偏差値・倍率・立地から探る東京理科大学の受かりやすい穴場学部
こんにちは!武田塾ひばりヶ丘校です。
今回は理系大学の有名校の1つである東京理科大の受かりやすい学部・学科を紹介したいと思います。
東京理科大といえば理系私大の難関校の1つ。そんな理科大で
「キャンパスライフを送りたい!」
「ぜひ勉強したい!」
と思っている方や
「東京理科大ブランドがほしい!」
「東京理科大受験を考えている!」
と思っている方も多くいるのではないでしょうか。そんな「東京理科大に行きたい!」という強い意志を持っている方のために、田無校では東京理科大の受かりやすい学部・学科を調査し、まとめてみました。調査した中で、「ここは受かりやすい穴場学部・学科」だと判明したものをここでどどんと紹介します。
「受かりやすい」とは?
早速、東京理科大の穴場学部・学科を紹介したいところですが、その前に「受かりやすい」学部・学科とはどんな学部・学科なのかについて説明します。当ブログでは以下の基準に沿って受かりやすい学部・学科を定めています。
・偏差値
・倍率
・キャンパスの場所
今回は上の基準に沿って選んだ東京理科大の穴場学部・学科を3つ紹介したいと思います。
理工学部 数学科
理工学部 数学科
偏差値 57.5
この学科を穴場学部・学科として選んだ理由はずばり偏差値と倍率です。偏差値は57.5と理科大の他の学部・学科に比べると低い値です。またここ数年の数学科の倍率(一般B方式)の推移を見ますと
2016年 2.5
2017年 2.3
2018年 2.3
2019年 3.1
となっており、平均倍率はおよそ2.6です。東京理科大の多くの学部・学科では平均倍率が3.5~4を超えていますから、倍率が3を超えていない理工学部数学科はねらい目の1つです。
科目別対策・配点
個別学力試験
3教科(400点満点)
【数学】数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)・数III(200)
【理科】「物基・物」・「化基・化」・「生基・生」から1(100)
【外国語】コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II(100)
数学科の試験は他の学科と違い数学が200点満点で採点されます(理工学部の他学科の数学の試験は100点満点)。数学でいかに稼げるかが合否を分けるポイントです。
数学に関して
時間 100分
大問 3問
最初の大問1がマーク式で、残りの大問2、3が記述式です。出題範囲は非常に広いですが、問題全体としては標準的な難易度です。再頻出分野は微積分で、毎年出ています。
マーク式で解答する問題のレベルは標準的なものが多いので、落ち着いて解けば確実に点が取れます。
記述式の問題においては、計算問題と証明問題が混在しています。証明問題については標準的なものが多いので、考える力より証明を論理的に書く力が求められます。計算問題については、指数関数、対数関数、三角関数などの微分・積分に加え極限がよく出題されるので、微分・積分の計算だけでなく、極限の計算も押さえておく必要があります。
物理に関して
時間 80分
大問 3~4問
問題は全てマーク式になっています。
全分野が出題範囲ですが、その中でも力学と電磁気学の比重が重いです。
試験の内容は原理・法則に関するものが多いので、単に公式を暗記しただけでの勉強では太刀打ちできません。基本的な公式は導き出せるようにしておきましょう。
化学について
時間 80分
大問 6~7問
問題は全てマーク式になっています。
問題の難易度は基本~標準的なものがほとんどですが、大問数が多い分、理論・無機・有機の分野から幅広く出題されるので、広い範囲での基本的な知識が必要です。
また、問題数に対し計算問題はそれほど多くはなく、計算量も少なく済むもの大半ですが、問題数が多いので素早く計算する力が求められます。
生物に関して
時間 80分
大問 3問
全てマーク式の問題になっており、難易度は標準的なものがほとんどです。
1つの大問に複数の分野を絡めた形の出題になっているので、各分野をしっかりと勉強する必要があります。また、実験・考察に関する問題や計算問題が多く出題されているので、過去問や問題集で実験・考察の問題やどの程度の計算問題が出題されるのかを押さえておくとよいでしょう。
英語に関して
時間 60分
大問数は年度によって変動しています。問題のほとんどはマーク式ですが、記述の問題が出ることもあります。
空所補充問題や語句の言い換え、並び替え問題が多く、その大半が基礎から標準レベルの難易度です。また読解問題における英文量は年によって増減があるので、問題冊子の配点をみて臨機応変に時間を割り振る必要があります。
理工学部の英語の試験は問題数や英文量などは流動的ですが、大半は基礎~標準レベルの問題が多いです。なので基本的な語彙、文法、イディオムを押さえておくことが重要になってきます。
基礎工学部 生物工学科
基礎工学部 生物工学科
偏差値 57.5
次に紹介するのは基礎工学部生物工学科です。この学科を穴場とする最大の理由はキャンパスの場所にあります。実は理科大基礎工学部は少し特殊で、基礎工学部の1回生は北海道にある長万部キャンパスで1年間寮生活を送る必要があります。
2回生からは東京にある葛飾キャンパスで過ごすことになるのですが、北海道で1年間過ごさないといけないことからあまり人気のない学部となっています。そのような基礎工学部の中でも生物工学科は、偏差値・倍率ともに他の基礎工学部の学科に比べ低い位置にいます。
長万部キャンパス
葛飾キャンパス
科目別対策・配点
