こんにちは!
武田塾ひばりヶ丘校です!
今回は京都大学(文系)の入試対策について紹介していきたいと思います!
英語、数学、国語、日本史、世界史の近年の入試問題の出題形式、頻出分野、攻略法について詳しく紹介するので、
京都大学を志望する皆さんの参考になれば幸いです!
英文解釈が命!の英語
まずは英語です!
京大英語は多くの論述問題が出題されています。
問題は英文和訳問題、和文英訳問題、説明問題、英作文から構成され、正確な英文解釈が出来る力と簡潔に言い換える要約力が求められます。
それでは見ていきましょう!
出題形式
試験時間は120分で4つの大問から構成されています。
第1問・第2問が50点ずつ、第3問・第4問が25点ずつの計150点満点となっています。
第1問・第2問は文章読解、第3問は和文英訳、第4問は自由英作文がそれぞれ出題されます。
時間の割には問題量が多すぎないというのが特徴です。
文章読解の対策
第1問と第2問では長文読解の問題が出題されます。
文章読解では、具体例の提示や語句の説明、下線部和訳などが全て記述形式で求められます。
これらは文章の内容が理解出来ないと解答欄を埋めることすら出来ません!
つまり、正確に英文解釈出来る力が求められるということです!
アカデミックで難解な文章が出題されることが京大英語の特徴ですので、普段からこのような文章を読み慣れていることが大切です。
ここで必要となってくるのは、「ポレポレ英文読解プロセス50」、「英文読解の透視図」などの英文解釈を極める参考書です!
・「ポレポレ英文読解プロセス50」
・「英文読解の透視図」
これらの参考書は様々な大学の入試問題から実際に出題された英文を抜粋し、S.V.Oなどの記号を書いて文構造を分かりやすく説明してくれています。
ただし、とても難易度が高いです。。
「肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本」などを完璧にしている方もしくは、現状英語に相当得意意識を持っている方におすすめします!
・「肘井の読解のための英文法が面白いほどわかる本」
それくらい、京大英語を解くうえで求められる英文解釈のレベルが高いということです!
英作文の対策
次に英作文について見ていきましょう。
英作文には大きく分けて、和文英訳・自由英作文の二つがあります。
前者については、長めの日本語の文章が与えられ、それを全文英語に訳していくというものです。
では、2022年に実際に京都大学の英語で出題された和文英訳の文章を見てみましょう。
「数ある旅の楽しみのなかで、車窓からの眺めというのもまた捨てがたい。そこに美しい自然が広がっていれば、ただただ目の保養になる。でも、ありふれた田舎や街並みを眺めているのも悪くない。そこに見かける、きっとこの先出会うこともなさそうな人々は、みなそれぞれにその人なりの喜びや悲しみとともに暮らしている。そう思うと、自分の悩み事もどこか遠くに、心がふっと軽くなる気がするのだ。」(2022年京都大学入試問題より)
どうでしょうか??これを訳すの??「目の保養」を英訳する?保養なんて英単語知らない!となった方多いと思います。京大や東大ではこのような、本から抜粋された、英訳するのが難しそうな文章が毎年出題されています。
これをどのように対策すれば良いのでしょうか。「目の保養」、どう訳しますか?
一緒に考えてみましょう。「保養」という意味の英単語、知っていますか?普通の受験生ならまず知りませんよね?知っている方がいれば本当にすごいです。
ではどうすればいいのか?それは、言い換えです!
目の保養とはどういう意味でしょうか?小さい子でも分かるように嚙み砕いて日本語で説明してみてください。
目の保養:美しいものや綺麗なものを見て楽しむこと。多くは美しい風景や美しい女性を見て楽しむことを指す。(実用日本語表現辞典による)
どうでしょうか?これなら英訳出来るような気がしませんか?「楽しむ」という英単語は中学校で習う「enjoy」で置き換えることが可能ですよね?
つまり、目の保養の部分については、「You can enjoy yourself by just looking at the beautiful nature.(東進過去問データベース解答より)」というように英訳することが出来ますね!
以上のように訳してみましたが、これ難しいですよね!初見で出来る人なんてほとんどいないと思います!過去問を解いていくことで言い換えの練習をしていくしかありません!
