受験相談の声

【進路相談】歯科医師と歯科衛生士って何が違うの?進学先について!

歯科医師と歯科衛生士

みなさんこんにちは!武田塾東久留米校統括の井関です。

 

今回の記事では、以前受験相談でお話があった

歯科医師と歯科衛生士の違い

をまとめました!

 

名前が似ている職業ですが、実際の中身は違いがたくさんあるのをご存じですか?

もちろん、仕事内容が違うので資格形態も違いますし、選ぶべき大学など、進学先の選択も変わってきます。

 

何が違ってどこに注意すべきなのか、

そして、選ぶべき進路はどうなるのか。

 

進路相談にもつながるお話をしてきますよ!!

 

 

歯科医師と歯科衛生士の共通点

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違いをお話しする前に、まずは歯科医師と歯科衛生士の共通点をお話してきます。

 

①どちらも「歯」や「口腔」にのみ関わる仕事である

こちらは言わずもがな、かもしれませんが、、

歯科医師も歯科衛生士も、「医師」や「看護師」とは異なり「内科」や「小児科」などの分野に分かれることはありません。

 

良くいえば、「歯科医師と歯科衛生士は"必ず"歯や口腔の治療に携わることができる」ですが、

悪くいえば、「歯科医師と歯科衛生士は歯や口腔の治療に"しか"携わることができない」

とも言えてしまいます。

 

進路を決める際は、

「自分が本当にしたいこと」

をほかの道に進もうと考えている人以上に考える必要がありそうですね

 

②どちらも国家試験を必要とする

歯科医師と歯科衛生士の共通点として一番大きい点が、どちらも国家試験を必要とすることです。

資格を一度取ってしまえば、産休・育休などで一度離職したとしても働き先を再び見つけやすいというのは、

歯科医師のみならず歯科衛生士のメリットになります。

 

 

歯科医師と歯科衛生士のちがい

では今回の本題、歯科医師と歯科衛生士の違をお話していきます!

 

①国家試験を受けるために必要な年数が異なる

まず、歯科医師になるために必要なのは歯科医師資格(免許)になります。

こちらは取得のために6年間、歯科大学や歯学部で必要なカリキュラムを修め、さらに1年以上の臨床研修を受ける必要があります

 

対して歯科衛生士は、

大学や専門学校、短期大学などの歯科衛生士養成機関にて3年以上の修業によって国家試験を受験することが可能です。

 

歯科医師になるには最短でも6年+1年

なのに対し、

歯科衛生士は最短3年

という違いがあり、学べる環境も歯科医師の方がより限られています

 

②仕事内容が異なる

名前が違うから当然だろ!とは思いますが、

仕事内容も歯科医師と歯科衛生士の違いです。

 

仕事内容の最大の違い

歯科医師と歯科衛生士の仕事の最大の違いは、

歯科医師は歯を削ることができるが

歯科衛生士は歯を削ることができない

という点です。

 

歯科衛生士が行う業務は、基本的に歯科医師のサポート。

歯科医師が歯を削っている際にバキュームで唾液などを吸ったり、治療に使うセメントを練ったりすることがメインのお仕事となります。

 

ですので、歯科医師の仕事である「歯科治療」を、歯科衛生士は行うことができません

 

【歯科医師の仕事】

歯科医師の仕事は、一般的に「歯医者さん」をイメージした際にでてくる作業になります。

 

歯の2大疾患と呼ばれる虫歯や歯周病に関する治療はもちろんのこと、

入れ歯や差し歯の制作と装着、歯列の矯正や抜歯、ホワイトニングやインプラント手術など、

歯や口腔に関わる治療・美化作業を担当します。

 

歯科衛生士や歯科技工士にできることは、基本的には歯科医師も行うことが可能です

 

【歯科衛生士の仕事】

上述したとおり、歯科衛生士の主な仕事は歯科医師のサポートになります。

ただ、歯科衛生士がメインとなって行うお仕事もあります。

それが、

ブラッシング指導やクリーニング(PMTC)、歯石除去(SRP)やフッ化物塗布といった、虫歯予防や口腔健康のための処置です。

 

こうした仕事は歯科医師でもできますが、歯科衛生士も行うことが可能なためメインとなって受けもつことが多いそうですよ!

