こんにちは!武田塾半田校です!
勝負の3月が始まりました。今から来年度のゴールデンウイークにかけては、定期考査を気にすることなく勉強が出来る貴重な期間です。
特に3月の一か月間は授業も先に進まないので、今までの復習や、受験勉強の基礎を固める大チャンスです!
そこで「今がチャンス!高1・2生が春休みに勉強するべきことは!?」について、数回の連載まとめています。
【目次】
今回は、英語つづいて、数学の勉強方法をまとめていきます!
数学は、ⅠA、ⅡB、ⅢCのうち1つだけ、センターレベルまで極めるべし!
(著作者freedesignfile.com)
数学は、英語や国語と同様に、安定して高得点が取れるようになるまでに時間がかかる教科です。
一方で、1日2時間程度を数学の時間にあてれば、1か月~1か月半でⅠA、ⅡB、ⅢCのどれか一つは仕上げることができます!
しかしながら、使う参考書や勉強方法を誤ってしまうと、「全然進まない!もうやだ!」となってしまいがちな教科でもあります。数学嫌いな皆さんは、勉強に手を付けてみたものの、理解が出来ずに、全然進まず、結局投げ出してしまった、という経験があるかと思います。
今回は、
・どの参考書を使うべきか
・どのように勉強するべきか
を中心にお伝えします。
なお、ⅠA、ⅡB、ⅢCどれを仕上げようか迷っている方は、まずはⅠA⇒ⅡB⇒ⅢCの順番で仕上げることをお勧めします(参考書や教科書が、この順番で習うことを想定して作られているので、ⅠAで習うことはⅡBでは前提となっています)。
・どの参考書を使うべきか
皆さんが数学の学習に使っている参考書はどのような参考書でしょうか。
数学の参考書を選ぶうえでのポイントは大きく3つあります。今使っている参考書がそれに適しているかをチェックしてみてください。
①解説が丁寧で分かりやすい(途中式の省略が少ない)
解説が丁寧でないと、解説の読解に多くの時間を割かれてしまい、時間が非常にもったいないです。
②基礎レベルと発展レベルが明確に分かれている
基礎レベルと発展レベルが混じっている参考書では、発展レベルで躓いてしまい、先に進めません。
③そのレベルの問題がパターンとして網羅されている
数学は殆どパターンが決まっていますので、できるだけパターンが網羅されている参考書が望ましいです。
いかがでしょうか?自分の持っている参考書はすべてを満たしましたか?
これらを満たさない参考書は、例えば「チャート式」です。
「え、あの有名なチャート式が!?」となるかもしれませんが、チャート式は①と②を満たしていません。特に①については、見開きに問題と解説と類題を詰め込んでいる参考書なので紙面の都合上、途中式がかなり省略されてしまっています。また、基礎的な問題と発展問題が混ざっているため、初学者はとくに躓きやすいでしょう。
また、学校で配られる問題集も多くは、途中式の省略が多いため、あまりお勧めはしていません。
(そもそも学校によっては、解説が配られない所もありますね汗)
武田塾でお勧めしている参考書は、「基礎問題精講」です。
<画像元:Amazon>
基礎問題精講は、共通テストレベルまでの問題が、網羅されており、かつ解説もかなり丁寧で詳しい参考書です。
基礎問題精講を使う場合には、「例題」だけ解いていけばOKです。
基礎問題精講に拘る必要はありませんが、先ほどの①②③を全て満たす参考書を使ってください!
また、こういった問題集系の参考書の補助として、「スバラシク面白いと評判の初めから始める数学」シリーズが大変お勧めです。
<画像元:Amazon>
「スバラシク面白いと評判の初めから始める数学」シリーズは、「ここまで詳しく説明するの!?」というくらい詳しく説明してくれて、中学校の数学の範囲が不安であっても、読み進められるほどです。
(例えば、分数の足し算が出てくるところでは、高校の参考書にも関わらず、通分のやり方から説明してくれています笑)
・数学をどのように勉強するべきか
具体的な数学の勉強方法を説明する前に、数学は「分かる」より先に「できる」ようになる教科である、ということを理解してください!