今回は「目の保養」という言葉を扱いましたが、これは日常生活で比較的なじみのある言葉であるように思われます。
以前東京大学の和文英訳で出題された日本語の文章の中には、「まゆつばもの」という言葉もありました。(2020年)
「まゆつばもの」という日本語、日常生活でなかなか使いませんよね?他の言葉で噛み砕いて言い換えることすら難しかったという受験生も多かったかもしれません。
言い換えも出来ないようであれば英訳することも難しくなってきます。そのため、多くの語彙を知っている必要もあります。では、どうするか?
「現代文キーワード読解」といった参考書が大事になってきます。英語なのに現代文?と思うかもしれません。ですが、全ての基本は日本語です。日本語は母国語だし、知っていて当たり前というように侮るのはやめましょう。
上に示した思考が出来てしっかり訳すことが出来たのであれば、他の受験生とかなり差をつけることが出来ます。英作文は特に差が開きやすい問題形式です!
英訳する文章にもこのように難解な語句が出てくることがあります。しかし、普段から本が好きでよく読書するような人からすれば当たり前に知っている語句である可能性もあります。
そのような人たちに負けないためにも、普段から活字を読み、語彙力をつけていくことを大事にすることが大事になってきます。しかし、忙しい受験生にとって読書をしている暇などないかもしれません!
このような場合は、現代文の文章を読む時に知らない語句が登場したらその都度辞書で調べるようにするなどの取り組みをした方がいいかもしれませんね。
これは、現代文対策にも繋がります。
また、英作文は現代文の論述問題同様、自分で採点するのは非常に困難です。
演習を行ったら、信頼出来る身近な先生に添削してもらうようにしましょう!
また、英作文を書くうえで重要になってくるのが、出来るだけ簡単な英語で記述するということです!
出来るだけ簡単な英語を使って書くことでミスを減らしましょう。
他にも京大の英作文の問題を見たいと思ったら、京都大学の公式サイトで過去で2年分掲載されているので見てみてください!
↓↓↓
https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/admissions/undergrad/past-eq
やはり、最も大切なのは過去問分析です。25年分の過去問をまとめた本もあるので、出来るだけ多く解きましょう!
・「京大の英語25カ年」
英語まとめ
京大英語は、難解でアカデミックな文章を読み、正確な英文解釈が出来る力や要約力、適切な言い換えが出来る力が求められています。
これらはどれも一朝一夕で身につく力ではなく、京大英語の過去問や類題を何回も解いて慣れていくことによって段々と出来るようになっていくものです。
1回1回の過去問演習を大事にし、京大英語を深く分析することが最も大切です!
要約力が求められる国語
次に国語を見ていきましょう!
国語についても英語と同様に全てが論述問題で構成されており、難解な文章への対応力が必要となってきます。
出題形式
試験時間は120分で3つの大問から構成されています。
配点は各大問50点ずつの計150点満点となっています。
第1問・第2問が現代文、第3問が古文といった出題形式であり、古文では漢文との融合問題が出ることもあります。
現代文の対策
第1問・第2問では現代文が出題されます。
ジャンルとしては、評論・随筆・エッセイ・小説が挙げられます。
特に随筆・エッセイ・小説については京大独特の問題なので、過去問が大事になってきます。
評論文の文章の難易度もとても高いです。読むだけで苦労してしまいそうですが、読み取った内容を自分なりの言葉で圧縮してまとめる力が求められています。
出題されている問題の形式は、例えば、
・傍線部(1)とはどういうことか。
・傍線部(2)と筆者が考えるのはなぜか。
といったものです!シンプルな問題で端的に記述することが要求されます。
京大国語は解答欄が大きいということが特徴でもありますが、解答根拠となる文章の箇所をそのまま写すだけでは、採点官に冗長だという印象を与える可能性もありますし、大きいからといって解答スペースに入り切らないということもありえます。つまり要約力が重要だということが言えますので、現代文の問題を解いた後などに自分なりの言葉で文章全体の要約をしてみることが効果的でしょう。特に国語の論述や自分で要約してみた文章は自力で採点することは困難です。客観的に答案を判断出来る身近な先生に見てもらうことをお勧めします!
