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【受験勉強】当てはまってたら即改善!赤本の誤った使い方

みなさん、こんにちは!
JR・南海橋本駅から徒歩1分の所にある塾・予備校の、武田塾橋本駅前校の森です!

今回は「赤本」の誤った使い方を説明していくので、当てはまっている人はすぐに改善するようにしましょう!

では早速説明していきます!

最新年度を最後まで取っておく

これ、当てはまっている人は特に多いのではないでしょうか?

実際筆者もそうでしたが、「最新年度は一番最後に、プレテストみたいな感じで解こう」と考えている人はかなり多い印象です。

ただ、残しておくことには大きなデメリットがあります。

それは、「去年から傾向が変わっていた場合の対応ができないこと」です。

例えば、一昨年までは全問マークだったけど、去年から英作文が追加されたとしましょう。

一番最後まで取っておくと、英作文の対応ができなくなってしまいます。

これはあくまで極端な例ですが、本番に一番近いのが去年の入試になりますので、まだ手を付けていない人はすぐに解き、適切な対策を打つ指針にしてください!

難問ばかりに目を向ける

実際の受験問題だと、「え、どうやっても解けなくない?」みたいな難問が出てくることもあります。

そういった問題にどうしても目が行ってしまいがちにはなりますが、復習で気をつけるべきポイントはそこではありません。

みんなが正解しているような基礎を問う問題や、今まで参考書などでやってきたレベルの問題で失点していないかが重要になります。

いわゆる「捨て問」に時間を使うのではなく、自分のやってきていることができたのか?を復習の際にはしっかりとチェックしましょう!

「〇年分解くこと」を目標にする

「第一志望は10年分解こう!」みたいなことはよく言われがちですが、それを目的にするのはNGです。

赤本は闇雲に解きまくるものではなく、課題を発見してその解決策を立てるためのものなので、復習が甘い人はいったん立ち止まって、解いたものをしっかりと分析してください。

同じところで繰り返し間違えていたり、何年分やっても点数があまり変わらない場合は確実に復習が甘いので、特に注意して振り返るようにしましょう!

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過去問で点数を取ることが目的になってしまう

「過去問でいい点が取りたい!」と思う気持ちはわかるのですが、それがいき過ぎてしまうあまり、過去問演習が後回しになってしまうのは危険です。

そもそも初見で過去問を解いた場合、産近甲龍レベルの問題でも高得点はなかなか取れないですし、関関同立の過去問に至っては40%ほどの結果になってしまうことだってざらにあります。

大切なのはそこから自分に足りないことをひたすら埋めていくことなので、恐れずに過去問に挑んでください!

絶好調のタイミングでしか解かない

「自分は夕方が一番集中できるから、過去問演習は夕方にやっています!」みたいなパターンです。

筆者はまさしくこのパターンだったのですが、この条件下で出た点数は、いわゆる下駄をはいた状態になっていることが多いです。

試験本番は朝から試験が始まりますし、会場の温度や騒音なども自分でコントロールできません。

そういった状態で解くと、普段より点数が取れないこともあります。

試験時間に合わせて演習をしたり、ちょっと部屋の温度を変えて演習するなどをして、できるだけ本番に近い条件下での演習も行うようにしましょう!

知識などを覚えずじまいにしてしまう

演習をしていく中で、当然知識不足で間違えた問題も出てくるはずです。というよりもむしろ、突き詰めていくとそれが大半だと思います。

「この知識は知らなかった」「この単語は初めて見たけど、重要な意味を持つものだった」

そういった内容は、覚えないと意味がありません。

科目ごとに「間違えた知識ノート」のようなものを作ってそこにまとめておくなどの工夫をして、今すぐ覚えるようにしましょう!

「先週解いた過去問なら今解いても満点が取れます!」といったレベルまで復習の完成度を高めていくように、過去問で出てきた課題点と真剣に向き合うようにしましょう!

戦略を立てない

実際の受験では、知識や演習ももちろんですが、問題を解く順番や時間配分、捨てる問題の見分け方などの立ち回りも非常に大事です。

「自分は文法に自信があるから、今回は文法の独立問題から解いてみよう」

「今回は時間配分を前回と変えて解いてみて、どっちがしっくりくるか比べてみよう」

のように戦略を考えて解くようにしないと、ただただ過去問をこなしているだけの状態になってしまいます。

自分に合った立ち回りを模索することも絶対に過去問演習では行うようにしましょう!

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記録を残さない

やったらやりっぱなしにしないということです。

3年分解いたとして、「解いた用紙はどっか行っちゃったけど、5割と7割と5割だった!」みたいな状態では何の意味もありません。

3年分の演習の中で共通している課題点があるのなら、それは最優先で解決しなければならない課題点のはずです。

面倒なことかもしれませんが、共通の課題点の洗い出しなどをしておかないと、場当たり的な勉強になってしまう危険性があるので、必ず記録を残すようにしてください!

へこむ

最後はメンタル的なことです!

「合格最低点が7割なのに、5割しか取れなかった…」

「あと2か月もないのに、点数が取れなくて不安です…」

みたいに考えている人も多いのではないでしょうか?

へこまないでください!

この時期に、「いや、過去問何回解いても合格点超えます!」みたいな人のほうが少ないです!

大多数の受験生は、ギリギリの戦いになるはずです。

なぜなら、それが志望校というものだからです。

この時期に合格点を取る人ではなく、皆さんと同じように苦しい思いをしている人が本番でのライバルになります。

なのでへこんでいる場合ではありません。

今の自分に足りないことを必死で埋めていって、直前まで食らいついていきましょう!

まとめ

今回のブログでは、赤本の使い方について大事なことを9点お伝えしていきました。

1:最新年度こそ最初に解く

2:難問ばかりに目を向けない

3:過去問を解くことを目標にしない

4:過去問で点数を取ることを目標にしない

5:本番を意識して解く

6:知識はしっかり覚えなおす

7:戦略を立てて解く

8:記録は残す

9:へこまない!

これらのことに気をつけて、過去問を存分に活用するようにしてください!

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