みなさんこんにちは!
武田塾姫路校です。
新年度が始まりますね。
新高校3年生の皆さんは、受験生としての生活にシフトしていかなくてはならない時期です。
そろそろ塾に通おうかな、あるいは、塾を変えようかな、と漠然と考えている人も多いのではないでしょうか。
今日はそのような皆さんにぜひ考えてみてほしい、『塾選び』について書いていきます!
塾選びは【合格を勝ち取るための戦略】!!
皆さんは何よりも、これを大きく掲げておきましょう。
自分に必要なサポートが何か分析する!
さて、塾を選ぶということは、目標を立てそれに向けて行動する、ということです。
この時点での目標(志望校)は、明確でなくても、揺るぎないものでなくても構いません。
しかし!今から紹介するような自問は非常に大切です。
「あなたは自分自身に、どのような行動が必要だと思いますか?」
現状と目標の乖離を知る
あなたの現在地を知りましょう。
全体・科目ごとの偏差値、大問ごとの出来はもちろん、模試の成績表を見れば分かりますが、
模試に向けるモチベーション、試験中のコンディション、集中力の持続や時間配分、各問の手応えなど、
あなたにしか分からないことも沢山あります。
自分で本命の試験までの学習の見通しを立てる前に、
今のあなたがどれだけ自分のことを客観視できる人間か
まずは以下のようなを分析してみてください。
乖離を埋めるために必要な事項
大抵の受験生には、現状と目標との間に乖離があります。
しかしその乖離にどのようにアプローチしていくかは様々で、そこに能力の差が出ます。
チェックしてみて欲しい項目を挙げてみます。自己評価はどうでしょうか。
●時間
→学習時間は足りていますか。机に向かっている時間にロスはありませんか。
●空間
→自宅や学校など勉強する場所は決まっていますか。快適さ等学習に適する環境的要因は十分に整っていますか。
暑い日も寒い日も、どんな誘惑があっても、あなたの今置かれた条件の中でやり切ることはできますか。
●情報
→あなたにとって必要な大学の情報、入試の情報を得る機会は設けていますか。過去問に取り組み対策を行う計画は立てていますか。
●短期・長期的スケジュールの管理
→平日・休日/テスト期間/1か月/次の模試まで/長期休暇/入試まで、などあらゆる条件を加味したスケジュール管理を想定していますか。
例えば、友達に遊びに出かけるお誘いを受けたら、どこをどのように調整しますか。それで志望校合格に手が届きますか。
●学校で学ぶべきこと、自分で行うことの区別
→浪人生を除く、多くの受験生が学校で一番多く勉強するはずです。受験に必要な教科の内容や深度・進度、定期テストの消化度など、授業時間の使い方はどうでしょう。
「足りない」と感じている部分があれば、それはどうやって補えばよいでしょうか。
また、例えば「学校の授業の予習・復習はきちんとしたい」など、こだわりたい、貫きたい学習の目標やスタイルはあるでしょうか。
●教材
→学習を「何に沿って進めていくか」「いつまでに終わらせるべきか」はっきりしていますか。
●方法
→暗記すべき内容、解くべき問題が目の前にあるとき、どのように取り組むのが効率が良いでしょうか。
また、何をゴールにして次のステップに進むか、自分に合格点を与えられるレベルは明確ですか。
●休憩の仕方
→自分を上手にリラックスさせ、頭と心を休ませるのに必要なことや、それに使う時間は設定できますか。
あるいは、必要の無いことはなんでしょうか。
改善方法とチェック機能
以上のような項目に対して一つ一つ、反省を行うと、今後の行動指針がはっきりしてくるはずです。
おそらく、自分では判断できない項目や、誰かに相談したい、と思う項目が多かった人もいるしれませんね。
そして最後にもう一つ、皆さんにお伝えしたい最も大切なことがあります。
「分析、反省、方向修正を日々のルーティーンにする」ことです。
今日、自分がどれだけ勉強したか、どのように勉強したか、そしてそれが自分を志望校合格に近づけるものだったか、明日はどのように改善すればよいか、あなたは毎日、即答できますか。
上記のような項目の中から、必要なものを必要なタイミングで、
繰り返しチェックし、それが肌身に染みた日常になること、これこそ、受験勉強です!!
