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【武田塾ひばりヶ丘校】 講師紹介 東京理科大学工学部 馬場先生

【武田塾ひばりヶ丘校】 講師紹介 東京理科大学工学部 馬場先生

馬場先生

こんにちは!

武田塾ひばりヶ丘校の天野です。

今回は非受験学年から自己分析を行い、受験戦略を着実に実行して東京理科大学合格を獲得した馬場先生にインタビューをしていきます。

【講師基本情報】

大学:東京理科大学

科目:数学、化学、物理、英語

小・中・高一貫校での学生生活

天野:馬場先生は小学校から一貫校に入学したタイプですね。

馬場:はい。小学校のいわゆる「お受験」と「大学受験」をしてるかなり極端なタイプなんです!

天野:なるほど! 一貫校の生徒さんだとよく2パターンありますよね。

「一貫校の先取り学習を活かして、コツコツ地道な勉強を継続し、順当合格するパターン」

「受験がないから一気にダレて、大学受験するときには中学校の範囲からやり直しになっちゃうパターン」

馬場:はい、そうだと思います。一貫校の闇ですねw

天野:馬場先生はしっかり合格されていますし、前者だと思うのですが、その原動力は何だったんでしょう…インタビューで根ほり葉ほり聞いていきます!

小さいころ

馬場:やりたいと言ったことは、基本的にすべてやらせてもらっていたと思います。サッカーとか、水泳とか、全然続かなかったですが、とりあえず、興味を持ったものにチャレンジさせてもらえたことには、今でも感謝してます。

天野:ちなみに、小学校の「お受験」はどうでした?

馬場:それが覚えていないんですよ。気が付いたら、制服着て学校にいました (笑)
簡単なテストみたいなものと面接があった気がするんですけどね。

塾にも行ってました。もちろん、そんなに高度なことはせず、遊び感覚の延長線上ででしたが…

天野:遊びた時期に塾があったりして嫌ではなかったですか?

馬場:今思っても不思議ですが、全然、反発はなかったですね~

天野:聞き分けのいい子だったんですね。

天野:小学校の時に塾には行ってましたか?

馬場:行ってなかったです。そろばん教室にちょろっと通ったくらいですね。

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部活は剣道部!

馬場:中学校・高校と剣道をしてました。最初は本当に何となく興味を持ったところからのスタートでした。実は仮入部をしたときにめちゃくちゃ褒められて、実は向いてるんじゃないかって思ったんです(笑)単純ですよね。

褒められると伸びるタイプだと思います。

天野:なるほど! 部活はきつかったですか?

馬場:結構厳しかったですね。それでも6年間続けました

天野:部活の経験は受験にも役立っていますか?

馬場:そうですね。僕は主将をやっていたので、チームをまとめていくという役割も任されていました。そこで、矢面に立って怒られることもあって、メンタルは強くなったと思います(笑) 結局、部活は高3の7月にある最後の大会まで続けました。

やりきったという実感が部活でもあったからこそ、終わった後も、後悔なく受験に切り替えることが出来ました。

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天野:部活を途中でやめて早くから受験勉強をしている人もいたと思いますが、自分と比べてどうでしたか?

馬場:もちろん、時間を有効に使っている人もいましたが、最終的に自分より成績がよかったのに伸びずに落ちてしまった人もいます。

天野:何が自分は良かったと思いますか?

馬場僕は家で勉強しなかったです。

部活で疲れて帰ると100%やらないじゃないですか? それが分かっているのに、とりあえず家に帰ってからどうするか考えよっていう思考はなかったですね。自分の出来ないことを潔く認められていたと思います。できないことは、どうやったら出来るようになるのかを考えて、ただそれを実行してみるという感じでした。

学校とか塾の自習室ではできていたから、勉強を出来る環境に自分から身を置こうと常に意識していました。

その積み重ねかなと思います。

勉強のモチベーションは…?

天野:小学校から友達もあんまり変わらず、キャンパスも変わらずだと思うんですが、学校は楽しかったですか?

馬場:はい!どっぷり楽しんでましたね。それこそ、小学校からの友人とは本当に長い付き合いになってます。

天野:学校の学習環境や、周り友人たちの勉強に対する意識はどうでしたか?

馬場:はい、進学コースに入っていたので、早くから「勉強はやった方がいい」という意識が何となく頭に根付いていた気がします。クラスでは先取り学習が多く、予復習も大変でしたが、クラスメイトたちも自習をしっかりと行っていたのを見ていたので、「自分もがんばろ」と自然となりました。

一人だったら、そんな風に自然と生活の中に勉強が入ることはなかったんじゃないかなと思います。人間、環境に身を置くことは本当に大切だと思います。

天野:そうですね。馬場先生の場合、クラスメイトの意識の高さに影響を受け、自分もがんばろう!とエンジンをかけられたんですね。

馬場:はい、あと、同じ部活に一緒に勉強も頑張っている仲間がいたんですけど、その子を見ていて自分も「やらなきゃ!」って燃え立っていましたね。部活は練習量も多く大変だったんですけど、その仲間はそんな同じ環境下でもしっかりと勉強を両立してて凄いな~って。負けらんねえなと(笑)

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天野部活しながらの勉強はどう進めていました?

