【嫌悪】受験科目に日本史があるのに日本史が嫌いor苦手です。
こんにちは、武田塾半田校です!
みなさん、日本史やっていますか!!
と言いたいところですが、これを見ている人は日本史をはじめとする歴史科目(暗記科目全般)を好きと言っている人の気持ちが理解不能で、それに困惑してしまうといった方が多いのではないでしょうか?
人間だれしも千差万別、好きな科目があれば嫌いな科目もあるのが当然です。しかし、嫌いな科目が受験科目に存在するからこそ頭を抱えさせる厄介な問題といえるでしょう。
そこで、今回は日本史が受験科目に含まれるのに日本史が嫌いor苦手な人に向けて、日本史に対してどのように手を付けていけばよいかということについての一提案を提示していきたいと思います。
①とにかく問題集に取り組む
嫌いな科目というものはやらないといけないとわかっていても、なかなか手を伸ばすことができないから厄介です。そのようにして、やらない期間が続くと、いざ問題集を開き問題を解こうとしても記憶から完全に抜け落ちていて、見たことのある単語があるなら御の字、そもそも授業でやったか?とったものが目の前に現れることもまれではありません。
答えがわからないというストレスはかなりつらいもので、そのような状況に誰しも好んで突っ込もうとはしません。そうすると、再び問題集を開かない期間が生じ、期間を開けて問題集を開くと・・・
というように負のスパイラルに陥ってしまいます。
この負のスパイラルは勉強のやる気をこれでもかというほど削いでくるので、できれば陥りたくないものです。
これに陥らないためには定期的に問題集を解き、知識を定着するほかありません。そして、それだけで入試に使いうる知識に昇華させることは可能です。
問題集に取り組む以前に感じる重い腰を上げるストレスよりも、負のスパイラルに陥って、挙句入試問題が解けないストレスの方が何倍も多いので、「先ず問題集より始めよ」です。
②内政に焦点を当てて、教科書を読んでみる
ⅰ)まずは「流れ」を習得する
上記の様に日本史のような暗記科目においては、問題集等によるアウトプットが何より重要といえますが、そもそも自分の中に使える知識がなければ、問題の解きようがありません。その際には教科書のようなインプット教材に戻ってくるわけですが、百歩譲って内容がつまらないといったことを度外視したとしても、日本史が嫌になる要素があります。
それはページ数と時代の進み具合が絶妙に対応していないということです。たしかに一つのテーマに関してはページを進めていけば、おのずと時代も進んでいくことになります。しかし、しばらくすると、外交、経済、文化といった内容に入り、年代が若干遡及したりします。
こうなってくると、頭の中に何本も時間軸が出現し、それらがどのように対応しているのかがよくわからなくなったりします。それも日本史において重要なものなので、一通り学んだあとならまだしも、初期の段階でそれらを整理しようとするのはあまりにも酷でしょう。
このような問題に直面した際にやりがちなのは、とりあえず全部受け入れてしまう或いは読んでしまうということです。後者は時間の無駄になることが大いに考えられますし、前者に関しては確実に不可能です。日本史が嫌いな人は憎くなり、苦手な人は嫌いになるおそれを含みます。
そうなってしまっては元も子もないので、対策が必要です。ここで筆者がおススメするのがまず、内政の部分を読み進めてしまうということです。時間軸を「内政」だけに絞るということです。「なぜ、内政か」と思うかもしれませんが、内政がまさに狭義の意味における「日本史」といえるからです。日本人が上代から現代にかけて、政治という舞台でどのような営みをなしてきたのかを知ることが一番日本史を学んでいるということに等しいのではないのでしょうか。
また、外交にしても、経済にしても、文化にしても、日本史におけるほとんどのテーマ史はその時代の状況に依拠するものです。そして、その「時代の状況」に影響を与えうるのはまさに「内政」といってよいでしょう。
したがって、教科書の内政に関する部分をまず読み、「時代の流れ」なるものを学ぶことがとっつきやすいですし、その先の勉強にも効果的です(「内政」という時間軸を基準にそれぞれのテーマ史を引き付けて考えることができるという意味で)。
ⅱ)教科書を読む際の注意点
教科書を読んでインプットを促進させるのは問題ないですが、それで完結することはやめましょう。インプットとした知識を確実に使える知識に昇華させるにはアウトプットが不可欠です。「教科書を読んで、ハイ終了」ということは避けましょう。
また、読む際にはメリハリをつけましょう。時間で区切るにせよ、ページ数で区切るにせよ、漫然と読んでいるだけでは、それこそつまらないがゆえに全く頭に入ってこず、なんの成果も得られません。
メリハリをつけて、教科書を読むだけでインプットの促進としては十分なので、この点は注意しましょう。
③過去問を解いてしまう
最後に過去問を解いてしまうというのがあります。上記①②のように問題集を解いて、網羅的につぶしたり、冒頭から教科書を読むなんてごめんだ、という人におすすめです。「それでいいのか」と思われそうですが、大丈夫です。
入試で必要なのは「知識量」ではありません。出題された問題に正確に解答する能力です。
そうなると、過去問を分析して、レベルや出題分野を把握したうえで、当該分野を重点的につぶしていくだけで入試対策としては完成しています。もっとも、当該分野に関しては教科書、問題集に取り組まなければなりませんが、過去問という自分のゴールを見据えることでかなりモチベーションにはつながると思うので、日本史のやる気がなかなか出ないという人はぜひやってみてください!
おわりに
いかがだったでしょうか!
入試科目に日本史があるからには絶対に避けては通れない道です。それを漫然とやっていては絶対に続かないので、自分に必要な範囲でメリハリをもって取り組んでいきましょう!
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