こんにちは!
武田塾阪神甲子園校です!
今回のテーマは「全統プレ共通テスト、ベストな振り返り方法」です。
受験生のみなさん、全統プレ共通テストお疲れ様でした。
ここで模試を終えるのではなく、振り返りをして共通テストまでの残りの期間を走り抜けましょう!
知識の漏れを確認して戦略を立てよう
まずは自己採点を必ずしてください。
そして知識の漏れを確認し、それらを潰すための戦略を立てましょう。
各教科についていえば、特に理科や社会がわかりやすいでしょう。
勉強不足で落としているところが必ずあるはずです。
国語でいえば古文の単語や文法の知識、漢文の句法の知識などで取れたところもあるでしょう。
知識の漏れや、勉強すれば取れるようなところは自分の中でどんどんメモしてほしいと思います。
ここでありがちなのが、間違えた問題の解説だけを読んで終わりにしてしまうケース。
それよりも大事なのは、この模試で見つかった弱点とその周辺の対策を模試が終わった1~2日以内に立てること。
できていない人はすぐ取り組みましょう。
単純に間違えていた問題だけでなく、自信がなくて選んだけど合っていた、というような問題も潰しておかなければ本番で解けない可能性があります。
特に2択で迷った場合にも注意が必要です。
この全統プレ模試は非常に多くの人が受けているため、仮に本番に近い問題が出た場合、復習をした人としていない人で大きな差が出ます。
復習をしなかったがために本番で取れなかったとなると後悔してもしきれないと思うので、曖昧なところも含めてきちんと復習はして欲しいと思います。
もっとも、知識の漏れを確認する、というのは共テプレの話だけではなく、普段からやっているテストの振り返り全部に言えることです。
本番に向けた立ち回りのミスを洗い出そう
冒頭の知識に関しては予想問題集など今から何度もやっていく作業なので、共テプレだけの特別な作業ではありません。
今回は特に、本番に似た状況と場所で緊張感を持って試験に臨むプレテスト、その場だからこそ起こるミスを振り返りましょう。
試験中に起こるミスの種類は大きく分けて次の5種類。
①時間配分のミス
②難しい問題の対応によるミス
③マークシートの使い方のミス
④気持ちの切り替え方ミス
⑤休み時間の過ごし方ミス
では順に考えていきましょう。
時間配分のミス
時間配分のミスが起こりやすい科目は英語・国語・数学ですが、理科や社会でも大いに起こりうるものだと思います。
理科や社会も読む量が多いので、じっくり取り組んでいると直前になって時間が足りない……
ということも地理や日本史などで起こりがちです。
復習の際には、時間配分がどうだったか、も振り返ってほしいと思います。
英語は大問ごとに目標時間があると思うので、順調にそこをクリアできたのか。
国語については、評論・小説・古文・漢文の4つをどんな順番でどう解いたのか。
時間がかかってしまった大問については、それは仕方がないものだったのか、あるいは切り捨てて取れるところを取るべきだったのか。
こうした判断がベストだったのかを考えないといけません。
国語や英語で時間配分をミスしてしまうパターンには2つあります。
1つは大問1からゆっくり解いていた結果、大問5や6が間に合わなくなってしまうパターン。
普段の勉強からもっと早く解くことに慣れていかなけらばならない人たちですね。
もう1つは、自分の能力で理解できるスピードを超えて無理やり早く終わらせている人たち。
解き終わってはいるが得点はできていない人たちです。
いずれにしても、確実に点数が取れるようにテストの時間配分を調整しましょう。
難しい問題・わからない問題の対応ミス
例えば古文などで、2択がなかなか絞り込めないときや、そもそも文章の内容がまったく理解できない場合など、早めに切り捨てたほうがうまくいくことも多いでしょう。
理科や社会などの知識問題でも2択で迷って意外と時間を使ってしまう可能性があります。
共通テストは時間にかなり価値があるので、わからない問題があれば一旦飛ばして取れるところで取るというのが基本戦略になります。
特にわからない問題が発生しやすい数学では、得意な人ほど粘ってしまい、時間を無駄に使ってしまうことがあります。
今回のプレ模試を通じて、難しい問題・わからない問題が来たときにどうすべきか、自分にとってのベストを真剣に考えてほしいと思います。
また、マークシートを塗るタイミングや見直しなど、マークシート記入にかかる時間自体にも気をつけましょう。
マークシートのミス
もちろん本番では絶対にマークミスがあってはいけません。
マークミス対策は、ミスがないようにする工夫とチェックのタイミングを総合的に考えてしなければなりません。
大問などの単位で線を入れておいて中単位でズレないようにする確認していくなどの作戦も有効でしょう。
また、最後の3~5分で確認するわけにもいかないので、合間合間で確認する、大問ごとにまとめて塗ってまとめて確認するなどして、絶対にずれないように工夫をしてほしいと思います。
できない科目がきた後の気持ちの切り替えミス
共通テストの本番はメンタルとの戦いです。
特に目標点をしっかり決めて共テプレに挑んだ人ほど、その目標点に達することができないとわかったときに精神的ダメージを受けてしまいがちです。
今回のプレで、途中で折れてしまったと思う人は、本番では絶対に最後まで諦めないようにしてほしいと思います。
前に教科で失敗してもそれを引きずらず、目の前の教科に集中しましょう。
失敗しても他のところでカバーすることが大切です。
終わった教科はどれだけ嘆いても点数が上がることはありません。
なので終わった瞬間に気持ちを切り替えて、まだ点数を上げられる可能性のある残りの教科でベストを尽くしましょう。
休み時間の過ごし方のミス
休み時間に友達と終わった科目の答え合わせなどをしていた人もいるのではないでしょうか。
しかし休み時間は本番のように次の科目の準備をするのが目的であり、終わった科目の振り返りをしていたらプレの意味がありません。
また、ご飯を食べる、仮眠を取るなど休むなら休むでかまいません。
絶対にいけないのは過去の振り返りです。
次の準備に時間を使いましょう。
ここまで共テプレでありがちな立ち回りのミスを話してきましたが、全統プレ共通テストを受けた方々の中にも何かしら当てはまっている方が多いと思うので、反省をしてください。
駿台や東進の模試を受ける人はもう一度見直せる機会があるのでそこで見直しましょう。
他にもリベンジの機会はあると思うので、本番での立ち回りミスが絶対に無いようにしてほしいと思います。
振り返ってプランを立てよう
以上に上げたミスを総合して、今回の振り返りをしましょう。
そして本番の目標を確認し、残り時間をどう過ごすかを確認し、何をするべきかを洗い出してプランを立てましょう。
1ヶ月半あればどうにでもリカバリーできるところはたくさんあると思うので、それをどういった方向でリカバリーするかはすぐさま方針を立ててやっていきましょう。
もし落ち込んでいる人がいるとしたらとてももったいないことです。
落ち込んでいる暇はありません!
悪い部分を浮き彫りにしたら、次にすべきことは何をしたら確実に点が取れるのかプランを考えることです。
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ここまで読んでいただきありがとうございました。
【全統プレ共通テスト】今日中に絶対にやってほしい振り返り
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