入試区分をざっくり解説!学校推薦型選抜、総合型選抜ってなんなの?
こんにちは、武田塾半田校です。
春休みに入りましたが、みなさんは志望校合格に向けてきちんと動けているでしょうか。
まだ何も手を付けていないという人は、まずは資料請求から始めましょう!
各大学の入試に関しては、募集要項をしっかりと読むことがとても大切です!(HPで確認することもできます。)
既に募集要項を読んだ方は、志望校の入試についてしっかりと理解できたでしょうか。
近年の入試は複雑かつ、各大学の特色が出ているため難しく感じるかもしれません。
受験生はもちろん、高校1,2生の方もどのような入試区分があるのか早めにイメージを持つことが重要になります。
入試に対するイメージをしっかりと持つことで、志望校合格のヒントになることがあります。
それでは、2つの入試区分について理解を深めていきましょう!
<学校推薦型選抜について>
学校推薦型選抜(旧:推薦入試)は原則、第1志望として受験することになります。
大学側は「評定平均」、「卒業年次(年齢)」などの基準を設けている場合があり、これを満たすことができなければ出願することができません。
また、基準をクリアしても、学校推薦型選抜は出身高校長の推薦を受けることが出願条件となります。
所属している高校が独自の出願基準を持っていて、校内の基準に届かない場合や校内での選抜に落ちてしまった場合は出願することができないこともあります。
学校推薦型選抜は大きく分けて「指定校推薦」、「公募推薦」の2つ
指定校推薦とは
各大学から、それまでの在学・卒業生の出身校と成績等を基に各高校へ指定校推薦の枠(人数)を送ります。
イメージとしてはこのような感じです。(実際には以下のような会話はなく、枠の数のみの通知となります)
○○大学「A高校出身の学生は成績優秀者が多いので、3名の枠を設けました。是非優秀な生徒さんに来ていただきたいです。」
仮にA高校の中で○○大学に指定校推薦で出願を希望する生徒が3人だった場合、募集条件を満たし、学校長推薦を受けることができれば3名とも指定校推薦で出願できることになります。
一方で、
○○大学「B高校出身の学生は成績優秀者もおりますが、成績不良で留年をしてしまう学生もいるという状況ですので、2名の枠を設けました。是非優秀な生徒さんに来ていただきたいです。」
この場合、B高校で○○大学に指定校推薦での出願希望者が3名いた場合は、基本的には学内での選抜になります。評定平均、出席率などをB高校内の基準で判断をして2名以下に絞っていくことになります。
最後に○○大学へC高校からの進学実績がないといった理由で、そもそも指定校推薦枠がない場合があります。その場合、希望者がいてもC高校から指定校推薦で出願をすることは難しいです。
指定校推薦の枠については「推薦枠の情報を開示する」、「開示はしないが個別に聞けば教えてくれる」、「個別に聞いても教えてくれない」といった感じで各高校によって対応が異なります。
指定校推薦を目指す方は、早めの情報取集が特に大切になります。
公募推薦とは
公募推薦に関しては、私立大学を中心に併願可能とする大学も増えてきています。
そのため第1志望を一般選抜で考えている方も、第2志望以下の大学の公募推薦の条件は必ず確認することをお勧めします。
出願条件をクリアしており、手続きの最終締め切りを第一志望の日程と照らし合わせて問題がない場合は、併願校として受験していただくことも視野に入れることができます。
受験校の設定などの戦略面についてお悩みがある方は、お気軽に武田塾の無料受験相談にお申込みください。
<総合型選抜について>
もともとAO入試と呼ばれていたものが、2020年度より総合型選抜と名前を変えて今の入試区分となりました。
もしかしたら身近な先輩やご兄姉に「AO入試は楽勝だったよ♪」といったお話を聞いているかもしれません。
ただし、それはあくまでもAO入試の話です!
従来のAO入試では、エントリーシートや志望理由書といった書類と面接のみで合否が決まっていました。
一方で現在の総合型選抜は先程の学校推薦型選抜とともに学力評価を行うことが義務付けられています。
学力評価とは
具体的には「科目試験」、「小論文」、「口頭試問」、「プレゼンテーション」、「資格・検定試験」、「実技」の中からいずれかの方法で評価がくだされます。どの評価が用いられるかは各大学の募集要項を確認してください。
また、大学入学共通テストの結果を用いる場合もあります。
これらに加えてエントリーシートなどの書類を準備し、面接の対策もしなければいけません。
全然楽勝ではないですよね💦
総合型選抜は使い方次第!
こんな話を聞くと時間も労力もかかって大変だなと思うかもしれませんが、裏を返せば大学側に自分をアピールし、学力ではない部分で評価してもらえる入試でもあります。
一般選抜だけを考えていた人も、志望校に総合型選抜があるケースも多いです。
本当に行きたい大学であれば、内容を確認した上でチャレンジしても良いかもしれません。
もちろん、一般選抜に向けた勉強時間が削られるというリスクもありますので、よく考えて決めてほしいと思います。
さいごに
総合型選抜と学校推薦型選抜の違いと注意点をまとめると以下のようになります。
<2つの入試の違い>
- 学校推薦型選抜は所属する学校長の推薦が必要。
- 総合型選抜は学校推薦型選抜に比べて長期戦になることが多い。
- 一般選抜と比較して結果が出る時期が早い。
<2つの入試の注意点!>
- 2020年度より学力調査が必須!
- 指定校推薦は専願だが、公募推薦・総合型選抜は併願に対応している大学もあるため募集要項をしっかりと確認する。
受験生だけでなく、高校1,2年生から志望校や興味のある大学の入試情報に触れておくのはとても大切です。
希望の進路を実現するためにも、自分からどんどん行動を起こしていきましょう!
自分では調べ方が良く分からないという方、入試方法を決めきれないという方は、武田塾の無料相談で質問していただくことをお勧めします。
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