【参考書紹介】宇宙一わかりやすい高校物理【学研プラス】
皆さんこんにちは！
東急池上線・大井町線 旗の台駅 徒歩5分
大学受験予備校・個別指導塾学習塾
武田塾 旗の台校です。
宇宙一わかりやすい高校物理シリーズの特徴
『宇宙一わかりやすい高校物理』シリーズは、学研プラスより出版されている参考書シリーズで、
「力学・波動」と「電磁気・熱・電子」の２冊に分かれています。
かわいい表紙に手に取ることをためらってしまうかもしれませんが、
持ってみると予想以上に厚みがあって、重たいことが分かります。
見た目通り、いいえ、見た目以上に、ぎゅぎゅっと内容の詰まった参考書なんですよ。
何と言っても本書の特徴は、左ページがテキスト、右ページが図解となっていることです。
物理を難しく感じてしまう点のひとつとして、現象をイメージしにくい、という点が挙げられますが、
本書では、左ページのテキストを読みながら、右ページの図と照らし合わせることによって、
一つ一つ頭に思い浮かべながら、見て、読んで、物理への理解を深めることができます。
また、要所にかわいいキャラクターたちの漫画やイラストが差しはさまれており、
従来の参考書と比べはるかに親しみやすいデザインとなっています。
特に、章の導入の漫画は読んでいるだけで気持ちが明るくなりますから、
モチベーション上げにももってこいです。
「文字ばかりだと頭に入ってきにくい」
「物理は難しいというイメージでやる気がなくなってしまう」
そんな方こそぜひ、手にとってみるべきではないでしょうか。
こちらの『宇宙一わかりやすい高校物理』を新しいやる気スイッチにして、
物理、頑張ってみませんか？
宇宙一わかりやすい高校物理シリーズの使い方
『宇宙一わかりやすい高校物理』シリーズは、前述したように解説書としてもすぐれています。
しかし、その魅力は、単純な読み物としての機能にとどまったものではありません。
別冊に確認問題もついているので、問題を解きながら、理解を深めることができるのです。
「力学・波動」編は全68問、「電磁気・熱・原子」編は全92問の問題が収録されています。
ちょっとした問題集ほどの分量はありますね。
多すぎず少なすぎず、復習にもってこいの分量です。
この収録された確認問題を利用し、
①解説ページを熟読する
↓
②別冊問題集を解いて確認する
というプロセスによって、理解を深めることができるのです。
また、「力学・波動」編は全16章、「電磁気・熱・原子」編は全14章に分かれ、
トピックごとに細かく解説しているので、何か分からないことがあったとき、辞書のように使うことができます。
具体的には、
・授業で分からなかったことを復習するため
・問題集を解いていて詰まってしまったので、基礎的な知識をおさらいするため
・授業の前の予習として、基本事項の確認のため
といった用途が考えられるでしょうか。
ですから、本書はこういった方に特におすすめです。
・物理に苦手意識があり、授業がよくわからない、あるいは問題集に歯が立たないという方
・どうしても苦手な分野があるという方
問題集に取り組む前に、本書で基本事項をおさらいし、復習問題を自分で解いてみましょう。
効果的に本書を用いることができれば、きっと「宇宙一」物理を「わか」ることができるはずです！
前述したとおり、「力学・波動」編と「電磁気・熱・原子」編に分かれていますから、
苦手な分野がどちらかに偏っている方は、試しにどちらかだけ購入して使ってみて、
肌に合うようでしたら、二冊とも本棚に迎えてみることをお勧めします。
まとめると、『宇宙一わかりやすい高校物理』シリーズは、自己学習における理解を深めることに非常に役に立ちます。
苦手な分野で詰まっている、教科書を読んでも今一つ分からない、はたまた授業の内容を分かりやすくおさらいしたい、など、
物理に少しでも「分からない」の種を持っている人は、是非片手にこちらの参考書を持って、
物理を学習してみると良いと思います。
おわりに
『宇宙一わかりやすい高校物理』シリーズは、題名の通り、基礎的な理解を深めることのできる参考書です。
もちろん、これ一冊で受験物理に必要なすべてを網羅することはできません。
しかし、他の問題集や教科書と使い分けることによって、真価を発揮することができるでしょう。
また、物理が分からない、どちらかというと苦手だ、という人向けの参考書である、とは書きましたが、
もちろん物理が得意だという人にもお勧めできます。
難易度の高い問題集を解いていて、ふと詰まったとき、改めて基礎に立ち返って復習することはありますよね。
そういったとき、この『宇宙一分かりやすい高校物理』はきっと役に立つはずです。
賢く使って、合格をつかみ取りましょうね！