 

また、近年需要が高まっているホワイトニング治療も、歯科衛生士が可能な業務です。

ホワイトニング治療に特化したクリニックもではじめていますので、少しずつ歯科衛生士の活躍の場が広まっているといえますね!

 

 

歯科医師と歯科衛生士の進学先

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では最後に、歯科医師と歯科衛生士をそれぞれ目指すにあたって、高校卒業後に進まなければならない進路をご紹介します。

 

ちなみに、武田塾では医療系の大学についても教務スタッフが日々研究に励んでいます!

具体的に今からどうやって勉強していったら良いかで悩んでいる方は是非、お近くの武田塾へ無料受験相談を受けに行ってみてください。

 

歯科医師を目指す場合

歯科医師を目指す場合は、6年制の歯学大学、あるいは歯学部がある大学に進学する必要があります。

国立大学が11校、公立大学が1校、私立大学が17校の計29大学で、歯科医師免許のための過程を経ることができます。

 

ただでさえ学費がかさむ歯学部ですから、基本は国公立を目指すことになるのではないでしょうか?

その場合、共通テストで最低でも80%以上を要する偏差値65前後の国立大学が多いですが、

地方国立大学であれば偏差値55前後でも目指せるため、医学部に比べると難易度はさがります。

 

また、私大でもよいという場合であれば、偏差値50~40でも合格できる大学も存在します

「私立歯科御三家」として有名な日本歯科大学・日本大学・東京歯科でも偏差値55程度です。

 

歯学部を目指す場合、まずは

「国公立でなければ進学できないのか」

それとも、

「私大でも進学できるのか」

をハッキリ決めることが非常に重要でしょう。

 

歯科衛生士を目指す場合

歯科衛生士を目指す場合は、

医療・福祉系の専門学校3年制の短期大学4年制の大学の歯科衛生系や口腔健康系に進む進路となります。

 

歯科衛生士の進路については非常に多くの選択肢があるので、

どこから通うか、立地はどこか、学費はどれくらいに抑えたいか、受験候補の学校の国家試験の合格率はどれくらいか、

など、自分が特に重要視する点から選びやすい印象です

 

 

歯科医師と歯科衛生士の違い まとめ

今回は、歯科医師と歯科衛生士の違い、さらには進学先の違いをご紹介してきました!

 

今回はご紹介しませんでしたが、

「歯医者」といわれて連想される「歯」や「口腔」の健康にかかわるお仕事としては、

歯科医師と歯科衛生士以外にも、歯科技工士や歯科助士も存在します。

 

歯科技工士は歯科衛生士と同様、国家試験が必要な仕事です。

 

ちょっとした名前の違いでも仕事内容が異なり、それに伴って進学するべき道も変わってきます。

 

一口に「歯」や「口腔」といっても、具体的に自分はどんなことをしたいのか、どこまでを目指すのかを明確化して、進路を決めてみてくださいね!

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武田塾東久留米校教務。

参考書学習で受験に挑み早稲田大学、上智大学にW合格

センター試験と一般受験の必勝法をそれぞれ独自に編み出し、

当時のセンター試験得点率93%(日本史、古文、漢文満点)

武田塾チャンネルを参考に勉強をしていたから、武田塾の知識も全国で見てもトップレベル!

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武田塾東久留米校・田無校・ひばりが丘校統括。武田塾4期生。

偏差値31から武田塾に高3の4月に入塾し、明治大学商学部に現役合格した。

明治大学入学後、独学でイギリスの国公立大学であるイースト・アングリア大学にも進学。

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TOEIC990点満点、英検一級、ケンブリッジ英検CPEに合格している実力派講師。

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