個別学力試験
3教科(300点満点)
【数学】数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)・数III(100)
【理科】「物基・物」・「化基・化」・「生基・生」から1(100)
【外国語】コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II(100)
数学に関して
時間 100分
大問 5問
大問の1~4までがマーク式で、最後の第5問が記述式になっています。大問数が5問と中々多いので、時間の割り当てに注意しておく必要があります。よく出る分野は微積分、ベクトル、三角関数、複素数平面です。
ほとんどの問題が誘導形式になっているので、原則は誘導に乗っていけば大丈夫ですが、試験時間の関係上、手際よく解くことが求められます。
記述式の問題においては、計算問題が中心になっているので、計算する力と簡潔に説明できる力が必要になります。
物理に関して
時間 80分
大問 4問
全問マーク式の問題になっています。
例年、力学、熱力学、電磁気学、波動の分野が大問1題ずつ出題されます。各分野から広い範囲が出題されるので、各分野をくまなく勉強しておく必要があります。
出題される問題は標準レベルの典型問題が大半ですが、問題数が多いので素早く計算する力が求められます。なので典型問題の演習を積んでおくとよいでしょう。
化学に関して
時間 80分
大問 6問
全問マーク式の問題になっています。
各分野から幅広く出題されていますが、その中でも理論からの出題が多いです。
全体的に問題数が多く、計算問題も少なくないので、素早く計算する力が求められます。また、実験に関する問題も出題されることがあるので、実験方法や検出方法もチェックしておく必要があります。
生物に関して
時間 80分
大問 3問
ほとんどがマーク式の問題ですが、記述式の問題もあります。
各分野から幅広く出題されますが、その中でも遺伝情報の分野が頻出で、生殖・発生や進化・系統などといった分野と絡んで出題されることが多いです。
問題の中には難易度の高い計算問題が含まれていることがあるので、参考書などを用いて教科書よりも1ランク上の学習を心がけるとよいでしょう。
英語に関して
時間 60分
大問 4~5問
ほとんど問題はマーク式ですが、残りの問題は記述式です。
空所補充問題や言い換え、並び替え問題が出題されることが多く、また長文においては、科学技術などの理系らしいテーマが選ばれることが多いです。
基礎工学部の英語では基本的な単語、熟語、文法の意味に関する問題が多く出題されるので、単語や文法の知識を多く頭にインプットしておく必要があります。
理学部第1部 応用物理学科
理学部第1部 応用物理学科
偏差値 57.5
理学第1部 応用物理学科
偏差値 57.5
最後に紹介するのは理学部第1部応用物理学科です。この学科を選んだ理由は偏差値と倍率です。偏差値は57.5と理科大の他の学部・学科に比べると低い位置にいます。また倍率(一般B方式)についても、2016年は2.3、2017年は2.0、2018年と2019年についてはそれぞれ2.3、2.9と3を超えない状態が続いており、理科大のその他の学科に比べ低い値をとっています。
科目別対策・配点
個別学力試験
3教科(300点満点)
【数学】数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)・数III(100)
【理科】「物基・物」(100)
【外国語】コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II(100)
数学に関して
時間 100分
大問 3問
最初の大問のみマーク式で、残りの大問2、3が記述式です。よく出題される分野は微積分ですが、それ以外にも確率、数列、極限からも出題があります。
マーク式の問題は標準的なレベルのものが多いです。また各小問は独立しているので、一か所間違えても総崩れになる可能性は低いでしょう。
記述式の問題は計算問題が多いですが、証明問題もあります。計算問題は標準的な問題が大半ですが、計算が大変なものも多いです。また、証明問題については標準的な難易度のものが多いので、考える力よりも証明を論理的に書く力が求められます。
物理に関して
時間 80分
大問 4問
全問マーク式の問題になっています。
各分野から幅広く出題されおり、特にある分野から集中的に出題されるということはありません。
原理や法則に関する問題が多いので、基本的な公式は導けるようにしておきましょう。また、問題数もそれなりに多いので、問題を見たらすぐに解答が思いつくよう、演習問題を反復しておきましょう。
英語に関して
時間 100分
大問 2問
ほとんどはマーク式ですが、記述式の問題もあります。
大問1で長文読解、大問2で会話文読解が出題されています。出題される問題は文法・語彙に関する問題をはじめ、内容説明、空所補充、内容一致など多岐にわたり、各問題の難易度の落差が結構激しいです。
長文では自然科学をテーマにした題材が多いので、自然科学系の文章を読んで文体に慣れておくとよいでしょう。また単語や語彙については、単語・語彙そのものの意味を問う問題が出題されているので、単語帳にある英単語を1冊しっかり覚えることが重要になります。
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東京理科大学 英語編
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