皆さんこんにちは！！
武田塾ひばりヶ丘校講師の尾崎と申します。
皆様は今日本史をどれほど進められているでしょうか？
受験まであと１年に迫っている方も、
まだ2年あるよという方もいらっしゃると思います。
英語や古典に時間を割いて
日本史を後回しにしていませんか？
当ブログを通じて皆様の日本史熱を
上昇することができたら幸いです。
日本史ができない・苦手な人へ①:始める時期はいつ？
日本史はしばしば後回しにされてしまう教科です。
その理由として挙げられるのは
「日本史は暗記だから」
「詰めればいける」
と思い込んでいる方がいるからです。
結論から申し上げると
大学受験の日本史は
ただの丸暗記で
乗り切れるほど
甘くはありません！！
なので、私の思う日本史を始める最適時期は
3年春だと思います。
（当然それよりも早いに越したことはないが）
ここで3年春に日本史の勉強を
スタートした私のプロセスを挙げさせていただきます。
（一つの例として参考にして頂けたら幸いです）
3月 日本史の勉強スタート！
7月 ざっくり通史が終わる
通史・・・全時代の網羅
8月 共通テスト形式の演習
・ここで苦手な時代区分が浮き彫りになる
・しっかり苦手区分の勉強を行う
9月 私大対策
・私大の難しさに絶望する
（事項の流れはつかめていても、単語が全くわからない）
・私大対策にでてきた単語を
一つ一つ丁寧に復習して、自分のものにする
・ざっくりとしかやってこなかった
文化史もここで本腰をいれる（私大はかなり文化史が出ます）
1月上旬
・共通対策に戻る
1月下旬
・私大対策に戻り問題を回す
日本史ができない・苦手な人へ②:意外な落とし穴
ここでは問題演習が増えてから起きる
日本史の落とし穴について
記述させていただきます。
私がここで強調させていただきたいことは
日本史は9割を目指すもので満点を目指すものではない！！
ということです。
日本史は勉強時間＝得点という等式が成り立ちます。
割と簡単に点数が上がってくるため
徐々に日本史の勉強が楽しくなってきてしまいます。
「日本史の勉強が楽しい！！」
でとどまればよいのですが
「日本史を極めよう！！」
という方向に進んでしまう人は危険です。
皆様も自分の志望校を調べてくだされば
理解がつくと思いますが
試験における日本史の配点は
基本的に国語、英語に比べて低く設定されています。
多くの大学は
英語200点、国語150点、地歴公民100点
といったところでしょうか。
つまり日本史を極めるよりも
英語の得点を挙げるほうがコスパは良いはずです。
過去問などにおいて
日本史が8割、9割に達することが多くなれば
「ここまで来たなら、100点を取ってやろう！」
というのではなく
英語、国語の勉強に切り替えることを強く勧めます！！
１教科を極めるよりも、全体の底上げを図ることが一番です！！
日本史ができない・苦手な人へ③:参考書、何使う？
まず私が強くお勧めしたい参考書は
山川の詳説日本史です！！
皆様の中にも学校で使用していらっしゃる方も
いるのではないでしょうか？
教科書は原点にして頂点です！！
(あくまで個人の見解ですが、、、）
ここでは自分が
どのように使用していたかを記述させていただきます。
まず１日２0ページほど読み進めます。
20ページを1日じっくり時間をかけて読むのではなく
1日20ページを3周するやり方をオススメします！！
しかし、ここで注意していただきたいのは
マーカーの引きすぎです。
マーカーは引いていると勉強した気になりますが
後々見てみると訳が分からなくなったりしてしまいます。
教科書は何度も読み返すものです。
次回読んだときに嫌な気持ちにならない程度で収めましょう。
事実、私も初めに上記の失態を犯してしまい
結果自腹で2冊目（税込み2712円）を購入することになりました。
ですので、マーカーの引きすぎには注意です！
過去問演習期間は過去問を通じて
わからないところがあれば
その都度教科書で確認するといったことを
行えばよいかと思います。
日本史ができない・苦手な人へ④:その他つかえるツール紹介
いきなり参考書や教科書での
勉強は耐えられない！！
という方にオススメさせていただきたいツールを紹介します。
まず一つ目はYoutubeです。
現在youtubeでは様々な方が
日本史についての動画を
アップロードしています。
その中でも自分が一番オススメしたいのは
音楽、ラップです。
音楽で覚えるのなんてくだらない、、、
などと避けられがちですが、ここでは
私が体験した音楽で覚えて得したことについて
述べていきたいと思います。
１ 緊張に左右されない
試験には緊張がつきものです。
普段は覚えていることでも
緊張のせいで頭から抜けたりします。
しかし音楽で覚えればそういった問題は起きません。
想像してみて下さい。
とんでもない緊張下にあったとしても
自分のよく聞く曲の歌詞であれば覚えていますよね。
なぜなら皆さんは
それをリズムで覚えているからなんです。
リズムは体に刻まれているものなので
緊張に左右されないのです。
２ ハードルが低い
どんなに勉強のやる気が出ない日でも
音楽を聴くことくらいならやれる気がしませんか？
そのくらいならやれる気がしますよね。
そう、音楽を聴くということだけなので
勉強している感覚にならないので
とてもハードルが低いのです。
2つめに紹介させていただきたいツールはマンガです。
これも上記と同じように
とてもハードルが低いために
取り掛かりやすいと思います。
また、絵があることによって
歴史上の人物の顔などイメージとして
頭に残りやすくなるため
暗記面でもかなり良いツールではないかと思います。
ここで注意していただきたいのは
巻数が少ないものを読まないことです。
巻数が少ないということは
当然その内容も薄いものであるということです。
20巻ほどあるものを強くオススメします。
日本史ができない・苦手な人へ⑤:最後に
ここまで日本史の勉強について
色々と述べていきましたが
上記の勉強法は
私が受験生時代に実践していたものであって
人によっては合わない方も
いらっしゃるかと思います。
そういった無理して上記の進め方を
実践する必要はないと思います。
上記はあくまでも
提案として受け取ってください。
しかしここで強調しておきたいのは
やらず嫌いは止めてください！！
何事も実践あるのみです。
いろいろな勉強法を試して
最終的に自分に最も合った勉強法を
見つけてください！！
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