前回のブログでは、文系の新受験生が春にどの科目を優先すべきか、またどのように取り組んでいくべきかについて書きました。
今回は後編として、理系の受験生が春の間どの科目にどのように取り組むべきかについて書いていきます。
数学を最優先で!
理系受験生の場合、何にも増して優先すべき科目は数学です!
理由は大きく分けて2つあります。
1つ目は、学習と定着に時間と労力が必要なため
2つ目は、多くの理系入試で配点が高めで、身に着けておけばつぶしの利く大きな力となってくれるためです!
学習と定着に多大な時間と労力が必要
数学IAIIBまでの文系数学と異なり、理系の数学入試では数学IIIまでが必須となってきます。
扱う範囲が広くなり分量自体が増えるだけでも一大事ですが、数学IIIに入ると発展的かつ複雑な問題も増えるため輪をかけて大変になります。
また、机に向かって問題演習する時間が重要なのも理系教科の特徴です。
このため、数学を伸ばしたい場合はどうしても机に向かってガッツリ問題演習に取り組む必要が出てきます。
武田塾の参考書ルートを必要時間数で比較しても、2位の英語を大きく引き離した堂々の1位が理系数学となっています。
入試でつぶしの利く得点源となってくれる
概して理系の大学入試では数学の力が最終的にものを言ってきます。
文系の大学入試の場合りと、ある程度個別の対応・問題演習が必要になってきます。
大学や入試形式によって、特定科目の配点が高かったり科目ごとの出題傾向が異なってきたり、あるいは小論文を課されたりするでしょう。
これに対して、一般入試では理系の大学入試にそこまでの多様性はありません。
加えて理系大学入試で数学が課される場合、ほかの科目と比べその配点が著しく低いということはめったにありません。
このため、一度ある程度以上の数学力を身に着けてしまえば、理系であればどんな大学入試にも対応できる基礎ができていると言えるでしょう。
数学の学習方針
それでは、そんな数学にどのように取り組んでいけば良いでしょうか?
学校授業や自学自習の進度により、数学IIIが終わっている人もいればまだ途中という人もいるでしょう。
そこで、それぞれの場合に分けて考えていきましょう。
数学IIIが終わっている場合
すでに数IIIが一通り終わっている場合は、数学IAIIBからはじめて基礎分野の総復習を行いましょう。
すぐに実践問題に移りたくて気持ちがはやるのも十分理解できますが、まずは基礎に抜けや漏れがないか確認することが大切です。
夏までにこうした抜けや漏れをつぶしておくことができれば、秋以降の致命的なつまずきを劇的に減らすことにもつながります。
数学IIIが終わっていない場合
数学IIIの学習が進んでいない場合は、まずはこれを1週することを最優先しましょう。
具体的には、遅くとも夏休みに入る前に数学IIIを一通り終わらせることができれば、高校数学の全体像をつかみそこから受験レベルへとつながるロードマップが見えてくるはずです。
もちろん、それより早く終わっても全然OKですが、焦るあまり復習や定着がおろそかになっては本末転倒です。
急がば回れの精神で取り組んでいきましょう。
数学への具体的なアプローチ
それでは、具体的な学習の取り組み方について見ていきましょう。
結論から言うと、新受験生が春から数学に取り組むには旺文社の『基礎問題精講』シリーズがベストです。
学校で例えば『チャート式』や『Focus Gold』といった網羅的問題集を指定されているという生徒さんも少なくないと思います。
これらは確かにカバー率も高く、問題の質も高い優良な問題集です。
しかし、受験まであと1年を切った今、こうした網羅的問題集に取り組むには時間が足りません。
『チャート式』『Focus Gold』には『基礎問題精講』のおおよそ2倍から2.5倍の問題が収録されています。
まずはコンパクトな『基礎問題精講』シリーズに取り組み、そこで築いた基礎の上に発展的問題集で実践力をつけていくとよいでしょう。
次に優先すべきは英語
文系受験の場合に比べると相対的に若干優先度が下がるとはいえ、理系受験の場合も英語は重要です。
大学や入試方式により出題傾向は異なってきますが、単語や文法といった基礎の基礎となる英語力を着けておけば一生もののスキルとなってくれるでしょう。
英語への取り組み方
はじめは単語から
英語に取り組むにあたって、最優先すべきは単語力です。
『システム英単語』や『ターゲット1900』、あるいは学校指定の他の単語帳でもよいのですが、
高校基礎レベルからしっかり固めていきましょう!
次に文法・構文
単語がある程度身に付いたら、次は文法事項に取り組みましょう。
高校レベルの場合『Next Stage』をはじめとするいわゆる「ネクステ系」や『英文法ポラリス』シリーズに長く取り組むことになると思います。
ただ、文法事項に不安がある場合は『肘井のゼロから英文法』『大岩のいちばんはじめの英文法』で基礎の基礎から洗いなおしたほうが後々良い結果につながります。
文法が進んだら、次は少し長めの複雑な英文を読み解く構文に移りましょう。
単語・文法・構文の基礎の上に発展分野
英語の最小単位である単語、単語の組み合わせ規則としての文法、複雑な文の組み立て方や解きほぐし方である構文を学んだら、いよいよ発展分野に取り組んでいくことになります。
長文読解、リスニング、訳や英作文と様々な分野がありますが、どれも現在の自分に合ったレベルと分量の参考書に取り組むことが大切です。
余裕があれば理科も
数学や英語をこなしてまだ余裕があるという生徒さんは、理科も進めてしまいましょう!
特に現役生は学校の授業の進度が遅く、2学期になっても理科科目が終わらない!という場合が多々あると思います。
しかし、前もって先取りで自学自習しておくことで、受験に向けての長期的計画も立てやすくなります!
数III未修者の場合と同様に、夏休み前までに基礎的なレベルを1週することを目標に取り組んでいきましょう!
おわりに
今回は、理系の受験生が取り組むべき科目やその方法について書きました。
数学の負担が明確な分、その基礎を固めることができれば来春までの見通しがだいぶ開けるでしょう!
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