【早稲田大学】早稲田大学人間科学部の日本史の傾向と対策を徹底解説
こんにちは!武田塾ひばりヶ丘校です!
今回は早稲田大学の日本史の中でも特に文化史・テーマ史が多く出題されることが特徴的な人間科学部の日本史の傾向と対策を解説していきます!
人間科学部の日本史の傾向
人間科学部の日本史は2013年度以降、大問5つ、問題数は42問で固定されており、
大問Ⅰが原始・古代、大問Ⅱが中世、大問Ⅲが近世、大問Ⅳが近現代、大問Ⅴが時代横断的な出題という風に出題される年代が大問ごとに固定されています。
2011年度までは試験時間が90分間だったことの名残からか、試験時間は60分と問題数に対して短いため、解答にスピードが求められます。
問題形式は全てマークシートであり、用語の記述問題は出題されないことが特徴です。
正誤問題、用語選択問題、整序問題から構成されていますが、全体の半分程度は正誤問題で構成されていることが最大の特徴です。
正誤問題・用語選択問題については5文から正解の1文を選ぶ形式、または6文から正解の2文を選ぶ形式に分かれておりますが、5文から正解の1文を選ぶ形式の問題の方が多く出題されています。
また、「正解がない場合にはカをマークせよ」という出題は人間科学部に特有の形式であり、消去法が一切通用せず正確な知識が求められるため問題の難易度を上げる要因となっており、受験者間での差がつきやすいポイントとなっています。 (カが正答となる問題も毎年数題必ず出題されるのが厄介です…)
正誤問題の選択肢の中に見慣れない用語が入っていることがたびたびありますが、基本的な学習内容から選択肢を吟味し、絞り込んでいくことが十分可能な問題となっています。
整序問題については年度によって出題数は変動しますが概ね3,4問程度出題されています。
人間科学部の日本史では史料問題が出題されます。出題のレベルとしては難易度が極端に高いわけではないので基本的な史料を把握し、初見史料問題についても演習量を積んでいくことで十分に対処することが可能です。
人間科学部の日本史の具体的な対策法
正誤問題の対策
「正解がない場合にはカをマークせよ」という人間科学部特有の出題形式からみられるとおり、他学部でもそうですが人間科学部の日本史では特に知識の正確性が求められます。
そのため、一問一答などを利用して用語をインプットしていく際には用語そのものを丸暗記しようとするのではなく、今一度
・その用語の意味を人に説明できるほど深く理解できているか
・その用語の前後関係や時代背景についても正しく理解することができているか
・参考書内での場所やレイアウトで覚えてしまっていないか
ということに細心の注意を払いながら用語暗記を行ってください!
また、正誤問題は演習量がすべてと言っても過言ではありません。
そのため、実力をつける日本史100題や日本史標準問題精講でハイレベルな演習を積んだ後は過去問を新しいものからどんどんさかのぼって解いていくと良いです。
正誤問題は解けば解くほど問題の癖や出題者の意図が見えてくるようになる時が訪れます!!一度そうなってしまえば正誤問題の選択肢が劇的に切れるようになっていきます!!
一通り人間科学部の過去問を解ききったら早稲田の他学部の過去問も解くと尚良いです!
参考までに、日本史の正誤問題で狙われがちなひっかけポイントを挙げておきます。
・物事が起こった順序のすり替え
・数値のすり替え
・用語の定義のすり替え
・選択肢そのものの内容は合っているが下線部と時代が異なるもの
・その用語の意味や背景を知っていれば矛盾しているとわかるもの
・途中まで正文だが誤った余分な要素が付け加えられているもの
また、人間科学部の日本史では早稲田大学に関連した人物や事項に関する出題が多くみられるので、早稲田大学にゆかりのある人物や事項を隙間時間にチェックしておくのが良いと思います!!
整序問題の対策
人間科学部では年度によって変動はありますが毎年概ね3,4問程度整序問題が出題されています。
まず、単純な歴史上の出来事の整序問題については、元祖日本史の年代暗記法や日本史年代サーキットトレーニングなどの年代暗記の参考書を用いて基本的な年号を完璧に頭に入れておきましょう。 この2冊で取り扱われている年号を完璧に暗記することができていれば大抵の年代整序問題は解けるはずです。
次に厄介なのが文化史の整序問題です。
具体的にこの美術作品や建造物、人物の思想がどの時代のどの文化のものなのかということを正確に理解していなければ解くことができない問題であり、難易度は高いです。
文化史は時間が限られている現役生にとって苦手分野となりやすく、また多くの受験生が単純暗記に陥りがちな分野ですがここで正解することが出来れば他の受験者と差をつけることが出来るポイントともいえます。
文化史の整序問題の対策法としては、一問一答の文化史の部分だけを年代順に周回することや、金谷の日本史なぜと流れがわかる本文化史編、スピードマスター日本文化史のような文化史に特化した参考書を通して読むこと等が挙げられ、それらを行うことによって文化史における「流れ」の感覚を身に着けていくことができます。
史料問題の対策
史料問題は大きく分けて、「有名史料問題」と「初見史料問題」の2つに分かれます。
有名史料問題は教科書や資料集に載っているような有名な史料を扱った問題で、対策に使う参考書としては東進ブックスの日本史史料問題一問一答がおすすめです。
この参考書では有名史料問題を解く上で大切な史料の著者とタイトル、年代、内容を完璧に網羅されています。それらの要素を把握して初めて有名資料問題で正解にたどり着くことができます。
初見史料問題の解き方のプロセスについては簡潔に説明すると当時の時代背景から推察、または史料を読み込んでいくことによって歴史事項を特定することです。それにより正答にたどり着くことができます。
そのため、初見史料問題は日本史の全般的な知識が試されるということもあり、難易度は高めですが演習量がモノを言う分野です!
そのため人間科学部は勿論、他学部の過去問(初見史料問題は商学部や教育学部で多く出題されています)を解いて演習を積んでいきましょう!!
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