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集中力を高める方法! 音楽は集中できる?コーヒーの摂取は?

こんにちは!

橋本駅より徒歩3分、大学受験予備校・個別指導塾の「武田塾橋本校」です!

 

 

秋を迎えたとはいえ、秋風が寒くなり始めた今日この頃。

日照時間も短くなり、いよいよ冬の足音が聞こえ始めてきた方もいらっしゃるかと思います。

 

受験の天王山である「夏」を無事乗り越えられた受験生の皆さんには、是非、この残り限られた自習時間を大切に使っていただき、「秋」以降の勉強を有利に進めていただきたい!

ということで、今回はこの自習時間に集中して取り組めるための方法をご紹介したいと思います。

 

「勉強スタイルは確立してきたけど、なぜか集中力が長続きしない!」

「巷で集中力に効果あるって噂ある勉強方法…信用していいの?」

こんな悩みを抱える方は特に必見です!

 

ヘッドホンをして勉強をする人のイラスト(女性)

 

 

音楽を聴くのはアリ?

よく音楽を聴きながら作業や自習をする方がいます。

 

「音漏れがなければ別に良いのでは?」

「リラックスできる環境で勉強した方が逆に捗るのでは?」

という賛成派の意見もたびたび耳にします。

果たして音楽を聴いた状態で集中できるのでしょうか?

 

 

結論から言ってしまうと、「音楽だと集中できない人が多い」「効率的ではない」と言えます。

この「音楽と作業効率」の関係について、NHKの某番組にて放送されていた内容にて、以下のように述べられています。

 

①”自分の好きな音楽を聴きながら作業をするグループ””音楽を気聴かずに作業するをグループ”を比較したところ、後者のほうが作業効率は良かった

②また、この実験を自分の好きな音楽以外を聞いた場合でも同様の結果になった。

 

この理由は、音楽のサビの部分などで脳が自然とそちらに反応してしまい、その結果、注意力が分散してしまうから、とのことです。

このことから、同様に音楽を聴きながら勉強をするのは集中力を欠く可能性が高いといえます。

 

ヘッドホンで音楽を聞く人のイラスト(女性)

環境音は集中力を高める?

”音楽”を聴くのは良くないとのことでしたが、

一方で川のせせらぎ鳥の鳴き声など、いわゆる環境音を聞きながら作業をしたところ、こちらはむしろ効率が上がったとのこと。

確かに電車内の雑音の中で単語帳を読むと集中できたりしますよね。

静かすぎる環境よりも多少の雑音があったほうが勉強がはかどることもあるようです。

 

その「効率が上がる音楽」の中でも特に注目したいのが、モーツァルトはじめクラシックの効果です。

クラシックには、精神的なセラピー効果やA10神経を刺激する効果があるとされます。

 

A10神経とは、脳幹から視床下部を通り、側頭葉、前頭前野まで至る神経系で、ドーパミンの分泌を司ることからドーパミン神経系ともいわれています。音楽はこのA10神経を刺激するとされ、それによりドーパミンが分泌されて気分が高揚し、やる気を出すことができるのです。そして、特にクラシックはA10神経を刺激しやすいといわれています。(引用元:https://sound-design.usen.com/feature/office-bgm/office-bgm21.html)

 

これは科学的にも証明されており、効率を上げる面では高い効果を得ることができそうです。

このクラシックと川のせせらぎの音の共通点として、「1/fゆらぎを含む音楽」であることが挙げられます。

 

1/fゆらぎとは、川が流れる音や風の音などの自然音に含まれる音のゆらぎです。これは人の生体リズムと共鳴し、心地よい気分にさせてくれます。そして、モーツァルトの音楽にはこの1/fゆらぎが含まれるため、自然音を聴いているようなリラックスした気分になれるのです。

(引用元:https://sound-design.usen.com/feature/office-bgm/office-bgm21.html)

 

さらに、「男性と女性ではそれぞれにマッチングするクラシックが異なる」という調査結果が出ています。

もし興味があれば、ぜひ調べてみてください!

 

 

「雑音を消すために音楽を流したい!」

「無音が耐えられないから何かの音が欲しい!」

もしそんなお悩みをお持ちであれば、自分の好みの曲を流すよりも、「1/fゆらぎを含む音楽」を流す方が、勉強の効率面では良いと言えるでしょう。

是非実践してみてください!

 

 

 

カフェインの摂取 ただし摂りすぎに注意!!

集中力を高める成分として有名なものにカフェインがあります。

カフェインは覚醒・興奮作用を促す作用があります。

カフェインを摂取したその結果として、眠気が取れて集中力が増すようになると一般的に言われています。

 

「勉強をしていて少し眠くなったらお茶やコーヒーを飲んでリフレッシュしてる!」

「カフェインの摂取が習慣になってしまっている」

受験生の中にはカフェインの効果を知り、有効活用されている方も一定数いらっしゃると思います。

 

ですが、カフェインは万能薬ではありません。

カフェインを摂取するうえで注意点しなければいけない点がいくつかあります。

 

 

まず、摂取量に気を付ける事。

厚労省の情報によると、カフェインの過剰摂取は、健康に害を及ぼす恐れがあるので、

1日の摂取量は400ml以内、コーヒー3杯程度にすべきとのことです。

 

 

さらに、カフェインを摂取する時間にも気をつけましょう。

カフェインには強い覚醒作用があります。

そのため、夕方以降に摂取すると不眠や睡眠不足の原因になる恐れがあります。

生活リズムを整えるためにもカフェインの摂取する時間には是非気を付けてください。

 

 

コーヒーのイラスト「コーヒーメーカーとコーヒーカップ」

まとめ

以上、音楽とカフェインが与える集中への影響でした。

どちらもメリットとデメリットが存在するため、一度自分の状況に照らし合わせて活用していくことが大切です。また、これまで音楽とカフェインに頼ってこなかったという受験生の方も、息抜きの方法の一つとして参考にしていただければ幸いです。

 

是非これらのことを参考にして、有意義な自習時間を送っていただきたいです。

目指せ第一志望校合格!

 

 

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