神戸大学海洋政策科学部に入学してみて！【甲子園・鳴尾・今津周辺の塾・予備校・学習塾】

こんにちは！　武田塾阪神甲子園校の小笹です。

小笹陸斗先生

今回は、神戸大学海洋政策科学部に現役合格した私が、実際に神戸大学海洋政策科学部に入学して感じた事について書いていこうと思います！

神戸大学海洋政策科学部に入学して

神戸大学に決めた理由は？

私が神戸大学海洋政策科学部に入学を決めた理由として３つ挙げられます。

１つ目は、学びたいことを学べる環境であったからです。海洋政策科学部は海について全般的に学べるだけでなく、工学、経済学、商船学など幅広い学問を学べます。

２つ目は、梅田や三宮へのアクセスのしやすさです。メインである六甲、鶴甲キャンパスの最寄りは、阪急六甲駅。深江キャンパスは阪神深江駅が最寄りとなり、どちらも梅田、三宮にアクセスしやすい立地になっています。

３つ目は、就職です。就職活動をするうえで、大都市大阪に近く活動をしやすい点、そして「神戸大学」というネームバリューに惹かれたことです。 rapture_20220804091153

神戸大学生の特徴

神戸大学生の特徴として、メリハリがしっかりしているところが感じられます。部活動やサークル活動など、楽しむときにはしっかりと楽しみ、授業やテスト前などしっかり勉強するときには勉強している印象です。サークルや部活の情報はInstagramやTwitter、またKoobeeという団体のサイトで調べることができ、そこではたくさんの団体が活動報告や宣伝をしています！

また、神戸大学のメインである、六甲キャンパス、鶴甲キャンパスは山の上にあるため、登校を登山、下校を下山ということもあります。そのため、足腰の強い人も多い印象です。お洒落な人も多く、キラキラした雰囲気もありますね。

神戸大学海洋政策科学部の特色は？

「海洋政策」って何するの？

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海洋政策科学部は「海」という漢字が入っている通り、海に関係することを全般的に学びます。前述したように、工学、経済学なども学ぶことができるのですが、それらと「海」を掛け合わせることができるように、ということがこの学部で学ぶ目標の一つになります。例えば「海」×「工学」だと、船舶工学などを専門として研究を進めます。また、海洋における問題を、工学や経済学、理学など別々の専攻の方々とチームを組みさまざまな面から解決するような授業が行われたりします。一言でまとめると「海のエキスパート」を創ることがこの学部で行う事です。

海洋政策科学部の特色

海洋政策科学部では航海士や機関士になるための資格を取得することができます。

一般的に、航海士や機関士の資格は他の大学では取得する事が厳しいです。しかし、神戸大学海洋政策科学部では航海学領域や機関学領域というコースを卒業することでこれらの資格を取得することができます。この資格を取得できる学部のある大学は数少なく、国立では神戸大学、東京海洋大学のみとなっています。航海士は就職後の年収も高く、神戸大学卒業生の平均年収を上げているとも言われています。

また、海洋政策科学部は文理融合型の学部であることも１つであると思います。入試形式には、理系型と文系型（後期は理系のみ）が存在し、枠は少ないですが文系の方でも入学が可能です。もちろん入学後は、理系でも経済学や経営学を専攻は可能ですし、文系でも、工学、理学系に進むことは可能です。ただし文系で工学、理学系に進むにあたっては、数学、物理、化学といった科目を理系入学者以上に頑張る必要はあるので注意しておきましょう。文系、理系、そして様々な方面を目指している人が「海」を軸として学び集まる、とても面白い学部であると感じます。

海洋政策科学部の入試難易度

神戸大学海洋政策科学部の入試難易度についてここでは述べていこうと思います。

海洋政策科学部の偏差値は５５～６０となります。神戸大学は国立大学であるため、共通テストが必須です。共通テストの得点率は理系前期で６７％、文系前期で７１％、後期（理系のみ）で７５％となります。同程度の偏差値の大学として、北海道大学水産学部、電気通信大学、京都工芸繊維大学、広島大学情報科学部があります。

科目は理系は共通テストで国語、数学、英語、理科２科目、社会１科目。前期は２次試験で数学、英語、理科2科目。後期は英語、数学です。文系は共通テストで、国語、数学、英語、社会2科目、理科１科目もしくは理科基礎２科目となります。２次試験は国語、数学、英語です。2次試験の数学は理系は数学Ⅲまで、文系は数学ⅡBまでとなっています。

神戸大学の問題は、標準的な難易度のものが多いので、きちんと基礎を固めていきましょう！