そして、現代文の問題では漢字の読み・書き問題が出題されていたこともありました。2016年以降出題されていない漢字ですが、復活する可能性もありますので、きちんと勉強しておきましょう。5問程度の出題が見込まれますが、正答が困難な問題は1問程度で、それ以外の問題については、日常生活で使う言葉でもありますので正解しなければなりません。漢字で失点しなければ合格だったのに、、。なんてことにはなりたくないですよね!
古文の対策
第3問では古文が出題されます。
どのような問題が出題されるかというと、、例えば
・傍線部を、(指示語が指す内容を明らかにしてor主語を明らかにして)現代語訳せよ。
・傍線部とはどういうことか。
などです!
このような問いは正答がほぼ1つに決まるので、古文単語を間違って訳した時点で減点となってしまいます、、。
記述式の問題なので「なんとなく」が通用しません。単語も文法もしっかり身につけましょう。
傍線部に含まれる古文単語は特別難解なものは含まれません。他の受験生が正解してくるような問題だと思うので絶対落とせませんね!
文章もさほど難解ではありません。何が難しいかというと、やはり文章を上手くまとめることです!
現代文でもありましたが、「〇〇とはどういうことか。」という問題は文章の内容を要約力が要求されます。
古文になると「傍線部の〇〇の心情を答えよ」といった問題も出てきます。これも文章の内容を上手くまとめたうえで論述することが必要となってきますね。
年度によっては和歌の現代語訳の問題が出題されることもあります。和歌は受験生が苦手とするものでもあるので、これが出来れば他の受験生と差をつけることが出来ます!
古文についても過去問が重要ですが、もっと古文を得意にしたいから問題を解きたい!という方には他の大学の過去問もおすすめします!例えば、、
東京大学の古文です!
東大の古文?難しそう!という印象を受ける方が多いかもしれませんが、古文の問題は京大同様難しすぎないことが特徴です。
東京大学の古文も京都大学の古文と同様に、
・傍線部とはどういうことか。
・傍線部を現代語訳せよ。
といった問題が多く出題されます!
そのため、東大の古文も併せて取り組んでおくと古文で他の受験生に差をつけることが出来ると思います!
国語まとめ
京大の国語で最も大切なのは要約力です!京大現代文は難解な文章であるためとっつきにくい印象ではありますが、日頃から現代文の演習をする際に自分で文章を要約してみることだったり、過去問を大事に解いて分析することだったりなど正しい対策をすれば必ず伸びますので頑張りましょう。古文では単語と文法といった基礎を固めたうえで過去問に取り組みましょう。解きやすい問題を確実に取るという心構えも重要です!
国語についても過去問が最も重要であるといえるので、出来るだけ多くの過去問に触れておきましょう!
・「京大の国語25ヵ年」
シンプルなのに難しい文系数学
京都大学の数学の問題を見たことがありますか?
結論から言うと、問題文はシンプルなのですがとても難しいです!!
ですが、分析をすることによって京都大学の数学について熟知し、頻出分野をしっかり押さえれば、合格点に乗せることが出来るのではないでしょうか?
出題形式
試験時間は120分で大問は5つで構成されています。
配点は全ての大問が30点ずつの計150点満点です。
問題は全ての問題で記述式となっています!
つまり、自身の思考のプロセスを答案に記すことが必要なのです!!!
頻出分野は??
2015~2022年に実際に京都大学の入試で出題された分野について紹介していきたいと思います!
2015年: 2次関数・積分法・図形と計量・平面図形・式と証明・確率・空間ベクトル・整数・整式
2016年: 微積分・確率・対数・整数・空間図形・3次方程式
2017年: 微積分・対数・整数・空間ベクトル・三角関数・整数・確率
2018年: 微積分・図形と計量・微分法・整数・空間ベクトル・確率
2019年: 整式・対数・2次関数・論理・確率・微分法
2020年: 微積分・接線・恒等式・整数・空間ベクトル・場合の数
2021年: n進法・ベクトル・積分法・確率・空間図形・整数
2022年: 指数・対数関数・場合の数・数列・微積分・図形と方程式・ベクトル
以上より、微積分・ベクトル・整数・確率・図形が頻出分野だとわかります!!
