どうも、みなさんこんにちは!
武田塾東久留米校で
統括をしている
井関と申します!
★この記事を書いている井関のプロフィール★
英検®︎1級 合格3回
TOEIC®︎ 990点取得
『Be動詞もわからなかった私が数年でTOEIC満点をとった 英語独学法』著
塾歴:6年以上
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武田塾のイメージについて、
「武田塾って高校受験に対応しているのですか?」
「中学生の受け入れってしているんですか?」
といったお声をいただきます。
たしかに、
武田塾に入塾される方の多くは
大学受験の対策のための高校生・既卒生です。
ですが!!
東久留米校ではもちろん、
中学生も受け入れております!!
高校受験対策はもちろんのこと、
内申点をとるための定期テスト対策も行っております。
ということで今回は、
都立高校の入試形式について簡潔にまとめてみました!
「そもそも高校入試についてぜんぜん知らない!」
「都立入試ってどんな仕組みだったっけ?」
という方は、
ぜひこの記事で確認していってくださいね!
動画で知りたいという方はこちらから!!
都立入試の概要
都立入試の種類
東京都立高等学校入学者選抜(以下、都立入試)には
・学力検査による選抜を行う「一般入試」
・個人面接や集団討論+作文・小論文・実技などを課して選抜を行う「推薦入試」
の2種類があります。
例年、
都立高校の推薦入試は1月末、一般入試は2月末に行われます。
調査書点(内申点)が必須!
一般入試、推薦入試ともに、
当日検査の結果だけでなく、
調査書点(内申点)も加味した総合得点によって
合否が判断されます。
都立高校の併願について
都立高校は他の都立高校と併願できません。
ですので、
たとえ都立高校が第一希望だとしても、
基本的には私立高校も併願受験することをオススメします。
一般入試について
学力検査と調査書点の配点
学力検査の得点:調査書点=7:3
の配点比率になります。
試験得点700点・調査書点(内申点)300点の1000点満点です。
調査書点は3年生のもの(2学期まで)が用いられます。
(都立高校入試の場合は、1年生・2年生のものは使用されない!!)
入試問題について(学力検査)
方式
都立高校の学力検査(入試問題)は、
基本的にはすべての都立高校がマークシート方式の共通問題を利用します。
ただし、
以下のパターンと高校では独自の問題も用いています。
パターン1
英・数・国がそれぞれの自作問題 / 理・社は共通問題
日比谷・西・国立・戸山・青山・立川・八王子東・新宿・墨田川・国分寺
パターン2
英・数・国がグループ作成問題 / 理・社は共通問題
白鷗、両国、富士、大泉、武蔵
パターン3
英語が自作問題 / 数・国・理・社は共通問題
国際高校
科目
科目は、主要5科目と呼ばれる
英語・国語・数学・社会・理科
です。
点数換算は、
700(満点)*(学力検査素点)/500(学力検査素点の満点)
となります。
たとえば、
英・国・数・社・理の学力検査の合計点が350点の場合、
700*350/500=490点
が学力検査の点数となります。
調査書点(内申点)について
調査書素点
内申点とも呼ばれる調査書点は、
主要5科目と実技4科目の配点が異なることが注意点です。
主要5教科(英語・数学・国語・理科・社会)の点数(評定)はそのまま利用されるのに対し、
実技4教科(体育・音楽・美術・技術or家庭科)は評定を2倍したものが得点となります。
つまり、
実技4教科は主要5教科の倍の比率となっているのです。
調査書の素点の満点は、
5*5+(4*5)*2=65点満点
となります。
たとえば、
主要5科目がオール4、実技がオール3のAさんの調査書素点は、
5*4+(4*3)*2=44点
主要5科目がオール3、実技がオール4のBさんの調査書素点は、
5*3+(4*4)*2=47点
となります。
調査書点
入試の際に利用される点数は、
素点を300点満点に換算したものになります。
ですので調査書点は
300(満点)*(調査書素点)/65点(調査書素点の満点)
の計算で算出されます。
上記のAさん(素点44点)の場合、
300*44/65=203点
Bさん(素点47点)の場合、
300*47/65=217点
となります。
こう見ると、
上位校を狙う場合は実技も落とせないことがわかります。
また、
実技科目の調査書点が1上がると約10点分の得点が上がる計算となります。
小さいようでこの10点は意外と大きいですからね…!
