こんにちは！
武田塾阪神甲子園校です！
今回は、高2受験の冬休み、究極のスケジュールを発表します！
前回の記事では一般的な高1・2生向けに、一日6時間の勉強をする習慣を身につけるスケジュールを紹介しました。
この記事では、「気持ちはもう受験生！」、「6時間では物足りない！」という方向けに、英語に特化した「鬼」スケジュールを紹介していきたいと思います。
『シス単』の勉強スケジュール
まずは単語の勉強から紹介していきます。
使ってほしい単語帳は『システム英単語』。
英単語が苦手な方は『システム英単語Basic』からでも構いません。
1日で覚えてほしい単語数は150個。
受験生は通常100個としていますので、1.5倍です。
1日150個の単語を4日進めて2日復習のペースで覚えると、2週間でちょうど1・2章の単語(1200語)が冬休みで一通り終わる、というのが1日150個の単語を覚えてもらう理由です。
1週間目
|
1日 |
2日 | 3日 | 4日 | 5日 | 6日 | 7日 |
|
1~150 |
151~300 | 301~450 | 451~600 | 復習 | 復習 | 予備日 |
2週間目
|
8日 |
9日 | 10日 | 11日 | 12日 | 13日 | 14日 |
|
601~750 |
751~900 | 901~1050 |
1051~1200 |
復習 | 復習 |
予備日 |
『シス単』でいえば1200個が日大レベル・共通テストレベルになるので、1・2章を終えられていれば基本的な英語の長文は読めるだけの単語力はついている証になります。
これを1月以降さらに繰り返して2～5周としていくと、進研模試などのレベルは大丈夫と言えるぐらいの実力がつきます。
1時間で英単語を100個覚える、というのが基本的な武田塾流の英単語の覚え方です。
英単語の覚え方についてはこちらの動画を参考にしてください。
1時間で英単語を100個、1時間半で150個覚えるというペースを身につけていただければ、冬休みでかなり英単語力が伸びるはずです。
10時間のうち1時間半、かかる人で2時間を単語に割くイメージです。
あとは文法系を鍛えていきます。
『大岩のいちばんはじめの英文法』の勉強スケジュール
文法の参考書として取り組んでいただきたいのが『大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】』です。
こちらを頑張って2日で終えていただきます。
武田塾生は通常2週間で終えるのですが、今回は英語だけで1日の勉強時間を10時間とるスケジュールを組んでいるので、2日あれば終わらせることが可能です。
小説や漫画を読む感覚で気負わず『大岩』に取り組んでほしいと思います。
ただし、『大岩』はその内容を自分で説明できるところまで理解しなければなりません。
読んだらいったん参考書を閉じて、覚えた内容をちゃんと説明できるか試してみましょう。
このようにすれば2日間で1年間の英文法が復習できます。
1日目は0~12講、2日目は13~25講をするイメージで取り組みましょう。
『英文読解をひとつひとつ』の勉強スケジュール
『大岩』が終わったら次に取り組んでいただくのは『高校英文読解をひとつひとつわかりやすく。』です。
この参考書は英文を訳していくドリル形式の参考書で、全部で45テーマあります。
朝から晩まで取り組めば1日で11~12テーマは終わらせられるので、4日間で45テーマ、つまり1週間で1周ぶんを終わらせることができます。
1週間目
| 1日 | 2日 | 3日 | 4日 | 5日 | 6日 | 7日 | |
|
文法 『大岩』 |
0~12 | 13~25 | 復習 | ||||
|
解釈 『英文読解をひとつひとつ』 |
1~11 | 12~22 | 23~33 | 34~45 | 復習 |
2日で『大岩』を終わらせて、3日目から6日目まで『英文読解をひとつひとつ』に取り組み、7日目で『大岩』と『ひとつひとつ』の苦手なところを復習します。
このように、1週間目は『大岩』と『英文読解をひとつひとつ』をマスターするのが一つの目標です。
『大岩』で高速学習したことを、後半の4日間でひたすら訳すことによって身につけていくというプランです。
長い時間をかけてバランスよく学ぶよりも、一気に集中して勉強を進めたほうが理解度や定着度が高かったり、各分野の違いを効率的に学ぶことができるという利点もあります。
『ポラリス』の勉強スケジュール
さて、1週間目で『大岩』と『英文読解をひとつひとつ』を終わらせました。
ここからは2週間目です。
2週間目で使う参考書は『関正生の英文法ポラリス1』と『関正生の英文法ファイナル演習ポラリス1』です。
まず『英文法ポラリス1』は全部で問題が約300問あるので、3日で終わらせると想定すると1日あたり100問程度。
解説をしっかり読んだとしても1問あたり5分かからないくらいなので、1日で終わらせることができます。
