【大学受験】現代文で語彙力UPができるオススメな参考書
こんにちは!
武田塾ひばりヶ丘校の天野です。
今日は大学受験の現代文について深堀していきます!
現代文について皆さんはどんなイメージを持っているでしょうか?
現代文はその難易度を理解されながら軽視されがちな科目だと思います。
例えば・・・
「日本語だから演習問題やれば、いつかはできるようになるだろう!」とか
「なんでかわかんないけど解ける」とか
「対策の仕方分からないし、とりあえず放置」なんて声をよく聞きます。
現代文には大事な3要素があります!
その1:語彙力
その2:読解力
その3:思考力・表現力
今回はそのうちの【その1:語彙力】がテーマです。
大学受験において現代文で語彙力UPができるオススメな参考書を紹介します!
語彙力って何?
まずは、『語彙(ごい)』の意味を考えていきましょう。
辞典を引いてみると、『範囲の、あるいは広く一言語についての、語の総体』という定義が出てきました。
それだと、『単語』との違いが分からない!という人がいるかもしれませんね。
しかし、これらは大きく異なります。
単語・・・1つの言葉
語彙・・・語の集合体(ある範囲内での集合体)
もう少し平たく考えてみると、「言葉とそれに付随する知識がある状態」のことを語彙力があると言いますね。
たとえば、英語で「あの人は性格が悪い」と言う時、That person has a bad characterという言い方や、That person is meanなどいろんな「単語」で同じような意味が表現できます。もし質問者が「あの人は意地汚い!」という側面を強調したいと思った場合「意地汚い、腹黒い」と言ったネチネチした厭味なイメージを持つmeanの方が適切です。
このようにただ単に単語の意味を機械的に覚えているというのではなく、その言葉やフレーズを使う場面を心得ており、状況に応じて使える運用能力があることを「語彙力がある」と言います!もちろん、そう言った語彙がたくさん詰まった文章を解読できる力(語彙を理解する力)を持っている状態も「語彙力がある」と呼べますね。
つまり、語彙力とは「どれだけ多くの言葉を知っているか」また「どれだけ言葉を使いこなせるか」という能力のことを指していて、単語についての知識があったり、運用能力そのものを意味するのです。
語彙力を上げるためにオススメな参考書
漢字マスター1800
「漢字マスター1800」は大学受験で必要となる漢字の読み書きや四字熟語が学べる参考書です。
「書き取り」「読み」「共通テスト対策」「四字熟語」の4章構成になっていて1冊で大体、漢字検定2級ほどの知識が網羅されています。
写真は「書き取り」パートの内容ですが、一問一答方式でチェックボックスと赤シートで隠せる答えがまとまっています。
参考書自体も文庫本ほどの大きさなので電車の中で立っていても使いやすいです!
漢字マスター1800は頻出漢字だけでなく、その意味や関連した熟語まで赤字になっています。
語彙問題でマニアックなものが出やすい女子大の個別入試対策にも使えますし、現代文の語彙力UPの参考書としても有能です!
特に「読み」のパートで出てくる感情にまつわる多くの言葉は、小説でよく出没します。読み飛ばす言葉だけど細かく意味を訊かれたら分からないものって多いですよね? そんなものは漢字の読み方だけではなく、意味も確認しておくといいでしょう。
最後の「索引」パートは限られた時間の中で大学受験頻出漢字を振り返りするときに使えます。
漢字マスター1800を一通り完璧にした後、忘れないように索引を使って小テストしていくと漏れがなくていいです。
似ている音で間違えやすい言葉などもあいうえお順だと攻略しやすいですよ!
ことばはちからダ
現代文で語彙を今まで意識したことがなかった!という人にまず使ってほしい1冊目がこの「ことばはちからダ」です。
このあと取り上げる「現代文キーワード読解」と混ぜて理解している人がよくいます。
そして、「ことばはちからダと現代文キーワード読解は両方やらなくてもいいのではないか」と感じた人もいるかもしれませんが大きな間違いです!
それぞれの役割がありますので、どちらの参考書にも挑戦してほしいと思います。
ことばはちからダは、「言葉のイメージを捉えて語彙力を上げるということ」に重きが置かれている参考書です。
言葉というのは非常に奥が深いです。
同じ言葉だとしても、会話や文章の中で様々な使われ方をしますね。
ですから、ただ、こと言葉はこの意味であると定義しても、ケースバイケースとなることがほとんどです。大事なのはまずはその言葉が持つ普遍的なイメージ(どんな場面でも変わらないイメージ)を掴むことです。
参考書中にはイラストや図解が出てきます。また、言葉の意味を説明する文章も語り口調で書いてあります。それらを読み解いていくことで、一語一訳を覚えていくというより、語のイメージを理解して、自分の言葉で説明できる力がつきます!
ことばはちからダでもう一点ユニークなのがこの「コラム」です!
言葉における概念的なもの(イメージ)の捉え方を非常にロジカルに説明してくれています。また、頻出テーマにちなんだ知っておきたい背景知識や歴史上の人物・評論家も名指しで出てくるので、こころしっかり読んでおくと現代文が本当に強くなります。
「この人物はある研究分野においてこんな意見を持っている」とか「この分野の学者だが、今回は別の分野について言及している。でお、結局元々の研究分野と紐づけて物事を見ている」・・・などなど、すごく深い視点で評論や小説などが読解できるようになりますよ。
現代文キーワード読解
ことばはちからダで言葉のイメージを捉えた後、進んでほしいのが頻出キーワードを網羅的にまとめた「現代文キーワード読解」です。頻出キーワードをはじめ、「科学」「言語」「文化・宗教」「哲学・心理」「近代」「現代社会」といった枠組みでキーワードを仕分けし覚えていけるのでとても便利です。
また、実際に評論文で出てきたときの頻出となるテーマ「自己と他者」「身体論」「メディア・芸術論」「政治論」「経済論」「歴史論」についても、歴史的な背景を含め縦断的にまとめてあるので、文章読解するための語彙暗記の即戦力になってくれます!
実際に文章の中でどのようにキーワードが使われるかも「確認テスト」を使って演習できます。
その際には、キーワードの意味だけではなく、前後の言葉ありきでその文脈としてどう捉えるのかという視点が磨かれるような作りになっています。現代文で間違えたとき解説で納得できない人や、言葉をどのように捉えればいいのかわからないという人にはぜひ使ってもらいたい1冊です!
現代文が解けるようになるには語彙を増やそう!
現代文が「読書」になってはいませんか?
現代文は自分の好きなところだけをかいつまんで納得して読み進めていく「読書」とは違います。
筆者が主張したいポイントを正確につかみ、かつ問題作成者が意図した答えを導くという2つの視点が必要です。
そのためにはまず、筆者や問題作成者と同じ土俵に立たなければなりません。
では、同じ土俵に立つとはどういうことでしょう?
それは、同じ言語を使いこなすと言うことです。
そう言うと、「でも自分が話せる日本語で書かれている文章じゃん!(;'∀')」と思う人もいるかもしれませんね。
ただ、言葉が話せることと使いこなせることは違います。
現代文に行き詰っている人はまず、しっていると思い込んでいるけど、実は説明しろと言われたらうまく説明できない言葉がないかを考えてみましょう。目の前に大学の過去問、定期テストの問題文、教科書の文章などを用意し、知っているけど意味を正確に説明できない言葉に○をつけていってください。
そこで、もし5個以上○が付いたらイエローカードです!
ここまでで紹介した参考書を使って、語彙力UPをはかってください!!
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