皆さんこんにちは！
武田塾東久留米校統括の井関です！
今回は選択科目である政経について紹介していきます。
夏休みが始まるこのくらいの時期に
日本史や世界史から政経へと選択を変えた、
または変えようと考えている受験生も多いかと思います！
政治経済について
文系の受験生が選択科目として選択するのが一番多いのは
日本史Bと世界史Bです。
そしてその次が政経ですね！
政経は名前の通り、日本の政治と経済についての教科です。
一言でいえば
政治→法律や憲法、政治制度について
経済→経済の歴史、財政について
となります。
入試問題ではこれらの知識だけではなく
この知識に基づいた時事問題も出題されます！
そして政経は日本史や世界史と違った
注意点や勉強法があるので順番に見ていきましょう！
政経選択のメリット
覚える量が少ない！
これは知っている人も多いかと思います！
覚える量が日本史と世界史に比べて
圧倒的に少ないのは一番のメリットです。
山川の用語集の収録語数を比べてみると、
政経→約3100語
日本史→約6600語
世界史→約5600語
となります。
日本史と比べると政経は半分以下ですね。。。！
馴染みのある用語も多い！
政経の用語には日常で耳にする、
また一般常識としてよく知られている用語も多く含まれます。
なので人によっては初見の共通テストレベルで
6割前後を取ることもあります。
それに対して日本史と世界史、特に世界史は初めて聞くような言葉がほとんどですよね。
政経選択の注意点
最初から政経を選択するのはもったいない！
政経は日本史と世界史のように
最初から選択するのはかなりもったいない！
と覚えておいてください。
後々に詳しく紹介しますが、
日本史と世界史は満点を狙える科目です。
それに対して政経は満点を取るのはかなり難易度が高いです。
高3の春ごろくらいなら
まだ政経を選択する時期ではないです。。。！
夏ごろに受験勉強を始める、
または日本史と世界史をやってみたけど自分には無理そう、
となった場合に政経を選択するのをお勧めします！
政経が使えない大学や学部も！
政経を選択する際には自分の志望校で
政経での受験が可能かどうか調べましょう。
難関大学になるほど
政経での受験ができない学部・学科が増えてきます。
特に文学部志望の場合、
MARCH以上となると受験できる大学がかなり絞られてしまいます。
文学部に進学したら学科によっては
日本史や世界史の知識が前提として授業が進むこともあります。
政経で受験可能な学部・学科は以下の記事を参考にしてください！
MARCH↓
日東駒専＋日東駒専レベルの大学↓
成成明学獨國武↓
また国公立志望の場合は共通テストで
「倫理、政治・経済」という科目が必要となります。
これは政経に比べてかなり量は増えます！
人によってかなり向き不向きが大きい！
そして政経は勉強すれば誰でも高得点が取れる日本史と世界史と違い、
向き不向きが大きい科目であることを
覚えておいてください。
量が少ないから誰でも逆転合格しやすいわけではない
ということです。
その理由として
①覚えたらすぐに得点を取れる科目ではない
②覚えるべき量は少ないが、
用語が長く見慣れないものも多い
③暗記ではなく理解が一番大切となる
→興味がないと勉強を続けていくのが難しい
といったことが挙げられます！
政経に興味がない人にとって
入試問題を解けるレベルに仕上げるのは
かなりハードルが高くなります。
逆に興味がある人はグングン伸びる科目なので
差が付きやすい科目とも言えます。
政経が向いている人
人により向き不向きが大きいと前述しましたが、
具体的にどんな人に政経が向いているのか紹介します。
①政治・経済（世の中のしくみ）に興味がある
→これはそのままですね！
日本史が好きで日本史を選択した、
というのと同じ原理です。
②高校受験などで公民が得意だった、ある程度は勉強した
→高校受験と大学受験では範囲が違いますが、
一つの基準になるかと思います。
また公民は政経のベースとなるので、
ある程度勉強していた人は他の人に比べて強いです！
③ニュースや新聞を見るのが好き
→日本史世界史は満点を狙える科目です。
反対に政経は時事問題が出題されるため
満点を取るのが非常に難しいと言われています。
時事問題は過去問での対策が困難なので、
普段からニュースなどを見ている人は
点数が取りやすいということです。
この3つに当てはまっていないけど、
政経選択にしようか迷っている。。。！という方もいるでしょう！
そんな人は
「畠山のスパっとわかる政治・経済爽快講義」
という参考書をとりあえず1週間読んでみましょう。
この参考書の使い方は後で詳しく紹介します！
読んでみていけそうな気がしたら政経を選択するのも一つの手です！
政経の勉強法・おすすめ参考書
勉強法
前述にもある通り、
覚えた瞬間に点数が取れる科目ではありません。
政経の勉強で一番大切なのは
仕組みを理解することです。
用語の区別、法律の細かい条件や
それに関係する事件などが頻出問題です。
またその場で初見のグラフの
読み取り問題なんかも出題されます。
なので少ない知識を応用する必要があります。
また用語の暗記に＋で周辺の文章も理解のために覚える必要があります。。。！
丸暗記だけでは高得点を取ることが難しい科目です。
用語集＜＜＜講義系の参考書
くらいの割合で勉強しましょう。
また過去問を解く際、古すぎるものは避けましょう。
5年も前のものになると時事問題など、
傾向がかなり異なっているのであまり対策にならないことも。。。
同じ学部のものを10年解くなら
他学部の問題で良いので最近の問題を解くようにしましょう。
おすすめ参考書
政経の参考書を選ぶ上で
一番大切なのが新しい参考書を選ぶことです。
歴史は変わらないので
日本史と世界史は多少前の参考書でも大丈夫ですが、
政経の場合は時事問題
さらに法律の改正等々毎年のように内容が変わります。
そこでおすすめなのが先ほども上がった
「畠山のスパっとわかる政治・経済爽快講義」です！
この参考書は政経の講義系参考書ですが、
極めることが出来れば、
かなり力をつけることができます。。。！
実際色々な参考書に手を出すより、
一冊を極める方が良いと言われています。
政経に関しては
この一冊で仕上げられるといっても過言ではないです！！！
畠山では実際の講義の口調を
そのまま収録しているのと、
板書の再現もされているので
かなり読みやすい＆自分の中でまとめやすいです。
政経でどの参考書を買えばいいか分からない受験生は
とりあえず畠山を購入すれば間違いないです！
また購入する際は必ず最新版かどうか確認してくださいね。
第六版が最新版です。
まとめ
選択科目である政経について紹介しました！
また日本史と世界史との違いも少し触れました。
政経→用語が少ないが丸暗記では乗り切れない
日本史と世界史→用語は多いが丸暗記でもなんとかなる
ことが分かりましたね！
政経はコスパが良い科目であるのは事実ですが、
楽そうだから！とか量が少ないから！
など安易な理由で選択するのは危険です。
政経を選択する場合は自分に政経が向いているのか、
行きたい学校は政経での受験は可能なのかなど
色々と調べてからにしましょう！
夏休みは武田塾東久留米校へ
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参考書学習で受験に挑み早稲田大学、上智大学にW合格
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武田塾東久留米校・田無校・ひばりが丘校統括。武田塾4期生。
偏差値３１から武田塾に高3の4月に入塾し、明治大学商学部に現役合格した。
明治大学入学後、独学でイギリスの国公立大学であるイースト・アングリア大学にも進学。
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TOEIC990点満点、英検一級、ケンブリッジ英検CPEに合格している実力派講師。
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