こんにちは！
武田塾ひばりケ丘校です。
今回は、防衛大学校の入試問題(一般採用試験) 化学について分析していきたいと思います！
そもそも防衛大ってどんな大学？という方はこちらへ
防衛大の化学・難易度
防衛大の化学は大問1から大問4まで90分の全問マークセンス方式です！
出題範囲は「化学基礎・化学」からで、様々な単元から幅広く出題されています。
問題の難易度はほとんどが標準レベルではあるが、よく練られた問題が多いという印象です！
少し難しい問題も基礎的学力があれば十分に対応できるので、
着実に学習すれば高得点も狙えると思います！
防衛大の化学・出題傾向
防衛大学校の一般採用試験の化学は
理論化学からの出題が最も多く、次に多いのは有機化学です。
無機化学は理論化学と絡めて出題されることが多いです。
採用試験においては
化学の基本的な考え方が重要視されていて
原理・法則の理解度と応用力を試す問題が多い
といった印象です！
出題内容の大部分は基本問題からの出題であるが
たまに教科書に記載されていない
やや高度な問題が出題されることがあります。
合格を目指すのであれば
苦手な分野を作らないことが大事です！
過去問演習の際は
どんな問題でも解けるようにしましょう！
防衛大の化学・対策・まとめ
では、実際にどのようにして、防衛大・化学の対策をすればよいのでしょうか？
対策① 教科書中心に原理・法則を基本からマスターする！！
基本問題からの出題が多いので、
教科書を中心として原理・法則を基本からマスターすることが対策の出発点です！
教科書の本文にプラスして、図録なども併用して、
実験・グラフ・写真・脚注・化学史など、
学習漏れがないように隅々まで目を通して。
特に弱点部分を丁寧に学習しましょう！
対策② 理論化学のカギは計算問題！！
理論化学は最も出題頻度が高い分野であるので、ここを重点的に学習するのが
効率の良い防衛大の化学の対策だと言えると思います！
計算問題については、教科書だけでは演習量が足りないので、化学計算問題の解き方の参考書または問題集を使って多くの問題を解くようにしましょう！
特に、
電気分解における量的関係
酸化還元滴定
弱酸の電離平衡
混合気体の全圧と分圧
は要チェック！！
対策③ 有機化学は物質名と構造式を覚えるのが先決！
理論に次いで出題量の多い有機化学ですが、
有機化学は暗記しなければならない物質名と構造式が多いです！
多くの構造式を短時間でを覚えるのにはさすがに無理がありますよね
ですので、反応式と構造式を一緒にノートに書きながら少しずつ着実に覚えていくのが良いでしょう！
また、官能基の性質・反応を系統立てて理解することが重要であり
有機化合物の構造決定は十分に演習しておきましょう！
対策④ 無機化学は化学反応式が良く出題される！
無機化学は理論と絡めて出題されることが多いです。
また、過去には連続して周期表に基づく出題が見られたことがあります！
周期表は無機化学の原点となる、重要な表であり、元素の性質は周期表をもとに理解するとよいでしょう！
ほかには、錯イオン・両性元素・陽イオンの沈殿・気体発生法・実験法などが頻出ですので要注意！
また、工業的製法にも注意をしておきたいところ！
化学反応式を核問題が良く出題されているので、教科書に載っている反応は書けるようにしておきましょう！
対策⑤ 過去問演習を積んで問題に慣れよう！！
教科書レベルの原理・法則の暗記・理解が完璧になったら、
防衛大の化学の過去問をさっそく解いてみましょう！
過去問演習の初めは点数を気にしなくてOK！
初めての過去問演習では、全然解けないことも珍しくありません。
復習と対策を積み重ね、最終的に合格点が取れさえすれば
それでいいと思います！
大切なのはなんでその問題が解けなかったのか、その原因を分析すること！
原因がわかれば、あとはどうやったらそこを克服するかを考えるだけ！
できる問題を着実に増やし、合格点まで駆け上がりましょう！
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