こんにちは！
武田塾阪神甲子園校です！
今回のテーマは「全統プレ共通テストの結果が最悪だった人へ」です。
共通テストプレの自己採点をした結果、点数が最悪で凹んでいる受験生へのアドバイスを送ります。
模試の点数を気にしすぎるな
まず誤解を恐れずに言えば、模試の点数はどうでもいいです。
開き直りはとても大切。
模試の振り返りは大切ですが、それと執着することはまったく別物です。
「振り返る」というのは次は何をするか考えることです。
点数を気にして立ち止まることではありません。
模試の点数が悪かったという事実や過去はどうでもよく、試験本番で合格点を取ることが重要なのです。
模試の目的はよい点数を取ることではなく、むしろ失敗をすることにあります。
その失敗を潰していくことで成長できるわけです。
今回ミスをしてしまった人は、こういうパターンだとミスをする、という経験を得られているという意味では成功しているのです。
模試の振り返りの重要性
模試の振り返りで重要なことは、結果の良し悪しを振り返ることではなく、次はどうすれば伸びるのかを洗い出すことです。
「○○の知識が抜けているから△△で復習しよう」
「時間配分が間違っているからこういうふうに考えてやろう」
というふうに、みなさんも反省点を洗い出してほしいと思います。
それをしっかりと実行すれば点数は伸びます。
評価とは、いま起きている事象や結果に対して価値を見出すことです。
なので受けた模試を評価せず、ただ凹んだだけで終わってしまうと、今回の模試の価値はなくなってしまいます。
今回の全統プレ共通テストが試験本番で点数を上げる材料になれば、この失敗にも価値が見出せるというふうに考えてほしいと思います。
共通テスト本番に向けて
共通テスト本番までは約50日。
いまからみなさんは、一日何点上げられるかを考えましょう。
例えば日本史を受験で使う場合のことを考えましょう。
朝7時に起きて勉強をスタートして夜10時まで日本史のみの勉強を続ければ、どれだけ要領が悪くても最低3点は上げられます。
たいていもっと上げることができるでしょう。
そう考えると、50日で挙げられる点数は単純計算で3点×50日=150点です。
一日3点上げる勉強を積み重ねていけば、ここから150点上げることも不可能ではないわけです。
もちろん本番の問題との相性やコンディションもありますから、その通りにいく話ではありませんが、やりようによっては実現が可能といえるでしょう。
150点上げれば判定がどうなるかというと、さすがに今の判定が低い人もB判定やA判定になっていることでしょう。
過去は変えられませんが、未来は変えられます。
しかし、落ちこんでいるだけでは何も変わりません。
「ここから受かったらカッコいい」と思って、明日からの勉強を変えていきましょう。
受験に立ち向かおう！
受験はある種の戦いのなので、本番が来ることを怖がっている人もいるでしょう。
しかし、怖がっている人は伸びづらいと言えます。
「点数が取れなかったらどうしよう」、「落ちたらどうしよう」などとマイナスなことを考えている人はやはり伸びづらく、「今から奇跡の逆転を起こす！」といふうに覚悟を決めた人のほうが伸びやすいのです。
マイナスなことばかり考えてしまう人は、自分が最大の敵になってしまっていると言えるでしょう。
また、今回はみなさん準備不足だったはずです。
共通テストの予想問題集や過去問を何十年分も解いて、絶対に点が取れると思って受けた人が何人いるでしょうか。
いま点が取れていないのは準部不足です。
なら、いまから準備をすればよいのです。
いまはまだ落ち込む以前の段階。
まだまだやれることはたくさんあるはずです。
「どうしよう……」ではなくその先、ここからどうするかを常に考えて、行動に起こしていくことが重要になります。
人生単位で考えよう
ここからは人生というすこしスケールの大きなお話になります。
受験が自分一人の問題であればいいのですが、受験生の周りには親やきょうだい、学校や塾の先生、友達などいろんな人の目があり、その中で模試の結果が振るわないと周りに申し訳なく思ってしまいがちです。
これをピンチだとして、ここでどうするかは人生のシミュレーションです。
ピンチを人生単位で考えてみましょう。
大学受験を乗り越えたとしても大学生活でピンチになる可能性はあります。
社会人になったとしても大学受験以上のピンチは必ず来るでしょう。
そのときに諦めるのでしょうか。
今後の人生の中でピンチは山ほど出てきます。
そのたびに逃げていては何も乗り越えられないでしょう。
逆にそういったピンチを乗り越える経験を受験勉強で積むことができれば、とても強くなれることでしょう。
この模試の点数が悪かったからといって、ここから本番までの直前期をネガティブな気持ちのまま過ごして、それで後悔はありませんか？
残りの時間をどんな心構えで過ごすべきなのか、しっかり自分で考えて答えを出しましょう。
今年の受験の結果を知っている人は誰もいません。
模試の結果がどうであろうと本番の結果は不確定なものですが、共テ本番、2次試験本番まで全力で頑張れば、結果がどうであろうとその頑張りを周りが責めることは絶対にありません。
自分も後悔しないはずので、やり切ることに専念しましょう。
ここからはメンタルの戦い
ここからはメンタルの戦いになってきます。
この直前期、超直前期に関しては、メンタルが折れる人や諦める人など、勉強効率が明らかに下がる人が出てきます。
模試でA~B判定が出ている人のほうが少数派で、多くの人に苦しい判定が出ています。
その苦しい判定が出ている人の中で、諦める人と全力を尽くす人に分かれるわけです。
ここからライバルたちは次々と諦めていきます。
いま前を向いて努力を続ければ必ず勝てます。
ここから必ず受かると決意を固めて、いま目の前の勉強に全力で向き合いましょう。
読者に伝えたいこと
みなさんは半年～1年間と勉強をしてきたことと思います。
冷静に考えれば、いまがいちばん勉強が上手いはず。
最初は無駄なこともしていてなかなか成果が出なかったかもしれませんが、ここからの1ヶ月で出る成果は過去のどの1ヶ月よりも多いはずです。
また、追い込まれると人はかなり頑張れるので、模試の点数が低くてピンチに感じている人も、現状をポジティブに捉えてみてください。
「そろそろ本気でやらないとやばい」と気づいた人は、火事場の馬鹿力でこの局面を打開してほしいと思います。
まとめ
それでは今回のまとめです。
・いまの結果にとらわれずに前を向いて勉強！
・直前期はメンタル勝負なので負けないように！
・残り約50日で1日3～5点を上げる勉強を！
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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