例えば、「-1×-1」の答えは何ですか?
中学数学をやった方なら、「1」と誰もが答えると思います。
では、なぜ「-1×-1=1」か、説明できますか?
おそらく、説明できない方が多いと思います。
つまり、「わからない」けど、-1×-1=1は「できる」わけですね。
数学は、こんなことばかりです!ですから、数学は「分かる」より先に「できる」ようになる教科であるということを肝に銘じて、「分からなくてもいいから、とにかく出来るようにする!」という気持ちで勉強を進めてください!
さて、本題に入ります!数学は、以下の手順で勉強を進めてください。
①解答の完全再現をする
②問題文を読み、解答の方針を立てられるようにする
①解答の完全再現をするについて
①-1. 今日やる問題をまず解いてみる。途中式もすべてかくこと。
①-2. 丸つけをする。(途中式も含めて、解答と一致していたらOK)
①-3. バツになった問題は、解答をよく読み、手順を覚える。
①-4. もう一度、間違えた問題だけを何も見ずに最初から自力で解く。
①-5. 丸つけをし、正解していたらOK、バツは③に戻る。
①-6. 4と同様に、もう一度解きなおす。(必ず、できなかった途中からではなく、最初から解くこと!!!)
②問題文を読み、解答の方針を立てられるようにするについて
①ができるようになったら、今度は問題文を読んで、「とりあえず式を立てる」のではなく、どうやって解いていくのかを、簡潔に書いてみましょう。例えば、ある因数分解の問題であれば、「まず、与式をxについて整理をして、定数項を因数分解しておく。つぎに、たすき掛けで、xについて因数分解する。」といった具合です。
数学が得意な人は、このように、まず解答の方針を立てる、ということを行います。
ここまで出来るようになれば、その問題を自分のモノにしたと言い切っても良いでしょう。次の問題も同じように自分のものにしていきましょう。
最後に、どのようなペースで勉強をしていけばよいかをお伝えします。
■基礎問題精講Ⅰ・Aの1週間の勉強計画例(4日進んで、2日戻るペース)
一週間で例題48個ずつ解く
1日目 例題1-12
2日目 例題13-24
3日目 例題25-36
4日目 例題37-48
5日目 例題1-48
6日目 例題1-48
7日目ランダムでテスト
※7日目のテストで80%超えていなければ次週も同じ範囲を行う!
■基礎問題精講Ⅱ・Bの1週間の勉強計画例(4日進んで、2日戻るペース)
一週間で例題42個ずつ解く
1日目 例題1-11
2日目 例題12-22
3日目 例題23-32
4日目 例題33-42
5日目 例題1-42
6日目 例題1-42
7日目ランダムでテスト
※7日目のテストで80%超えていなければ次週も同じ範囲を行う!
■基礎問題精講Ⅲ・Cの1週間の勉強計画例(4日進んで、2日戻るペース)
一週間で例題31個ずつ解く
1日目 例題1-8
2日目 例題9-16
3日目 例題17-24
4日目 例題25-31
5日目 例題1-31
6日目 例題1-31
7日目ランダムでテスト
※7日目のテストで80%超えていなければ次週も同じ範囲を行う!
終わりに
以上、3月にやるべき数学の勉強方法お伝えしました!
時間に余裕がある3月に1分野でも仕上げてしまうことで、他の受験生に大きな差をつけることができます!
武田塾の受験相談にお越しいただければ、各教科の勉強方法をより詳細に説明できます!
是非一度、足を運んでみてください!
また、”自学自習を徹底的にサポートする塾”‼である武田塾に、対して、
「実際どうやってサポートしてくれるの?」
「カリキュラムってどんなもの?」
「どんな参考書を使うの?」
このような疑問をお持ちになったり、
「自分にあった勉強方法を知りたい!」
「学校と塾の両立が不安!」
「志望校も決まってない・・・」
「入試までの勉強の進め方が分からない」
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などなど、沢山の悩みをお持ちの方もいらっしゃると思います。
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