みなさん、こんにちは!
橋本駅から徒歩1分のところにある塾・予備校の、武田塾橋本駅前校の森です!
気温が高い日も多くなり、そろそろ夏休みが近づいてきましたね。
「夏は受験の天王山」と言われる通り、この夏休み期間をどう使うかによって、志望校合格の可能性というものは大きく左右されます。言い換えると、この夏休み期間をうまく使うことができれば、現状だと難しいかな…と考えている大学に合格することだって十分に可能です。
ただ、どのように勉強したらいいのか?ということについて悩んでいる方もいらっしゃると思います。
そこで今回のテーマは、「夏期講習を受けるだけだと成績は上がらない!正しい夏休みの勉強法!」です。
参考にしてください!
夏期講習を受けるだけだと成績は上がらない!
夏の勉強といえば学校や塾・予備校の夏期講習!
といったイメージを持たれている方が非常に多いですが、夏期講習を受けることはあまりお勧めしません。
なぜなら夏期講習を受けるだけでは成績は上がらないからです。
それには2つ理由があります。
1,苦手分野の対策になっていない
夏期講習でよくある取り方の1つが、「僕は英語が苦手だから、弱点を克服するために夏期講習を取ろう!」といった取り方です。
そして夏期講習でよくみられるパターンの1つが、「英文法を総復習します!」のような形式のものです。
英語が苦手だから英語の夏期講習を取る。しっかり苦手分野を対策しているように見えますね。
ただ、本当に全部復習する必要はあるのでしょうか?
例えば仮定法が苦手、関係代名詞「that」の識別が苦手、不定詞と動名詞の区別が苦手…というように、人それぞれ苦手な範囲というものは違います。
それを「総復習」なんてひとまとめにして復習をするのはあまりにも効率が悪いです。
また、弱点が曖昧なまま授業を受けても、
「うん、なんとなくわかった気がする!」
から先の段階に進むことはありません。
そしてなんとなくでは初見の問題は解けません。
苦手科目でやらなければならないことは、
弱点を洗い出してそれを一つずつ克服していくことで、総復習ではありません。
2,自分のレベルに合っていない
よくある取り方のもう一つが、「僕は大阪大学志望だから、阪大コースを取ろう!」といった取り方です。
実際、夏期講習では〇〇大学コースのようなものも多くあります。
そしてこういったコースでは、問題演習→解説という形式をとることが多いです。
ただ、この形式では
・時間が足りない/余る
・正解した問題も解説される/間違った問題でも飛ばされたり、サラッと流されることがある
のような問題点があります。
時間が余ったり、自分では正解した問題も解説される場合は、
単純にその講習を受ける時間を、自分で赤本や参考書を用いて演習にあてたほうが効率的です。
時間が足りなかったり、あまり正解できなかった場合では、講習を受けるよりも先に、
問題を解くペースを速める練習をしたり、その問題のレベルに達するように演習や復習をするべきです。
どちらの場合にしても講習を受ける意味はあまりありません。
以上2点の理由から、夏期講習を受けることをお勧めしません。
どういう勉強をすればいいかお悩みの方は、
武田塾の無料受験相談にお越しください!
では、なにをすればいいのか?
結局のところ、
成績を上げるためには、質の高い勉強を自分で進めていく、自学自習のスタンスが最も効率がいいです。
そして自学自習の効率をよくするためには、
日々の勉強の質を高め、時間をしっかりと確保することが一番重要です。
勉強の質を高めるということはどういうことかというと、具体的な説明としては
今使っている参考書を完璧にすることです。
完璧というのは正答率100%ではありません。
「この参考書だったら、どこから何を聞かれても、なんでそう考えたかまで100%答えられる!」
という状態のことです。
そのレベルで参考書を仕上げることができれば、夏期講習を何コマも受けるよりも身につくものが確実に多いはずです!
そうやって100%仕上がったものを積み重ねていくことで、
成績はガンガン上がっていきます。
参考書の内容がすべて身についているのですから、ほかの受験生と比べても圧倒的に質の高い勉強ができているはずです。
そしてその土台は簡単に崩れることはありません。
受験本番で問題が難しくなったとしても、しっかりと対応することができるようになっているはずです。
まとめ
受験生の皆さんが夏休みに成績を上げるためには、夏期講習を取って授業を受けるのではなく、
・自学自習の時間を確保すること
・参考書を完璧にすること
この2つが必要です!
もし自学自習の進め方や、どの参考書を使えばいいのか、勉強の進め方など、受験・勉強について聞きたいことがある場合は、武田塾の無料受験相談にぜひお越しください!
皆さんが合格できるように、勉強法のアドバイスや受験に向けてどのように勉強を進めればいいのかといったことをしっかりとお伝えいたします。
夏休み期間をうまく使い、合格をグッと手繰り寄せていきましょう!