この中でも特に微積分は標準的な難易度であることが多いため、確実に点を取ることが必要となります。
整数については、背理法・偶奇性・合同式を使って解くことが多い印象です。
このあたりの問題は市販の問題集ではあまり見られないので、過去問を使って勉強しましょう。
何年分も解いていると、なんとなく解法パターンも見えてくるかもしれません。
数学は暗記科目ではありませんが、解法パターンを知っていると、いくつもの解法が思い浮かぶため圧倒的に有利だと思います。
これを身に付けるには、1問1問しっかりと解説を読んで理解し、別解の解法まで身に付けて、量をこなしていくことが大事になってきます。
解き方をなんとなく覚えただけ、、というような中途半端な理解では京大数学のような難しい問題は解けるようにはなっていきません。
数学についても、過去問が重要です。出来るだけ多くの問題に触れましょう。難問・良問揃いのため、解き進めていくことで、どんな問題にも対応出来る数学力がつくと思います!
また、記述式であるため日頃から答案を論理的に書くという練習も怠らないようにしましょう。
・「京大の文系数学25ヵ年」
数学まとめ
非常に難しいと言われている京大の文系数学ですが、近年では比較的易しめの問題も出題されるようになっています。
他の受験生たちも得点できるような易しめな問題は確実に正解し、頻出分野を押さえることが合格への近道ではないでしょうか??
過去問分析をしっかり行いましょう!
教科書が大事!!な日本史
では、次に日本史について見ていきましょう!
教科書ベースでの勉強が重要ですが、少し細かい知識も必要となってくる印象です。。
出題形式
試験時間は90分で4つの大問から構成されています。
配点は第1・2問が20点ずつ、第3・4問が30点ずつの計100点満点です。
特徴としては、第1問が史料問題、第2・3問が穴埋め問題、第4問が200文字の論述問題が2問です。
第1・2・3問は選択肢の問題ではなく、記述式で用語を書く問題です。
史料問題、どう対策する??
史料問題、、といえば難しそう・覚えるのが大変といったイメージですが、京大の史料問題は少し違います!!
共通テストや私大の史料問題では教科書などに載っている史料が出題されますが、
京大では受験生が知らないであろう史料が出題されます!!
では、どう対策すればよいでしょうか??
それは、教科書の深い理解です!!それだけ??って感じかもしれませんが、これ意外と侮れません!!
出題された史料を読み込むのはもちろんですが、史料に書かれている人物・元号・社会背景というヒントに着目してそれらの教科書
で得た知識を総動員することが重要となってきます!そのためには、教科書に載っていることをしっかり定着させることが必要とな
ってきますよね??結局一番言いたいのは教科書が重要!!ってことです!
・「詳説日本史B」
穴埋め問題
第2・3問では穴埋め問題が出題されます。これらの大問はあまり難易度は高くないですが、
その分他の受験生も必ず正解してくるため、確実に得点することが必要となってきます!!!
基本的には教科書の範囲から出題されますが、太字の部分だけ覚えていればいいというわけではありません。
教科書の下の方に載っている細かい字も読む必要があります。
対策としては、前述の通り教科書の深い理解なのですが、たくさん演習をしたい!!と思った方、
私大の過去問が有効活用できます!!
例えば、、、
慶應義塾大学商学部の過去問です!
教科書の知識をベースとしながらも少し細かい知識も問うところが京大日本史と似ています!
穴埋め問題が豊富で京大の穴埋め問題の対策に繋がるはずです!
最難関?の論述問題
第4問では200字の論述問題が2題出題されます。
京大日本史の特徴としては、
・〇〇の展開を述べよ。
・〇〇~〇〇の時代の日本と中国の関係の変遷について述べよ。
といった時間幅を持たせた論述が多く、事項説明というよりは歴史の流れを問う問題が多いです。
ここで必要となってくるのは、教科書をマクロな視点で読むことです!
一問一答問題集などを繰り返すとついつい用語を覚えることに注力してしまいがちですが、
そのような勉強ばかりしていると歴史の流れを論述させる問題が解けなくなってしまうのです!
各時代を学んだあとにその時代の特徴を自分の言葉で説明出来るようになるといいですね!
こちらも、信頼できる身近な先生に自分の書いた答案を見てもらうようにしましょう!客観的な視点で見てもらうことは重要です!
