みなさんこんにちは!武田塾東久留米校です!
先日、東久留米校で
・独学で物理・化学を勉強する方法
・勉強に対する苦手意識をなくす方法
というご質問を工業高校に通われている高校1年生の方からいただきました。
そこで今回は、
・物理・化学の独学方法
・勉強に対する苦手意識をなくす方法
をお伝えします!!
前者は、
理系に進みたいけど文系クラスにいるという人、
一度は文系を選んだけど最近理系に進みたいと本気思ってきた人にも、
後者は多くの高校生・中学生にも響く部分だと思います。
ぜひ参考にしてくださいね!!
お悩みに対する回答
今回は、
基礎なしの「物理」と「化学」に絞ったお話をしていきます。
というのも、基礎のみの場合は、
高校2年生のうちから本当に少しずつ進めていけば、共通テストに十分に間に合いますし、
高校3年生であっても、夏休みから一気に進めれば何とかなる科目ですので。
〇物理の独学方法
物理は最初から「基礎」にくくらず、「分野」で考えて勉強を進めた方が効率的です。
独学となるとインプットをまずはしなければいけないので、
分野別に分かれている『漆畑晃の物理基礎・物理』シリーズや
『秘伝の物理』の講義シリーズの力学が入っているものから進めましょう。
その日の範囲を決めてインプットをしたら、問題集で演習をします。
『エッセンス』シリーズと『良問の風』の併用や、『秘伝の物理』問題集から入りましょう。
エッセンスと良問の風の併用であっても、秘伝の物理の問題集であっても、
1年・2年生から物理の勉強を始めるのであれば、1年間をかけてゆ~っくりやっても問題ありません。
発展レベルにあたる『名門の森』や『秘伝の物理High』を3年生のあたまから始められるというペースで進めることができれば、
10月ごろから志望校の過去問を演習し、12月~1月中旬まで共通テスト対策にガッツリと時間を使うこともできてきます。
物理は数学と勉強法が近しいところがあり、
まずは「公式の暗記」「解法のインプット」を行います。
その後、問題を「人に説明できる」ところまで、
解法を理解しながら解いていってください。
〇化学の独学方法
独学の場合の化学は、
化学基礎→理論化学→有機化学→無機化学の順番で進めるのがオススメです。
参考書は物理同様、インプットから始める必要があるので、
『宇宙一わかりやすい』シリーズを使いながら現象の仕組みを理解したり、計算問題の解き方をいれましょう。
そのあとに、『リードライトノート』シリーズを分野・範囲ごとに解いていきましょう。
リードライトノートは、
穴埋めパート・一問一答パート・問題集パート
に分かれているので、
前半2パートでインプットをおこない、そのまま問題集形式のアウトプットが可能です。
ここまで高校2年生のうちに終えていると、
高3に入ってから、
『福間の無機化学の講義』や『鎌田の理論(有機)化学の講義』のシリーズを使ってより理解の深さをつけつつ、
『重要問題集』をしっかりと解いていく時間が生まれます。
芝浦工大・東京理科大・早慶・国公立を志望する場合は、
重要問題集のB問題まで解いておきたいです。
10月中から、
過去問や共通テスト対策に入れると非常によいペースですね。
計算問題については、
物理同様「人に説明できるように」というのがゴールですが、
化学で特に意識するべき点は、
「単位を書いて計算する」ということです。
単位をつけて計算すると、
何を求めなければいけないかがわかりやすくなりますし、
計算ミスも減ります。
(化学は、かけるべきか割るべきかこんがらがることが多いので。)
無機・有機の暗記系の部分は、
穴埋め・一問一答形式の暗記を進めるのが第一ですが、
そのあとの問題演習でもしっかりとアウトプットすることを意識しましょう。
受験で大切なのは、
知識をただ知っているだけではなく、使えるようにしておくことです。
そのためにも、
問題形式の演習とその復習がとても大切です。
紛らわしく感じた範囲や自分がよく間違える範囲は、
ノートなどにまとめておくとよいでしょう。
〇苦手意識をなくす方法
苦手意識をなくすには、「わかる」と「できる」という感覚をつかむのが大切です。
何事もできると楽しくなるものですし、できないとつまらないものです。
なのでまずは、
自分がどの程度、中学校の内容が入っているかを知ってほしいです。
特に英語・数学は、
中学校の範囲がわからないと高校の内容もわからなくなり、
わからないからおもしろくない、苦手だ、
という意識に陥りやすいです。
中学の内容に自信がないということでしたら、必ず中学レベルの復習から入ることをオススメします。
そこで「わかる」「できる」という感覚をつかむと、少しずつ勉強の楽しい部分が見いだせると思います。
また、「行きたい大学に行くために今やるしかない」という意識も大切です。
たとえ勉強全体への苦手意識がなくなったとしても、各科目・各分野に対する苦手意識は消えないかもしれません。
自分の目標のためには「やるしかないんだ」という気持ちも大切になってきます。
志望校ややりたいことを今のうちから明確に・強くもっていると、苦しいときも心のよりどころができます。
今回のご質問のまとめ
今回は、物理と化学の独学の方法、
そして、勉強が苦手な人の対策についてお話してきました。
上ではお話しませんでしたが、一週間の使い方もポイントがあり、
最後の2日間は復習日にあてることをオススメします。
また、ひとつ参考書・問題集が終わったら必ず2周目をしていきましょう。
それによって、「やったものを着実に身についける」ということが進みます。
この勉強法はほかの科目・分野でも使えるので、ぜひ活用してみてください!
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武田塾東久留米校教務。
参考書学習で受験に挑み早稲田大学、上智大学にW合格
センター試験と一般受験の必勝法をそれぞれ独自に編み出し、
当時のセンター試験得点率93%(日本史、古文、漢文満点)
武田塾チャンネルを参考に勉強をしていたから、武田塾の知識も全国で見てもトップレベル!
武田塾東久留米校・田無校・ひばりが丘校統括。武田塾4期生。
偏差値31から武田塾に高3の4月に入塾し、明治大学商学部に現役合格した。
明治大学入学後、独学でイギリスの国公立大学であるイースト・アングリア大学にも進学。
まさに武田塾のレジェンド。
TOEIC990点満点、英検一級、ケンブリッジ英検CPEに合格している実力派講師。
緻密に計算された受験計画に抜け漏れなどない。
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