【中学生3年生】期末テストをやらかしてしまった君へ
こんにちは。武田塾半田校です。
ほとんどの公立中学校の期末テストの返却が終わり、内申がどうなるかドキドキしている人が多いのではないでしょうか。高校入試の内申点は学年末テストで決まります。学年末テストで決まるんだったら「まあいっか」と思っている君!甘いです。
内申点は前回の内申点を参照して決まるので、中学校三年生の一回一回の定期テストは非常に重要です。全ての定期テストの内申点が最終的な内申点まで繋がっているイメージを持ってください。
オール3の生徒が次の成績表でオール5になるような内申点の上がり方は現実的ではありません。ですが、できることは必ずあるはずです!
今回の期末テストは終わってしまいました。終わったことをいつまでも引きずっていては前に進めません。
今回の通知表を振り返り、反省点を洗い出し、改善策を具体的に考え、それを行動に移すことが内申アップの近道です。二学期に向けて今から準備をしていきましょう!
そんな「やらかしてしまったあなた」が次の通知表で少しでも内申点アップが狙える参考になれば幸いです!
内申点は何故重要なのか
公立高校入試では、入試本番の試験も重要ですが、同じくらい内申点も重要です。それが何故かというと
公立高校入試の合否は、入試本番の5科目の学力検査(22点×5=110点満点)と内申点(5×9×2=90点満点)の合計で決定するからです。
※都道府県ごと、また同じ都道府県内でも高校ごとに、基準や学力検査と内申点比率が違います。
通知表の成績の決まり方
まず通知表の「3」とか「4」の隣にある「A・B・C」の成績を見てみましょう。
通知表の評定は、このA~Cの組み合わせによって決まります。
ということは、定期テストの点数だけではなく、授業態度や提出物も評価されるということですね。
さて、早速通知表を見てみましょう。
現在の通知表の評価の付け方は、4つの観点(国語は5つ)について、「絶対評価」という「学習指導要領の目標がどの程度実現したか、その実現状況を見る評価」で決まります。テストの点数だけでなく、授業中の態度や聞く姿勢、挙手の回数、調べ学習や実技への取り組み等、それぞれの観点で評価されます。
皆さんは自分の通知表の評価に納得してますか?
「期末テストで80点取って内申が4じゃなくて3だった!」とか、「テストの点数は悪かったけど、なぜか内申点が上がった!」等、筆者は何度も疑問に感じました。
ここで大切なことは「正しい評価を知り、正しい努力をする」ことだと思います。
観点別学習状況の評価をみてみよう
通知表を実際に見てみましょう。「観点別学習状況」と「観点別評価」というものがありますね。A・B・Cの三段階で評価されていると思います。この「観点別学習状況の評価」は主に4つの観点があります。詳しく見ていきましょう。
☆【関心・意欲・態度】の観点
普段の授業中の受講態度や、授業中の聞く姿勢、挙手の回数等が重要です。
時事問題に関心を持ったり、自分の意見を述べられたり、授業中に積極的に発言する姿勢、意欲的に自分からコミュニケーションをとる姿勢を持ちましょう。宿題等の提出物は、忘れずに必ず期日内に出しましょう。
☆【思考・判断】の観点
あるテーマに関する調べ学習への取り組みなどが評価される傾向があります。書物や新聞、インターネットから関連情報を調べ、「なぜ?」に思ったことを「~だから」と理由や根拠を説明できるように心がけましょう。時事問題等にも興味を持ちましょう。
☆【表現・処理】の観点
ノートのまとめ方や、資料を読み取る問題で評価されることが多い傾向にあります。
特にノートまとめは、ただ黒板に書かれたことだけを写すだけではなく、重要なポイントは色ペンを使ったり、一覧表等にまとめたり、見やすく解りやすくノートをまとめる力が評価される傾向にあります。
☆【知識・理解】の観点
小テストや定期テストの結果で評価されることが多いです。
テストでは、【知識・理解】だけを問われるわけではなく、【思考・判断】【表現・処理】も評価します。
テストによっては、どの観点を問う問題なのか書かれていることもあります。
各科目についてまとめてみましょう。
内申点UPのポイント
内申点=テストの点数(50%)+授業態度等その他の観点(50%)で決まる!
副教科はテストの点数(30%)+授業態度その他の観点(70%)で決める先生もいます。
先生たちから「どう見られてるか」が大事です。自分が「頑張ってる」ことも素敵なんですが、「周りから見ても頑張ってる」ようにできないと残念ながら評価されにくいです。
自分がどの観点が弱点か見極め、重点的に対策する!
今回の通知表と先ほどの表とにらめっこして「次のテストではこの科目のこの観点をこういう風にあげよう!」と具体的な改善策を考えよう。
内申点UP方法を一部紹介
内申点UP方法を「王道」と「筆者の具体的な対策」に分けて一部紹介します!
王道
・定期テストで高得点を目指す!
「5」狙いなら最低80点以上「4」狙いなら最低70点以上
・提出物の締切厳守!
課題は一週間前には終わらせよう
・授業に積極的に参加!
ニコニコして先生を見る。挙手。グループワークでリーダーに立候補する。
・小テストで高得点を取る!
基本満点!せめて8割取る!
・副教科は普段の授業>テストだから普段頑張る。
テストは過去問があり、かつ先生が同じなら使い回しされてる可能性が高い。卒業生からアドバイス貰おう!
筆者の具体的な対策
・先生に聞く!
職員室に行き,担当科目の先生に「今〇〇はしていて,でも内申をなかなか上げられないんですよね…。どうしたらいいですか?」と聞いてました。当時理科の先生以外は結構ヒントをくれたので、「4」は取れました。苦手科目を「5」にする対策を聞くと「定期テスト頑張れ」と言われるので、その場で質問して頑張ってるアピールをするとごく稀に「5」になってた。
・ノートはとにかく余白を埋める!
字は丁寧に書くことだけ気を付けて、とにかく埋める。先生の小話,小テストで間違えた単語を書く、ワークやプリントの2周目をノートに貼っておく等。これでノート評価A。
・賢い友達に聞く!
「一緒に勉強しない?」と友達を誘い、ノートをみせてもらったり、一番仲の良い友達にはこっそり「これってどういうこと?」って聞いたりしまくっていた。
・聞いてますアピールは欠かさない!
嫌いな先生でも先生の鼻を見てあたかも聞いている姿勢は崩しませんでした。ただしよそ事してました。
・頑張ってますアピールを忘れない!
体育なら「速く走れない」ので「声だし」や「用具片付け」
美術なら「絵が絶望的」なので「質問の嵐」や「鑑賞レポートを全行埋める」
数学なら「そもそも分からん」ので「リープを真っ黒にする」
・教科書、ワークを覚えるまでやりこむ!
リープに一部難しい問題が入ってたりして「は?」ってなってたけど、それでもその計算過程等を覚えた。
今思うと「丸暗記」なので、ちゃんと理解はした方が良い。
おわりに
いかがでしたでしょうか。次の通知表に向けて何を改善すればよいか少しは参考になったのではないでしょうか。
上記の観点をとりいれて、通知表における自分の成績を低下させている要因は何かということを意識しながら、取り組んでほしいです!
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