また、歴史の論述問題は慣れも必要です。初めから完璧に解答を作成出来る受験生はいません。こちらも多くの問題に触れるようにしましょう。
・「京大の日本史20ヵ年」
日本史まとめ
史料問題、論述問題という難しそうな問題揃いの京大日本史ですが、ミクロとマクロの視点を使い分けて
教科書を読み込んでいくことが重要になります!長々と書きましたが、結局一番重要なのは教科書の深い理解ですね!
オーソドックスな問題が多い世界史
最後に世界史を見ていきましょう!
京都大学は難関国立大なので問題も非常に難しいのでは?と思ってしまうかもしれませんが、
比較的解きやすい問題が多い印象です!
出題形式
試験時間は90分で4つの大問から構成されています。
配点は第1問・第3問が20点ずつ、第2問・第4問が30点ずつの計100点満点です。
特徴としては、第1問・第3問がどちらも300字の論述問題、第2問・第4問がどちらも穴埋め問題と一問一答、という感じです。
全てにおいて記述式の問題です!
論述問題の対策
第1問・第3問では300文字の論述が1問ずつ出題されます。
オーソドックスな問題が多い印象ですが、時代が限定されることが多いため、ヒントとはなっても、これが問題を難しくさせる原因の一つにもなっています。
例えば、、
・4世紀から17世紀前半における〇〇の歴史について〇〇を中心に300字以内で論述せよ。
といった感じです。どの時代に何が起きたかということや流れがもし理解出来ていなかった場合、全く書けないことという悲惨な事態になってしまいますよね!!
年号は細かく覚えている必要はありませんが、〇世紀前半or後半くらいのアバウトな年代は覚えておくとこのような問題に上手く対処出来るようになります。
また、年号だけではなく、流れも重要です。物事が起きた順番が正確に分かっていないと減点になってしまいます。共通テストでも並び替え問題はありますし、日頃の勉強で歴史の流れを意識しながら教科書を読むことが必要とだとわかりますね!
流れを理解したら何も見ずに他者に説明出来るくらいになっておくのが良いでしょう。知識の整理や論述対策になります。
また、市販の問題集を使うことも効果的です。多くの問題に触れていれば、見たことがある!という印象を受ける問題が多いです。
論述問題は慣れも大切なので出来るだけ多くの問題に触れておくことをお勧めします。
慣れていくことで、文章の中により多くの要素を入れることが出来るようになっていきます。
書き始めの頃は、自分の持っている知識をひけらかした、問題文の要求に応えられていないような解答を書いてしまいがちです。
ですが、練習を重ね、模範解答と自身の答えを比較して、直していくことでだんだん問題文の題意に沿った解答を書けるようになっていきますよ!
世界史においても、もちろん過去問が重要です!
・「京大の世界史20ヵ年」
穴埋め問題の対策
第2問・第4問では穴埋め問題が出題されます。
こちらは比較的易しめの問題が多い印象です。
他の受験生も確実に正解してくる大問だと予想されるため、ここで落とすのは非常にもったいないです!
稀に、「誰がこんな問題答えられるの?」となるような難解な語句を聞いてくる問題もありますが、他の受験生も間違いなく出来ないので、そのような問題は気にせず、取れるところは確実に正解していきましょう。
流れが重要!!と何回も言いましたが、教科書に載っている歴史用語ならば全て覚えていることは前提となってきます。
そのため、日本史と同様にミクロ・マクロの視点を使い分けて教科書を勉強することが大切になってきますね!
・「詳説世界史B」(山川出版社)
・「世界史B」(東京書籍)
↑有名な教科書といえば、上に挙げた2冊です!
コスパ良く勉強したい方は山川出版社の教科書、深く細かい用語まで覚えたい方は東京書籍の教科書をそれぞれ使うことをお勧めします!
世界史まとめ
京大世界史では、論述問題も穴埋め問題も比較的オーソドックスな問題が多い印象です。
取れる問題は確実に正解することはもちろん、歴史の流れを大切にすることや多くの問題に触れて論述問題に慣れることで、他の受験生と差をつけたいところです!
最後に
京都大学文系の入試問題分析、いかがでしたでしょうか。
京都大学を志望校としている、もしくは気になっている皆さんの参考になれば幸いです。
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