こんにちは！
武田塾橋本駅前校です。
新学期に入り、
新高校3年生は受験生としての1年間が始まります。
・まだ何も勉強をしていない人
・数学や英語など得意科目だけはできる人
など色んな人がいるでしょう。
高校3年生の4月は危機感を持てていない人も多いですが、
早く危機感を持って受験勉強に取りかかるべきです。
頑張りましょう。
さてさて今回についてですが、
・数学の成績の伸ばし方
・そもそもの伸び悩む理由、解決法
について書いていこうと思います！
ある程度、数学の対策を進めている人向けです！
まだこれから勉強を始めるという人もぜひ参考にしてみてください。
『参考書』と『入試数学』は別物
さてまずこのタイトルを見て
多くの人は頭に”？”が浮かんでいると思います。
参考書の問題は入試問題から採っていることが
多いから別物なんかではない！
そう思う人はきっと多いでしょう。
しかし実はある意味別物なのです。
その理由は問題の解き方にあります。
一般的に参考書は受験生が勉強しやすいように
わざわざ丁寧にテーマごとに分けて問題が作成され、
それぞれの章の名前には
「ベクトル」や「数列」といった
テーマが書かれていることが多いと思います。
また各問題にも、
「等比数列」や「階差数列」など
何を使って、どう考えて説くべきかが書かれています。
実際こうすれば
それぞれの問題の解き方の方針がすぐに出るので
初学者でも楽に問題を解くことができるのです。
しかしよく考えてみてください。
実際の入試問題で参考書のように
どの範囲の考え方を使えば解けるかなんて書いてあるでしょうか？
ないですよね。
実際の入試問題は
どの分野の知識を使えば問題を解けるか？
を考えるところからスタートするのです。
参考書と入試問題との間にある
この解き方のプロセスの違いこそが
参考書レベルの問題は解けるにも拘わらず、
入試問題になると解けなくなってしまう主な要因なのです。
では次の章では参考書の問題を用いて
いかに入試問題の形式に対応できる力をつけるかについて書いていきます。
参考書は一問ずつランダムに解こう！
参考書の問題を少しでも本番形式で解く方法。
それは
全問題をシャッフルして分野関係なく一問選んで解く
という方法です。
分野分けしていることが
そもそも思考力が付きにくい原因であるため
それを解消することが目的です。
具体的なやり方としては次のようになります。
１．参考書の問題を一問ずつ切り取る
(コピーを取ると混ざることが無くて便利！)
２．切り取った問題を全て袋に入れてシャッフル
３．何題かを取り出し、時間を計って解く
(時間は標準レベルの参考書で15～20分/問、難関レベルだと20～30分/問程度)
４．答え合わせ、やり直し
これを繰り返すことで確実に思考力は身に付きます！
しかし
一点だけ注意点としてあることが分からないからといって
すぐに解答を見ることはやめましょう！
ということです。
実際の入試で出来ないことを練習で行ってはダメです。
しっかりと自分の頭で考える癖をつけましょう！
ただこの方法で問題を解く場合は、
全範囲の公式や定理、解法などが
ある程度身についていることが前提です
いきなりこの方法で勉強をしても出来るわけがないので
参考書を1冊仕上げてから取り組みましょう！
まとめ
結局のところ入試問題の数学を解けるようになるためには
1から自分で問題を解き切る力
が重要となってきます！
その力をつけるためにも今回お伝えした
参考書の問題をシャッフルする方法をぜひ活用してみてください！
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