こんにちは!
高山駅から徒歩3分武田塾飛騨高山校です。
本日は理科の基礎科目の特徴と科目選択の仕方を紹介していきます。
またオススメの参考書の紹介をします。
共通テストの理科基礎の選び方
物理基礎
物理基礎は公式や法則を覚える数学に近い勉強法が有効です。
暗記量は少ないので覚えるのが苦手な生徒にはオススメです。
数学が得意であれば比較的やりやすいでしょう!
しかし理解するのが難しいので参考書や授業の内容がピンとこない人は苦戦するかもしれません…
そういう人は別の科目を選しましょう!
合う・合わないが一番はっきりする科目でもあります。
化学基礎
暗記と計算の割合が半分ずつの科目になります。
また比較的理科基礎の中では量の少ない科目です。
理系の化学はやることが多いですが化学基礎は少なめです。
苦手意識がなければ負担も少なく誰でも行けます!
生物基礎
理科基礎の中で暗記量が一番多いです。
気を付けてほしいのが実験考察問題で
所見の資料と生物で学んだ知識を結びつけるその場対応力が必要です。
共通テスト・センター試験の過去問をしっかりと解いておく必要があります。
地学基礎
暗記7割、計算3割の科目になります。
暗記量は少なめです。
地学基礎は独学でもいける科目になります。
ただ宇宙の分野は難易度はやや高いので注意が必要です。
今回のまとめ
数学が得意なら物理基礎!
勉強量が少なめなら化学基礎!
暗記が得意でその場の対応力があるなら生物基礎!
独学で行ける地学基礎!
自分に合った科目を選択しましょう!!
オススメ参考書、初めからていねいシリーズの紹介!
こういったシリーズの注意点は全科目が同じレベルではないということです。
それぞれの科目で基礎として重視している部分が違います!
ではどの部分を重視しているのか説明していきます↓
物理基礎
参考書「橋元の物理基礎をはじめからていねいに」
「物理はイメージでゼロからわかる」を大事にして説明している参考書になります。
良い点は豊富な図やイラストで分かりやすい物理を視覚的にイメージできる一冊です!
物理は計算や暗記だけではなく
本質的な部分はイメージでとらえることが大事だと説明しています。
物理が全くできない初学者にも使えるし
物理が一通り終わっている人が基礎を確認するのにも使えます!
内容は説明と図が中心になっており問題の難易度はそれほど高くないです。
問題が多いわけではないので終了後は別の参考書を使う必要があります。
「橋元の物理基礎をはじめからていねいに」を終えたら、、
「セミナー物理基礎+物理」「リードlightノート物理基礎」「物理のエッセンス」
につなげていくのがスムーズです。
物理基礎をゼロからやる人にはもってこいの参考書で
不安なテーマだけ読んでも使いやすい参考書です!
☆橋元の物理基礎をはじめからていねいにのまとめ☆
物理が苦手な人でもイメージで分かりやすく理解できます。
初学者や本当に理解しているか確認したい人にオススメの参考書です。
化学基礎
参考書「鎌田の化学基礎をはじめからていねいに」
化学が苦手な人が1冊目にやるのに非常に使いやすい参考書になります。
この参考書で化学の一通りの基礎知識が理解できます。
問題演習は多くはなく説明もシンプルなので挫折しにくいです。
共通テスト向けの講義本は出題範囲を網羅して問題演習をする構成で
問題演習で使っている話は難しくテーマも多いです…
この参考書はいきなり高いレベルからは厳しい人や定期テスト対策に使いたい人にはオススメです。
基礎を確認する為の問題が中心で読む作業がメインの参考書になります。
数ある科学の参考書の中でも比較的挫折率が低く始めやすいです。
第1章はしっかり読んで概要を理解し、
第2章以降で覚える作業をしつつ本格的にが学習していくという流れです。
「鎌田の化学基礎をはじめからていねいに」を終えたら、、
「リードlightノート化学基礎」「セミナー化学基礎+化学」「化学基礎問題精講(化学の範囲)」
につなげていくのがスムーズです。
☆鎌田の化学基礎をはじめからていねいにのまとめ☆
本書+問題集+共通テスト対策の問題集の組み合わせで使うとよいです。
化学が苦手な人や1冊目にやる非常に使いやすい参考書になります。
生物基礎
参考書「田部の生物基礎をはじめからていねいに」
この本で基礎を終らせることができます!
物理基礎、化学基礎が苦手な人が挫折しないように作られていますが、
この本は基礎から丁寧に仕上げていけるのですぐに共通テスト対策に入れます!
各テーマの用語がそのまま覚えられること、
各テーマの最後は確認テストがついてきていることがポイントです。
3部構成になっていてすべてにチェックリストがついているのが良い点です。
チェックリストを口頭で説明できるかが最終試験になります。
☆田部の生物基礎をはじめからていねいに☆
点を取りたい人、苦手な人のどちらにも使いやすい参考書です。
基礎から丁寧に仕上げられるのですぐ共通テスト対策に入れます!
地学基礎
参考書「青木の地学基礎をはじめからていねいに」
地学基礎は講義系の参考書が少ないので貴重な一冊です。
特徴として2次試験レベルの知識が入っていて基礎から幅広く扱っています。
ひとつのテーマごとに確認テストがあり、
複数のテーマにチェックリストがついています。
チェックポイントの量は多めで
全部説明出来れば基礎は完璧にできます。
生物基礎と同様に初学者が挫折しないようにというより
これ一冊で基礎が仕上がるような構成になっています。
読む部分が多く、授業を受けたことがない人でも
理解できるような構成になっており分かりやすいです。
地学基礎は授業を取ってない人も
一から勉強する人にもオススメです。
本書の使い方
①一通り目を通して赤字も覚えます。
②確認テストでチェックポイントで完全に理解します。
③終わったら問題演習や共通テスト対策を行います。
確認テストで本当に理解しているかをチェックし
本書の読み直しや資料集で補足と確認をします。
☆青木の地学基礎をはじめからていねいにのまとめ☆
ゼロから始めて基礎を一通り仕上げられる講義系参考書です。
チェックポイントを上手く使って内容を完全に理解しましょう。
受験や勉強法にお困りの方はぜひ武田塾飛騨高山校の受験相談にお越しください!