【受験本番を意識しよう！】イメージトレーニングのススメ

みなさんこんにちは！

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さて、前回のブログでもちらっとお話しましたが、今回は「イメージトレーニングの重要性」についてご紹介していきます。

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まず、イメージトレーニングとは？

まず、イメージトレーニングとはいったい何なのでしょうか。

「イメージトレーニング」は略すと「イメトレ」で、実際に起こりうる場面やその対処方法などを頭の中で想像して、事前に慣れておくことを指します。スポーツ選手などがよく行うことで有名ですね！

一流のスポーツ選手は、試合前に自分の姿を想像し、何度も頭の中で再現して本番で自分の力を十分に発揮できるように臨んでいます。

本番に持てる実力を最大限に発揮しなくてはいけないのは、スポーツ選手だけではなく受験生も同じです！

そこで、今回はイメージトレーニングのやり方とその効果を詳しく解説していきます！

イメージトレーニングのやり方

まずは、イメージトレーニングのやり方についてご紹介します。

イメージトレーニングはその名の通り、イメージすることを通した精神的トレーニング方法の一つです。やり方はとても簡単で、先ほどご紹介したように、とある場面での自分の姿を想像し、それを何度も再現するだけです。とにかく同じ場面、状況を何度も何度も繰り返してイメージすることが必要です！！

イメージトレーニングにおいて一番大切なことは、「リアリティを高めるために、できるだけ具体的にイメージすること」です！例えば、自分が入試を受けている様子を想像するとしたら、どんな教室で試験を受けているか？周りにはどんな人が座っているか？何の科目か？自分の服装は？…など、入試本番に試験問題を解いている自分の姿をできる限り細かく想像してみましょう。また、可能であればその時の自分の感情も同時にイメージしてみるとよいでしょう。こうすることでより一層リアリティが生まれます。

過去の自分の成功体験と結びつけてイメージすることも大切です。例えば、大学受験以前の受験で成功した人であれば、合格した瞬間の喜びといった感情を思い出してイメージトレーニングに加える、といったこともできます。特にスポーツ選手はこういった方法をよく取り入れ、試合に勝利した瞬間や表彰台に立った瞬間の喜びの感情を想像しているそうです。

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イメージトレーニングの効果とは？

「具体的に想像するだけ」でできる簡単なイメージトレーニング。本当に効果があるのか？と思う方も多いでしょう。

しかし、イメージトレーニングの有用性については、科学的に証明されています！！なぜかというと、脳の特性が深く関係しているのです。私たちの脳は、現実と想像を上手く区別することができません。なぜなら、どちらにも同じ神経細胞が反応しているからです。そのため、梅干しを思い浮かべると自然と唾が出てくるといった例を考えてみると分かりやすいと思います。本当は梅干しなんて食べておらずただ想像しただけなのに、脳はそれを現実だと勘違いして、梅干しの味に関する記憶を知らず知らずのうちに想像してしまっているのです。

このことから、脳の特性を考慮すると、想像は現実に少なからず影響を与え得ることが分かります。イメージトレーニングによって生まれる効果として最も考えられるものは、「プラシーボ効果」です。詳しく説明すると長くなってしまうので割愛しますが、プラシーボ効果は「偽薬効果」とも言われており、効果が全くない偽の薬を本物の薬と偽って飲ませることで、「効果がある」と思い込んだ人に本物の薬と同様の効果が表れる、といったものです。つまり、何も効果のない偽りの薬でも、本物の薬のような効能を持っているのと同じ、といえるということです！

イメージすることがいかに大切なことか、理解していただけましたか？

他にも、イメージトレーニングには、集中力が向上したり、緊張感が減るなどといったメンタル面への影響もあることが分かっています。
何度も同じイメージをシミュレーションすることで、想像した状況に脳がだんだんと慣れてきます。そうすると、緊張感が減り、本番の試験でもある程度リラックスした状態で受験できるようになるかもしれません！