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【受験生へ】後悔しないために、知っておくべきこと

 

こんにちは!

武田塾姫路校です。

 

武田塾を運営する株式会社A.verが、私大受験を終えた受験生を対象に、意識調査をしたようです。

https://www.takeda.tv/

 

これから過ごす受験生としての期間に、後悔を残したくないですよね。

世の学生さんたちの傾向を知り、自分の性質や生活を振り返って、

これから始まる受験勉強をどのように取り組めばよいか、考えてみてはどうでしょうか。

 

受験生に後悔はつきもの!?

Q4.受験生活を振り返り、後悔(思い残したこと)はありますか。

・かなりある:23.5%
・ややある:47.1%
・あまりない:18.6%
・全くない:7.8%
・わからない/答えられない:2.9%

 

なんと「後悔(思い残したこと)がある」と回答した受験生が70%を超えたのです!

そして「全くない」と回答した受験生のなんと少ないこと…涙

しかもこの調査は、「志望校への合否」は関係なく行われていますので、この中には希望する学校の合格を得られた生徒も入っているでしょう。

希望通りの結果を得ることとはまた別の観点で、

受験生として満足のできる生活をすることが、いかに難しいか、印象的な結果ですね。

 

では、どういったことが後悔の原因なのか、見ていきましょう。

 

全ては「時間の使い方」にかかっている!

Q5.受験生活を振り返り、後悔したこと(思い残したこと)を教えてください。(複数回答)

・勉強時間が少なかった:69.4%
・受験勉強を始める時期が遅かった:62.5%
・苦手分野を放置してしまった:41.7%
・基礎を疎かにしていた:36.1%
・勉強の計画性がなかった:36.1%
・わからない問題を放置していた:27.8%
・復習に時間を割くことができなかった:18.1%
・様々な参考書に手を出しすぎてしまった:8.3%

 

まず、ほとんどの人が、「勉強を始める時期が遅い、受験を迎えるまでに十分な勉強ができていない」と感じるようです。

ということは、「受験勉強は早く始めて、必要な時間を確保する」ことが最低限必要であるようです。

 

では、どれくらいの時期から始めれば、十分に勉強できると言えるのでしょうか

 

それを考えるヒントは、3つ目以降の後悔の要因にあると思います。

 

つまり、苦手分野や分からない問題の放置、基礎と復習の不徹底

これは全て「確保した勉強時間の不足」に起因するのではないか、ということです。

 

もう少し時間があれば、苦手な分野や分からない問題に取り組めるのに…

もう少し時間があれば、基礎の確認、復習を行う時間が取れるのに…

というわけです。

 

受験勉強を早く始めると言っても、自分の成績の現状と志望校レベルとの乖離、部活動への取り組み方や終了時期、

その他色々な都合や状況が皆さんそれぞれにあり、「〇月〇日から始めるのが正解」という画一的な答えを得ることは難しいでしょう。

 

では、自分にとって「十分な時間を確保する」には、どうすれば良いのでしょうか。

 

計画を立てる

はじめに、「受験勉強の計画を立てる」ことにしっかりと時間を取る必要があると思います。

Q5の回答にある後悔の要因のうち、今の時点でつぶしておけること、やっておくべきことはこれしかありません。

 

決めていくポイントは以下のようなことになるでしょう。

いずれもできるだけ具体的に、②③は科目ごとに考えてみてください。

 

①目標・志望校 

→ 必要な教科、偏差値、受験形態の想定

②試験当日までに行うべきこと、達成するべきこと

③長期的なスケジュール設定 

→ ②の内容を数ステップに分割し、達成目標時期を決める

④短期的なスケジュール設定 

→ 学校のある普通の日、土日祝日、長期休暇など、数パターンにおいて、一週間・一日ごとに何時間学習時間を確保するか想定

⑤一日の学習で行うことの時間配分 → 科目全体の調整

 

目標ややるべきこと、試験日程まで、やるべきことと「時間の使い方」の全てを、スケジュールに落とし込んでいくことが大切です!

 

ここまで十分にできたら、一つ、後悔の要因となるかもしれないことをクリアにできますね。

 

不安要因はまだある!

もちろん、この時点では〈実際にできるかどうか、達成できるかは分からない〉けれども、自分のベスト、最高の形で考えていますよね。

それは大切なことですし、その通りに実行していけるよう努力していきたいです。

 

しかしスケジュールには、自分の体調や気分、モチベーションや、不測の事態は反映できません

ここが受験勉強を始める前に解消できない不確定要素であり、後悔をしてしまう不安要因になるのです。

 

試しに、あなたのスマホの使用時間を、今チェックしてみてください。

一日、一週間、一か月と見た時に、SNSを開いたり、動画を見たりする時間を、

馬鹿にならないほど費やしている人も多いのではないでしょうか。

あるいは、受験生はこれまでの人生で経験したことが無い程、長期間、長時間、机に向かうことになります。

集中力を持続させるための環境をまだ用意できていなかったり、

うまくリフレッシュし、自分をリラックスさせる手段や、それに必要な時間の使い方

まだ築けていない場合も、計画外に時間を使ってしまう要因になると思います。

 

「Q8.受験期の勉強時間が5時間未満となっている理由を教えてください。」に対する主な回答が

・計画的な勉強ができなかったから:63.0%
・休憩やリフレッシュに時間を使いすぎていたから:48.1%
・集中力が続く環境で勉強ができなかったから:37.0%

と続いているのは、その証拠ですね~^^

 

武田塾にできること

先に述べた、「計画を立てる」ことについて、武田塾の学習の仕方を紹介します。

 

武田塾には志望校に応じて、達成すべきいくつかのレベル設定と、

そのレベルに達しているかを確かめる段階突破テストというものがあります。

 

それらに対して、それぞれ学習するべき参考書のジャンル、種類、冊数を示すルートが決まっています。

(もちろん習熟度によって、生徒さんごとに多少の調整を行います。)

 

そしてさらに、それを設定した時期に達成するための週ごとの課題設定を確実に行っています。

 

また、上の「不安要因」についても、自習室の活用を促すことによってアプローチしています。

なかには自分のスマホを教室長のデスクに預けて、学習に取り組む生徒さんもいます。

 

自分で一年間の計画を細かく考えていくのも良いですが、受験における蓄積されたノウハウを習い、活用するのも一つの手ですよ!

 

終わりに

塾は、受験は結果が全て、と言うべき立場ですよね。

しかし、同じくらい、自分を満足させられる行動を一年間、維持する経験は、生徒さんそれぞれの人生の力、宝になると信じています。

自分の思うような結果を得ていても後悔を感じる人も、得られなくとも晴れやかに次のステージに進んでいく人もいます。

どのように生きていきたいか、です。

受験を終えた先輩方の感想を参考にして、真剣に検討してみる時間は、無駄ではないと思いますよ^^

 

 

 

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