“大学受験予備校”個別指導の
~はじめに~
一昨年2020年、小学校教科書の改訂が行われ、
英語が必須教科になったことなどをニュースで耳にした方は多いことでしょう。
しかし、
今年2022年度から高校も教科書が改訂されて
新学習指導要領に移行することは
ご存知でしたでしょうか?
今回は、具体的に何が変わるのか、
そしてどう対応していけばいいのかについてお話しします。
特に、
今年から高校に入学する方々は
必見です!
そもそも学習指導要領って?
日本の学校教育は、
「学習指導要領」に則って
教育活動を行っています。
「学習指導要領」は、
全国のどの地域で教育を受けても
一定水準の義務教育を受けられるようにと、
法律に基づき文部科学省が定めています。
しかし、その教育の大枠がついに
今年から変更されようとしています。
「学習指導要領」が改訂されるのに合わせて、
教科書の内容も改訂されることになります。
こうした改訂はおよそ10年ごとに実施されているのですが、
特に今年度の改訂は
大改革と呼ばれるほどの
大きな変化となっています。
具体的に何がどう変わるのか?
文部科学省によると、新学習指導要領では
授業を通して下記の
「3つの柱」を培うことを目標としています。
社会に活かすことのできる
「知識と技能」
知識を生かして考え、伝えるための
「思考力・判断力、表現力」
社会や人生に活かす意識を持たせる
「学びに向かう力・人間性」
もちろん、これだけでは結局なんのことやら
さっぱり分からないことでしょう。
それでは、ここから各教科の
具体的な変更内容について紹介していきます。
【国語】の改定内容
・必修科目として、現代社会における
日本語コミュニケーションに
必要な能力を育成する「現代の国語」
(2年次では「論理国語」)
と日本における
言語文化への造詣を深める「言語文化」を新設
・受動的な知識の学びから
「どのように考えたのか」という
主体的な考え方を重視
・古文(名称は古典研究に変化)の
割合が大幅に減少
他教科と比べても特に変化が大きい国語は、
「読む」中心から
「書く」「話す」中心の授業に転換していきます。
また、「現代の国語」と「論理国語」が
新設されたことで、
より評論文などの論理的文章に
触れることが多くなり、
「書く」時間の重視によって論述や小論文を
学ぶ時間が増えることと予想されます。
その分、今までの「小説文」学習に当たる部分は
「言語文化」「文学国語」に吸収され、
古文と同様に授業時間は
大幅に減少することとなるでしょう。
【数学】の改定内容
・統計教育の一層の充実
・現行の「数学Ⅲ」(平面),
「数学B」(ベクトル)、
「数学活用」の一部を移行して
「数学C」を新設
(「数学活用」は「数学A/B」の
一部に移行する形で廃止)
・主体的学習を目的として
数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲそれぞれの科目に
「課題学習」を設定
今まで以上に統計学の割合が増大する数学は、
社会(特に企業)に出てからの活用を見込んでの
数学的考察力を育成する狙いがあるようです。
また、主に理系クラスのみの履修となる
「数学C」の新設によって、
平面図形(複素数)やベクトルは
ほとんどの文系志望の学生が触れない
こととなります。
【英語】の改定内容
・「Speaking」「Writing」の強化によって
ディベートやスピーチ、プレゼンテーションの
時間を増加 (それらを扱う選択科目
「論理・表現」を新設)
・基本的に授業の進行は英語で実施
「Speaking」がかなり重要視されることとなる
英語は、よりグローバリズムが加速する
現代社会に対応していくために
コミュニケーション能力の育成を図る
授業が新設されます。
また、「英語表現」が無くなることで
〈文法偏重〉だった授業内容が一変し、
文法事項などを中心とした構成とならないよう
定められることとなります。
【社会】の改定内容
・日本史/世界史が融合した
「歴史総合」が必修科目として新設
(近現代史学習の割合が増加)
・より発展的に学ぶ選択科目として
「地理探究」「日本史探究」
「世界史探究」を新設
・「公共」が必修科目として新設
総じて現代社会の在り方に
重点が置かれるようになる社会は、
「歴史総合」の新設によって多角的な視点から
歴史を捉えることが求められるようになります。
そのため私大志望者だとしても、
日本史/世界史どちらかが苦手だから
一方に絞って勉強していくことは出来なくなり、
両者の基礎を身につけた上で、
どちらかを選択科目として深めていく
こととなります。
また、今まで
「現代社会」「倫理」「政治・経済」のうちから
どれか一つを学ぶ選択必修制だった公民が、
新たに「公共」という必修科目になったことで、
特に現代社会をメインとした
今現在の外交問題、少子高齢化、条約改正などを
深く学習し、自分なりの理由づけや主張が
授業で求められるようになります。
入試の改定内容はこちらをチェック!
新科目【情報】の新設
・選択科目としての「情報の科学」から
必修科目としての「情報Ⅰ/Ⅱ」に変化
・コンピューターを活用したプログラミングや
ネットワーク解析などの基礎を実習として実施
完全に新たな必修科目である情報は、
他教科との連携(特に理数系)も行い、
コンピューターを通じての問題の
発見から実行・評価・改善といった
実際の問題解決の流れを
行っていくこととなります。
既に一昨年から
小学校でプログラミング授業が必修化
していることも受けて、より
「情報」という科目の占める
重要性が高まっていくこととなりそうです。
※理科科目に関してはそれほど大きな
変更はないが、選択科目として「理数」が新設
今後の大学入試でも理科と
数学の融合問題が出題される
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~終わりに~
全教科の変更点を俯瞰してみると、
総じて「ただ先生から教わった単語・公式を
覚えていく受動的作業」から
「自ら考えた意見・主張を通して
総合的に思考する能動的学習」
へとシフトチェンジしています。
学習内容や評価方法が刻々と変わり
大変な思いもあるかもしれませんが、
「変化に順応する力」を養うためにも
臨機応変に頑張っていきましょう!
各教科について、そして副教科の
変更点ももっと詳しく知りたい!!という方は
(文部科学省の公式HP)を
是非参照してみてください。
最後になりますが、ここまで
お読みいただきありがとうございました!
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