実行に移し、常にブラッシュアップする、この継続が最も難しいのです!
武田塾で何をするか
ここまで自分に問いかけ、分析してみて初めて、「どのような塾が必要か」が見えてきます。
つまり、あなたの学習状況と改善目標、そして塾を選ぶときに必要な視点が明確になってくるのです。
「学校で習えない内容を授業で受ける必要がある」ことも、もちろんあるでしょう。
しかし安易に「うちの子に合う先生」、「自分に合う授業」かどうかで塾を選ぼうとするのは危険です!
実はこれ、とてもあいまいな基準なのです。
あなたは成長し変化しますし、目標や求めるものも変化していくからです。
また、大学側は、あなたをその学校・学部に「合う」から合格させるわけでは無いのです。
武田塾ではこのように勉強していきます↓!!
「授業をしない」塾で何をするのか
皆さんもご存じかもしれませんが、武田塾ではいわゆる「授業」を行いません。
「授業を受ける」ことは、必ずしも深い理解につながるわけでは無いからです。
「分かりやすい授業を受ければ、学力が上がる」ましてや「志望校に合格する」は幻想だということです。
ここまで示してきた質問に、一つ一つ自信を持って日々答えていけること、これが学力を上げる土台となるのです。
それでは、一回の通塾(1科目あたり2時間)で何をするのか、見てみましょう。
①前週に設定された課題のテストを受ける(1時間)
これが、「現状と目標の乖離を知る」手掛かりになります。
乖離が大きい、つまり志望校に合格する可能性が低いと判断される場合には、その週はそれより先には進めません。
最終的な目標を時期、月、週ごとに細かく分け、それをクリアしていくことで初めて合格が見えてきます。
②テスト結果を分析し、修正する(50分程度)
その週の勉強の取り組み方について、上に挙げたような「乖離を埋めるために必要な事項」の反省を講師が促し、必要な場合は解説します。
武田塾ではテキストが吸収するべき学習内容の全てですが、「あなたが今それをどれくらいできているか」はテキストでは測れません。
勉強の仕方や量についても、講師がノートのチェックを行います。
また、これが結構大切だと思うのですが、一冊一冊のテキストのブリッジとなる働きは、テキスト自体は行えません。
例えば、英語の長文を読むとき、「この単語はここに載っている」、「この文法はこの範囲を復習しなければ」と単語や文法、句法、構文などに分解する必要がありますね。
どこまでテキストのレベルを上げていっても、あなたの通ってきた道筋を確実に振り返ることが、武田塾の講師は出来るのです。
③次週までの課題を設定する(10分程度)
次の週にどのように改善してくれば良いのか、あなたにとって意義深いアドバイスを次週への課題に反映します。
学校での定期テストや模試など、スケジュールに合わせて課題の調節を行うことも出来ます。
そして最後に、自分で教室長の先生に成果や反省・改善点を自分でアウトプットし、その日の最後の一押しを行います。
この時間が、上記の「改善方法とチェック機能」、そしてそれをルーティーン化する部分にあたります。
終わりに
さあ、武田塾がどのような塾か、お分かりいただけたでしょうか?
一週間ごとにこのような鍛え方をされるわけですから、実際にここで勉強する生徒さんは本当にエライ!涙
昨年度の生徒さんが記してくれた「合格体験記」も、参考になるかもしれません^^
一週間、もといこの1年間、勉強し、試験を受けるのは自分自身ですが、この週に一度の指導の時間があなたを支え、導き、マイルストーンとして振り返るべきポイントにいつでも戻ってこられるようにしています。
私たちはこのようにして、今年度も皆さんの志望校合格に向けていっしょに歩んでいきます!