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【受験戦略】共通テストリサーチの特徴と使い方について

みなさん、こんにちは!

JR・南海橋本駅から徒歩1分の所にある塾・予備校の、武田塾橋本駅前校の森です!

今回のブログでは、共通テスト後の出願戦略を考える際に必須になる、

「共通テストリサーチ」

についてお話をさせていただきます。

出願を考える際に、ぜひ参考にしてみてください!

 

共通テストリサーチとは何か

共通テストリサーチとは、駿台や河合などの大手の予備校が主に実施をしているもので、

共通テストの自己採点結果を打ち込んで自分の志望校の判定が出てくるといったものになります。

そのため、基本的に共通テストを終えた後に志望校の最終決定をする際に、このデータをもとに考えていくというのが基本的な流れになります。

それでは、ここからは各共通テストリサーチごとの特徴をお伝えしていきます。

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各共通テストリサーチごとの特徴について

駿台:駿台・ベネッセ データネット2024『インターネット選太君』

https://www2.sundai.ac.jp/yobi/sv/sundai/scontents_P/others1_PD/1539846909144.html

昨年度は共通テスト受験者のうちおよそ84%ほどにあたる、39万6525人が参加しているため、

データの信憑性が高いことが特徴です。

また、駿台の大学入試別実践模試(いわゆる冠模試と呼ばれるものです)や、記述型総合模試の点数とドッキングさせた判定を出すことができるのも特徴です。

駿台の模試を今まで受けてきた人は、参考にしてもらえると良いと思います。

ただし、これらの模試はかなり前に受けたものになるので、あくまで参考程度にとどめておき、過去問演習の出来で判断するようにしましょう。

また、入力をする層はトップ層が多くなっています。

そのため、最難関を狙っている層の点数は高く出てくる傾向があります。

河合:バンザイシステム/共通テストリサーチ ボーダーライン一覧

https://www.keinet.ne.jp/center/banzai/

こちらも共通テスト受験者の8割近くが参加しており、データの信憑性は高いです。

また、こちらでも記述模試と合わせたドッキング判定を出すことができます。

ただ、この模試も10月頃のデータですので、ドッキング判定はあくまで参考程度にとどめておき、より直近に解いた過去問から判断することをおすすめします。

偏差値帯にかかわらず多くの方が入力をするため、平均的な数値が出やすくなるのが特徴です。

そのため、バンザイシステムを利用して最終的な出願を考える人が多いのも特徴です。

東進:共通テスト合否判定システム

https://www.toshin.com/hantei_sys/index.php

他2つの共通テストリサーチと比べると、

利用している人は受験者の60%ほどと、少し少なくなっています

そのため、このシステム1本で考えるのはリスクがあります。

他の共通テストリサーチと組み合わせて利用する使い方が良いと言えるでしょう。

登録しておくと過去問のデータベースにアクセスができるようになったりするといった独自のメリットはあります。

また、判定も他2つと比べると少々甘く出がちです。

そういった意味でも、他のリサーチと併用して使うことをおすすめします。

共通テストリサーチにおいて気をつけて欲しいこと

全員が参加しているわけではない

どの予備校の判定でも、利用している人は多くて85%ほどです。

点数が悪くて落ち込んでしまって利用しない人や、反対に点数が非常に良く出たので判定を気にしない人などがいますので、リサーチで出るボーダーが確定版というわけではありません。

安心しすぎないこと

志望校の判定でA判定が出た場合、すごくうれしい気持ちになると思います。

もちろん確率的には合格する確率のほうが高いのですが、

A判定はあくまで合格可能性80%以上のラインです。

裏を返せば、5人に1人は不合格になっているとも言えます。

共通テストの結果で慢心しすぎた結果、二次試験で足をすくわれてしまった…

なんてことが起こらないように気をつけてください!

絶望しすぎないこと

反対に、思うような結果にならなかったとしても、まだ二次試験があります。

特に共通テストの配点が低い大学の場合、二次試験で挽回をすることは十分に可能です。

必要なことは落ち込んで後悔することではありません。

自分の受験戦略を見直し、出願校はどうするのか、二次試験ではどのように戦っていくのか、そのためにはどんな勉強を残り1か月でしていくのかといったことを考えることです。

いつまでも共通テストの結果を引きずってしまい、二次試験の勉強に身が入らないなんてことがないようにしてください!

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判定を受けた国公立大出願の決め方

共通テストの配点が高い大学

和歌山大学などがこのパターンにあたります。

この場合は、A判定やB判定なら出願するといった形になります。

二次試験の配点が低い以上、逆転合格が考えづらいからです。

配点比率が1:1の大学

大阪公立大学などがこのパターンにあたります。

この場合は、C判定以上なら出願しても大丈夫、といった形になります。

その代わり、二次試験の対策をかなり必死でやらなければならないので、そこに関しての覚悟は持っておきましょう。

後期試験や私立大学で安全校を確保しておくことも必須となります。

二次試験の配点が高い大学

大阪大学や京都大学などがこのパターンにあたります。

このあたりの学校を志望している人は、受からなければ浪人してでも行く!という考えの人が多いため、前期はとにかく突っ込む人が多いです。

ただ、その場合も後期試験で受ける大学はA判定またはB判定の所だけにしたり、私立大学も確保しておくなどして、「やっぱり浪人したくないな…」と考えたときに行く大学がない!といったことが起こらないようにしておきましょう。

もし悩んでいる場合は、学校の進路指導の先生や塾・予備校などで相談するようにしましょう!

まとめ

今回のブログでは、共通テストリサーチの特徴や、実際にリサーチを行う際に気をつけて欲しいこと、志望校の考え方などについてお伝えしていきました。

共通テスト後も受験は1か月、後期試験を考えると2か月ほど続きます。

くれぐれも体調を崩してしまわないように気をつけながら、残りわずかとなった受験シーズンを乗り越えていきましょう!

勉強に不安のある方は、ぜひ無料受験相談にお越しください!

「志望校に合格するために何が必要なのか、一緒に考えて欲しいです!」

「最近、英語の成績が伸び悩んでいて…」

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