ブログ

【受験勉強】成績が伸びる人・伸びない人の違いは何か

みなさんこんにちは。

武田塾姫路校です。

最近入塾した生徒さんも居れば、入塾してからしばらく経過した生徒さんも居ることでしょう。

どちらの人も、現在の成績の伸びはどうですか?

今回は成績が伸びる人・伸びない人の違いについての話題です。成績が伸びる・伸びないという話題は、最終的に合格・不合格に直結してくる話ですよね。一体この2者にはどのような違いがあるのか、実体験や実際の塾生の例を踏まえてお話します。

成績が伸びる人

成績が伸びる人にはある程度の一貫性があります。その中でも、成績アップを目指す人が見習うべき点について厳選して紹介したいと思います。

・自習室を使っている

自習室利用のメリットは、何と言っても勉強の量が増えることです。勉強の量が増えると当然成績も良くなります。先日、入塾したばかりの生徒さんが、「部活を引退して自習室に通いだしてから、中間テストの成績が100位も上がった!」と、嬉しそうに報告してくれました。武田塾は大学受験専門の予備校であり、学校の勉強をサポートするものではありませんが、やはり高校ともなると学校の学習内容も高度で、受験と関連するものが多いです。そのため、大学受験のための勉強することで高校の成績が上がるというのは非常に納得のいく事象です。武田塾のカリキュラムや課題は独自のものですが、もちろん、自習室では自分の学校の課題をやってもらっても構いません。定期テスト前や期間中は学校の勉強に取り組んでいる塾生も多いです。

年間を通して見ても、自習室によく来ている生徒さんは成績が伸びており、志望校への合格率も高いです。日ごろから自習室に来ることで、勉強習慣が身についていますし、勉強量が何より多いです。

・与えられた課題をこなしている

武田塾での「与えられた課題」というのは、講師が生徒に無理な量を押し付けるようなものではありません。完全個別指導の良さを活かして、一人一人に合った課題を出し、受験までの道筋を立てます。生徒の実力や志望校、部活や補習など日々の忙しさも考慮して「やり切れる量」「完璧までこなしてこれる量」を設定します。課題は講師と生徒がきちんと話し合って決めたものなので、基本的に毎週きちんとこなしてもらわなければなりません。「多すぎる」「難しい」「体調が悪かった」など課題未完了の理由は正直に講師に伝え、次回の量を決める参考にしてもらいましょう。

ただし、課題を減らしても減らしても出来ていない場合は、「量」の問題ではなく「やる気」の問題ということになります。武田塾では課題は日割りで出しています。そのため、1日にこなす量、復習日にすべきことが明確です。よく「1日の勉強量はどうすれば良いか」と質問を受けますが、武田塾生への回答としては、「その日の課題が完了するまで」です!

・習慣化している

ここでいう習慣化とは、課題・復習・勉強・模試の解き直し・自習室の利用など多くのことを指します。例えば、毎日ではなくとも出来るだけ自習室に来るよう努めることは良いことですが、月に一度来る程度であれば、習慣化とは言い難いです。課題であれば、先ほどお話した日割りの量をこなすまでが日々の習慣になると良いですね!

基本的に、勉強は、大変な量を一気にこなして間が空いてしまうよりは、無理のない少しの量を毎日こなす方が定着率も高く、最終的に効率が良いです。

・暗記ではなく理解することに努めている

科目や単元によっては完全に暗記事項という場合もあります。ただし、一見暗記科目のように思えても、実は「理解」が何より重要な科目がほとんどです。英語にしろ、古文にしろ単語は覚えるだけではなく使えないと意味がありませんし、文法は暗記ではなく理屈を理解していないと参考書以外の問題は解けません。単語であれば品詞の識別や形の変形、文法であれば何故その答えになるのか説明できるかなどが大切です。なんとか答えを暗記して点稼ぎをしている人は、解説を熟読するなど、一歩踏み込んだ課題の取り組み方をしてください。

成績が伸びない人

単純に考えれば、成績が伸びない人というのは「成績が伸びる人がやっていることが出来ていない人」ということになりますね。それに加えて、いくつか共通点があるので紹介したいと思います。意外と出来ていない人が多いのではありませんか?

・ノートに解いていない

理解することではなく暗記ばかりに執着している人は、ノートに解かず参考書に直接答えを書き込んで暗記しようとする傾向があります。参考書の解説欄などに要点やアドバイスを書き込むことはむしろ良いことですが、答えを書き込むことは避けましょう。特に英文法の参考書などでそういった間違った勉強法をしている人が多いです。参考書は一周解いて終わりではないからです。特別記憶力に恵まれた人でない限り、知識は何周もして安定して定着するものです。受験前に総復習することも踏まえて、参考書は適切に使いましょう!

・復習をしていない

確認テストのためだけに勉強している人にありがちなのがこのケースです。毎日こなしている課題は確認テストで8割を目指すためですが、つまり、志望校に合格するためですよね。そこを今一度しっかり意識して欲しいと思います。今回のテスト範囲が合格できたから終わりという意識ではなく、最終的な習熟度を考えて、また、受験までその出来をキープする思いで毎回の課題に取り組んで欲しいです!

・自分がどこが苦手か把握していない

例えば、古文単語や文法をろくに勉強せずに「古文が苦手だ」と嘆いている人は居ませんか?勉強をやりこんでいる人であれば、「古文の助動詞が苦手だ」など、自分が苦手な箇所がピンポイントで分かっています。自分が苦手な箇所を知ることは、具体的な対策をしていくうえで欠かせません。本気で勉強に取り組む前から苦手意識を持つよりも、自分の苦手を見つけるため、最終的には苦手を克服するためだと思って勉強に励んでください。

・倍率ばかりを気にしている

もちろん、志望校について検討する際に、倍率は一種の指標となります。しかしながら、倍率ばかりを気にしていても、落ちるかもしれない不安が募るだけです。それよりも、合格するために自分は何を伸ばしていくべきなのかに視野を向けてください。

最後に

みなさんは、成績が伸びる人・伸びない人、どちらのタイプでしたか?

伸びるタイプに当てはまった人は、現状維持、更なる向上を目指して頑張ってください!

伸びないタイプに当てはまった人は、改善の余地ありです。まだ軌道修正は可能ですから、今一度気を引き締めて受験勉強に取り組んでいきましょう!

 

あなたに合った勉強法を教えます!

無料受験相談に行ってみる