鍛えてきたが、英語は中学生の時から疎かにしていたのでやり直したい、という人
すべり止め私立の受験で高いレベルの大学を検討するために、得意科目をさらに磨きたい、という人なども居ます。
みなさんは他の人と同じようなカリキュラムで、同じように勉強してきたつもりでも
それぞれ一人一人が、勉強の仕方や考え方、成績に「クセ」や「偏り」のようなものをもっているのです。
ひょっとすると、そのクセさえ治れば、受講する以外の科目にも、いい影響が出るかもしれません^^
それを自ら発見し、認め、てこ入れをする
この姿勢が、共通テストのような広い教科範囲をカバーしなければならない試験において、とても重要であるようにも思います。
このような学習のサポートが必要な学生さんは、ぜひ武田塾でお待ちしております!