高校の進路実績の真実
こんにちは!
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大学受験予備校・個別指導塾学習塾
武田塾 旗の台校です。
突然ですが高校のHPの進路実績って見たことありますか?
その年度の大学進学者数(既卒生で浪人していた生徒も含む)が年ごとに公開されている一覧表のようなものです。
この進路実績ですが、多くの場合意図的に数字をよく見せるような書き方をしています。
虚偽はないと思いますが、実態がうまくぼやかされているところもあります。
今回はその合格実績から読み取れる進学実績の実態について推測を交えて書いていきます。
某都立高校の合格実績
(画像はイメージです)
高校情報
都立〇〇高校
偏差値
60弱
生徒数
1学年280人程度
(男女比5:5)
よくある中の上くらいの公立高校ですね。
こちらの高校のある年の進路状況を見てみると
合格者数
国公立 6人
早慶上理 14人
MARCH 85人
成成明学 62人
日東駒専 154人
四工大 45人
その他大学395人
という結果が公開されていました。
この時点で分かるのは「これは進学先の数ではなく合格数の累計」ということです。
なぜなら1学年の人数(280人)に対して合格数(計761人)が大幅に上回っているからです。
カウントの仕方は例えば1人の生徒がMARCHに3校合格し、その他大学も3校合格した場合、MARCH+3名、その他大学+3名となるわけです。
さてそうなってくると「この高校からのMARCH以上の進学率は実際は何%なのか?」という疑問が生まれます。
指定校推薦と総合型選抜と一般受験合格者の割合
MARCHの指定校枠はどれくらい?
まずは指定校推薦の合格者数についてです。
これは正直に行ってデータがありません。
ですが同レベル帯の偏差値校の指定校実績から推定すると大体5枠前後、多くて10枠くらいだと思います。
間をとって7枠あるとするとMARCH合格数85-7=78。
残り78枠となります。
指定校推薦合格者は基本的に一般受験はしない(出来なくはない)ので重複はないと考えられます。
総合型選抜合格者についての計算
次に総合型選抜ですがこれも統計的推測しかできません。
都内の高校生の数は約300000人です。均等割りして1学年100000人とすると、進学率が52.8%なので約53000人が毎年大学生になります。
MARCHの総合型選抜合格者の総数は1年辺り1700人程度なので1700/53000=約3%くらい。
MARCHの地方出身割合は20~25%位なので80%は都内近郊の合格者だと仮定すると、3%×80%=2.4%。
これで東京の大学進学者全体の2.4%がMARCHの総合型選抜合格者と算出できました。
こちらの某高校は進学率が95%位なので、
280人×95%×2.4%=6.384人
おおよそ6人程度は総合型選抜で合格していると算出できました。
78-6で残り72枠。
では残りの72枠はどう考えていけばよいでしょうか。
国公立合格者数から推測する
まず国公立合格者に着目するとこの年度は6人の合格者が出ています。
国公立受験者はMARCHを併願校に選んでいる可能性が非常に高いです。
共通テスト利用(併用)が使えることや日程的な負担の問題(MARCH受験は2月前半~中盤、国公立受験は2月後半)を考えると国公立合格者は3~4校程度はMARCHに出願していると考えることが出来ます。
合格率を60%程度として見込むと6×3.5(平均)×60%=12.6(切り上げで13)
13枠程度は国公立合格者によるものだと考えることが出来ると思います。
72-13で残り59枠。
早慶上理合格者数から推測する
さらに早慶上理受験者も同様にMARCHを併願している可能性は高いです。
こちらは早慶上理内で合格者が重複している可能性があるので、14枠の内の80%程度(11.2)が実際の早慶上理進学者数だと仮定しておきます。
早慶上理志望者もMARCH併願率は高いですが共通テスト利用での合格率は国公立志望と比較すると低い傾向があります。
なので合格率を少し低めに見積もって50%程度と設定すると、11.2×3.5×50%=19.6(切り上げで20)
よって早慶上理進学者が合格したMARCH合格枠は20枠と計算することが出来ました。
現時点で59-20なので残り39枠となります。
志望校別で分類する
この39枠の内訳はどういったレイヤーの人たちなのか考えてみたいと思います。
1.早慶志望でMARCHしか受からなかった人
2.MARCH志望でMARCHに受かった人
3.MARCH以下志望だったけどMARCHに受かった人
この3パターンに分類できますね。
そしてそれぞれがMARCHに何枠受かったかを考えていくと
1.早慶志望でMARCHしか受からなかった人 平均2枠
2.MARCH志望でMARCHに受かった人 平均1.5枠
3.MARCH以下志望だったけどMARCHに受かった人 平均1枠
位が妥当かなと思います。
平均合格数は1.5枠なので39÷1.5=約26
大体39枠を26人の人で埋めているという結果になりました。
つまり一般受験でMARCHに合格し、進学した人の割合は26/280=約9%
という計算結果になりました。
合格者数内訳の推測まとめ
5人に1人はMARCH以上かも?
上記を総合すると
MARCH指定校推薦合格者 7名
MARCH総合型選抜合格者 6名
MARCH一般受験合格者 26名
早慶上理進学者 11名
国公立大学進学者 6名
計56名
56/280=0.2
となりますので、こちらの高校からは5人に一人はMARCH以上の大学に進学していると推算できました。
これは偏差値58以上の人が全体に占める割合の21.19%に近い数字です。
推測した要素がかなり多かったですが当たらずしも遠からずなのではと思います。
MARCHに行くには少なくとも上位20%に入るべき
この高校や同レベル帯の高校に通っている生徒さんに共通して言えるのは、
「高校の偏差値が60位だしMARCHも偏差値60くらいだから普通に勉強してればMARCH位余裕で受かるわ」
という勘違いや
「一学年280人くらいの高校から年間80人近くMARCH合格者出てるから上位三割に入っとけばMARCH行けるわ」
という妄想は今すぐ捨てた方が良い。ということです。
そのレベル帯の高校ですと学年の上位20%に入っていなければ、はっきり言って合格圏外の学力です。
また、総合型選抜や指定校推薦などを除外すると一般受験でMARCH以上に進学できる割合は15%、およそ7人に一人です。
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