1日に8時間は『ポラリス1』に割いてもらってもかまいません。
『ポラリス1』は前半に説明や講義部分、まとめがあるのでそれを読みこんで覚えて、自分で説明できるようにします。
それから問題のコーナーに進んでください。
四択問題なので、たまたま当たったものや、なんとなくで解けたものに関しては間違いとみなしましょう。
そして1問1問について解答理由を説明できるまで解き、覚えないといけない表現も覚えつつ、2チャプターを1日でマスターしていきます。
1日目にチャプター1~2、2日目にチャプター3~4、3日目にチャプター5を終え、4日目に総復習をして、覚えきれなかったところを覚えましょう。
そうしたら5日目からは黒い表紙の『ポラリスファイナル演習1』に入っていきます。
これは、『ポラリス1』の内容を盛り込みつつ、4択や並べ替え問題など300問を収録した、演習用の参考書です。
この参考書を初見で解いて8割を超えていたら、『ポラリス1』の内容が身についているといえるでしょう。
2週間目
| 1日 | 2日 | 3日 | 4日 | 5日 | 6日 | 7日 | |
|
『ポラリス1』 |
チャプター1~2 |
チャプター3~4 |
チャプター5 | 総復習 | |||
|
『ポラリスファイナル演習1』 |
300問 |
復習＋分析 |
300問を朝から晩まで、1日かけて解きましょう。
その日のうちに丸つけを行い、復習は翌日に行います。
『大岩』や『ポラリス1』を終わらせること、それ自体を目的にするのではなく、冬休みの最初から、『ポラリスファイナル演習1』で8割以上を取ることを目標にして冬休みを過ごすようにしましょう。
『ポラリスファイナル演習1』を入試や模試の1つととらえるぐらいの覚悟で臨みましょう。
ここを突破できれば、意味のある冬休みを過ごせた証拠です。
大学入試は結果が全てです。
『ポラリスファイナル演習1』で8割以上という結果を目標にして冬休みを過ごしましょう。
この2週間で得られること
この2週間、集中して一気に勉強することで、「ここまでやれば成果が出る」という感覚を持ってそれ以降の解釈や長文に取り組んでいくことができます。
今回紹介した3冊の参考書を冬休みの間に終わらせることができれば、3学期から『肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本』や『動画でわかる英文法』といった参考書に進むことができますし、1月からは『入門英文問題精講』や『関正生のThe Rules 英語長文問題集1 入試基礎』などに進むことができます。
冬休みで『シス単』の1200までの英単語と、基礎的な文法を一通り網羅している高2生はかなり少ないので、受験を有利に進めることができます。
高1・2生は受験生になると決めた日から受験生。
早めに本気になって志望校合格をつかみましょう。
特に年末年始は気の弛みに気をつけてほしいと思います。
受験の下地の忍耐力を作るという意味でも頑張りましょう。
高3生なら冬休みは受験直前。
1日も休むことはできないという感覚をもって毎日を過ごしています。
高2生の冬休みを本気で過ごすことで、受験生に必要なマインドを習得しましょう。
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それでは今回のまとめです。
冬休みの2週間で実力を強化しよう！
短期集中で知識の定着力を高めよう！
今から実力をつけて合格を勝ち取ろう！
ここまで読んでいただきありがとうございました。
【難関大志望必見】冬休み究極の英語勉強スケジュール
高校1・2年生の多くの自由選択科目の中から科目選択をしていきますが、きめ細やかに塾に相談に乗ってもらいつつ、また担任の先生とも十分に相談しながら大学受験合格までを見通した科目選択を考えていくことが必要になります。
この選択科目をどう選ぶかによって、今後の大学受験・定期テストに同じ勉強時間をかけても結果が変わってくることがございます。
定期テスト・英検対策などとの両立も大事になってきますので、武田塾阪神甲子園校では高1・２年生には特に定期テストも両立して大学受験勉強を進める必要があることを認識してもらい、サポート・スケジュール管理指導を行っております。
（一部入試では高校の定期テストなどの成績が高いと有利になることなどもありますし、英検対策もどこまで行えて、高3のいつからは両立が厳しいのか、など2年間以上のスケジュールを立ててもらうことがより合格に近づくことに繋がります。）
高校3年生は
①推薦入試、公募推薦、共通テスト利用や共通テスト併用入試や一般入試など様々な入試方式があり、
②それぞれの入試でも、スタンダード方式、高得点科目重視、学部を複数1度の入試で合否を出せる大学など更に多くの入試方式があり、悩む時期です。
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