馬場:(苦笑)

基本、勉強できないんですよ。放課後も全部潰れちゃって… ̄▽ ̄;
だから、すごいシンプルなんですけど、全力で授業を受けて、その中で理解し実際に解けるところまで完結するように心がけてました。出された宿題もすぐその場で解いたり、先生に疑問があったら聞いて、できるだけ早く解決するようにしてました。

とにかく時間を無駄にしないという日々でしたね。

天野:勉強の転換期はありましたか?

馬場:そうですね。思い返すと、中学から高校に上がるときだったと思います。

中学では進学コースにこそいるものの、結構、成績はギリギリで…この時は、それこそ、部活と勉強の両立をうまくできず苦戦してました。でも、高校に入ると、段々と自分のペースが分かってきて、自分でいろんなことを考えて勉強するようになったと思います。

勉強することに慣れたというか…

天野:勉強嫌いの生徒がうらやましがる状況ですね(;'∀')

馬場:僕は勉強しないといけないということに対しての疑問とか葛藤みたいなものをあまり経験しませんでした。正直、当時、熱狂的にしたいこととか夢があったわけではありませんが、「勉強すること」について、疑問を持ったことはないです。

「なんで勉強しないといけないのか?」

受験生の中にはそんな風に難しく考えちゃう子もいますよね。

ただ、僕は単純だから、「勉強しないといけない。したら何か将来いいことがある。→じゃあ、しよう!」とシンプルに考えられました。あんまりくよくよしない性格も受験には追い風になったのかもしれません。

受験勉強

眠かった、映像授業

天野:受験勉強はいつから始めましたか?

馬場:高2の春からです。映像授業がメインの大手予備校に通っていました。
でも、部活もきつかったので、正直、毎回めちゃくちゃ眠たかったです(苦笑)

天野:そうですよね。部活帰りに聞く、予備校講師の解説は子守歌だったという人もすくなくありません。

馬場:だから、好きな科目ばっかり取ってましたね。できるだけ、モチベーションが高まるように。それで、寝ないように心がけていました。あと、軌道にのってきたら、苦手な科目にも手を出していました。

天野:塾のほかに受験勉強として自分がやっていたことはありますか?

馬場受験生はみんなしていると思いますが、朝早く学校に行って、朝勉してました。部活の無い日は2時間とか結構まとまった時間もとれるので。とりあえず、時間がないという意識がすごくあって、部活があってもどこかで絶対に勉強時間を取らないと!という危機感がすごくありましたね。

また、これも普通だと思いますが、休み時間もずっと勉強していました。

天野:馬場先生はさきほどから「受験生はみんなしている」とか「普通だと思いますが」とか…普通の基準が高いですね!
勉強が学生生活の一部にしっかりと根付いていたことが分かります。

進学クラスの闇・・・

天野:馬場先生の場合は、早い時期からコツコツ勉強をしたとのことですが、内申点を使って指定校推薦は考えなかったんですか?

馬場:・・・えっと(笑) 指定校、取れないんですよ。

天野:ええー!  ( ̄□ ̄;)ギョッ なぜ・・・

馬場:進学クラスの生徒は、指定校推薦枠が使えずに自力で行けっていう方針でした。指定校は自力で行くことが難しい生徒のための保険枠みたいになっていて……

天野:大学入試、いいや特進クラスの闇ですねw 頑張って自力で合格して入学した生徒の功績で増えた推薦枠を、他の生徒が使っていくという… 正直、よく耳にしますが。

志望校決め

馬場:最初は東京工業大学いいなと思っていて、その時に併願校として、東京理科大学を意識し始めました。残念ながら、2次試験でもう一歩及ばず、東工大には行けませんでした。

天野:高3になった時の偏差値の伸びはどうでしたか?

馬場:勉強時間もっと取りたいのに取れない…そんなジレンマもありつつ、不完全燃焼に進めていたところも正直ありました。
模試でも、D判定を取ったりとまだまだというところでした。

でも、学校の先生は行きたいなら目指せばいい!直前まで何が起こるかわからないから!と背中を押してくれました。今思えば、それがあったから、腐らず勉強を続けられて、最終的にも理科大に合格できたと思います。

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大学生活

天野:東京理科大学に通ってみてどうですか?

馬場:コロナもありますが、すごく充実しています。いろんな人がいます。小中高と一貫校で割と限られた人間関係の中で育った自分にとっては、刺激が多いです。

1年次からすごくいろんなことを考えている人が多いなと思います。将来こういう研究がしたいとか、、、だから具体的にやりたいことが決まっている人には、大学院も含めてすごくいい環境だと思います。

馬場:大学ではカフェ巡りサークルに入ってます!

天野:なんか可愛らしいサークルですね。女の子が多そう!

馬場:そうですね(笑)

馬場ダイエットについては自慢話があります・・・1年間で15kg痩せたんですよ。受験太りした後、大学で痩せました。

天野:それはすごいですね。一度決めたら勉強もプライベートもストイックにやりきれるのが、馬場先生の最大の強みかもしれませんね。今日は、ありがとうございました!

 

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