都立高校を狙う場合の勉強方針について
最後に、都立高校を狙う方へ伝えておきたい、
中学3年間の勉強方針をお話していきます。
1年生・2年生
まず、1,2年生の間ですが、、
3年生でとれればいいでしょ!
、、なんて甘い考えは捨ててくださいね…!!
たしかに1・2年生の成績は直接入試に関係しませんが、
1・2年生の内容がわかっていないと、
3年生の勉強はおそらくわからなくなります。
特に、英語と数学ですね。
1・2年生で進める基礎が抜けている状態の生徒さんが、
3年生で習う範囲がわからないというのは、
残念ながらよくある話です。
1・2年生のうちから、
最低限、学校の課題を提出すること、
そして、
定期試験勉強をしっかりとしておくことを強くオススメします。
1年、あるいは2年先の高校入試のイメージを持てという方が、
正直、無理な話だと思います。
だからこそ、
とにかく目の前の学校の勉強にしっかりとついていくことを
第一優先で考えましょう。
そうすれば、
自ずと各科目の基礎力はついていくはずです。
3年生
1・2年生の間サボってしまっていた。。という方
まず、
1,2年生でサボってしまっていた、、
という人は、
春休みや1学期の中間試験までの期間を利用して、
1・2年生の総復習を一気に進めましょう。
上述したように、
3年生の内容がわからないという人は、
1・2年生の内容がわかっていない可能性が非常に高いです。
そんな中で焦って3年生の内容を必死にやっても、
ただうまくいかないイライラだけがつのってしまい、
最悪、勉強が嫌になってしまうかもしれません。。
なので、
焦りながらもやることはコツコツとかつスピーディーに、
1・2年生の総復習を、
英語と数学だけでもしてから
3年生の内容に入っていきましょう。
要求が多いかもしれませんが、、
中3で逆転合格をつかむには、それくらい頑張らないといけないということなのです…!!
そして、
これを読んでいる1・2年生の方々は、、
こうならないよう、学校の勉強だけでもしっかりとついていきましょうね!!
3年生に上がったら
そして、いよいよ3年生に上がったら、
1学期までは定期テストの勉強を第一優先で進めましょう。
調査書点に関係するというのが一番ですが、
定期テストの勉強はそのまま都立試験の共通問題に立ち向かうための基礎にもなります。
科目の重要度は、英語・数学が最優先です。
完成に時間がかかる2科目ですからね。
余裕があったら国語を入れて、
理科・社会は夏休みに入ってから本格的に受験に向けての勉強を始めましょう。
そして、
10月~11月で本格的に入試問題対策を入れていく、
というのが、理想的な計画です。
都立高校の入試について まとめ
ということで、
今回は中学生に向けて都立高校の一般入試の
制度と対策についてまとめてきました。
1・2年生の成績が利用されないからといって、油断はいけません。
学力試験がある主要5科目のみならず、
実技試験も大切な都立入試。
日頃の小さな積み重ねこそが、
3年生に大きな結果を残すことにつながる
ということも忘れずに、
中学生の生活を楽しんでいきましょう!
そして3年生は、
どんなに焦っていても
基礎を入れることを忘れることなく、
勉強を進めてください。
「ゆっくり焦る」
この意識をもって高校受験に向けてすごしてみてください。
とは言っても、、
何すればいいかわからないよ。。。
という方は、
ぜひ下の「LINEで相談」、あるいは「受験相談」を活用してみてください!!
わからないまま進むより、
少しでも先が晴れた状態で進む方が
絶対にこの先の期間を有意義に過ごすことができますからね!
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武田塾東久留米校教務。
参考書学習で受験に挑み早稲田大学、上智大学にW合格
センター試験と一般受験の必勝法をそれぞれ独自に編み出し、
当時のセンター試験得点率93%(日本史、古文、漢文満点)
武田塾チャンネルを参考に勉強をしていたから、武田塾の知識も全国で見てもトップレベル!
武田塾東久留米校・田無校・ひばりが丘校統括。武田塾4期生。
偏差値31から武田塾に高3の4月に入塾し、明治大学商学部に現役合格した。
明治大学入学後、独学でイギリスの国公立大学であるイースト・アングリア大学にも進学。
まさに武田塾のレジェンド。
TOEIC990点満点、英検一級、ケンブリッジ英検CPEに合格している実力派講師。
緻密に計算された受験計画に抜け漏れなどない。
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