はじめに
ブログをご覧の皆さん、こんにちは。
函館市電中央病院前電停から徒歩1分、武田塾函館校です!
今回は「【要注意】この参考書をやっている受験生は今すぐ見て!」というテーマでお話していきたいと思います。
具体的には、受験生はなぜ自分のレベルより高いレベルの参考書に手を出してしまうのかについて考えていきたいと思います。
特に理系数学を学ぶ際には要注意の内容になっていますので、
このブログを読んで少しでも「私かもしれない」と思った方は、今回の内容を参考にして参考書を選んでみてください。
今回お話しする内容は、武田塾チャンネルの動画内でもお話しさせて頂いておりますので、是非そちらも合わせてご覧ください。
参考書に取り組む上での要注意事項
受験生の中でも、少し無理をして自分のレベルよりも高いレベルの参考書に取り組み、オーバーワークになってしまっている人は多いのではないでしょうか。
例えば、偏差値が50なのに青チャートやフォーカスゴールドに取り組んでいたり、
全国統一模擬試験で偏差値65までほど遠い人が数学の「1対1対応の演習」という参考書に取り組んでいたりなど、
自身のレベルにあっていないのにも関わらず、周りの人が使っているなどの理由でその参考書を使ってしまっている人がいます。
また、高校3年生になると高校で「スタンダード数学」などの入試問題をまとめた参考書や問題集、プリントが配られて授業で入試問題に取り組むこともあると思いますが、基礎が身についていないのに入試レベルの問題を解きはじめてしまうというのも危険です。
それにも関わらず、なぜ多くの受験生はそのようなことをしてしまうのでしょうか。
なぜ受験生はレベルの合わない参考書をつかってしまうのか
まず要因の一つとしては、塾や学校の先生に進められるがままに参考書を使っているということが挙げられます。
例えば「上級問題精講」は数学の問題集の中でもトップクラスレベルに難しい問題集ですが、受験生の中には塾で勧められ実力が足りていないのに取り組むことになってしまったという方もいます。
また、「東大英単語熟語 鉄壁」など難しい参考書を使うというのはとてもカッコよく見え自己肯定感が上がったように感じられるので、難しい参考書やそれを使っている人に対するあこがれの気持ちから自分のレベルに合わない参考書を使ってしまっている人も少なくありません。
塾や学校で周りの人がその問題集を使っているからという理由で、周りに流されて自分のレベルを鑑みずに参考書を選んでしまう場合が多くみられます。
難しい参考書を解いたほうが力はつくの?
一見すると難しい参考書に取り組んだほうが力が付きそうだと感じますが、
これは間違いで、基礎を学んだほうが確実に力が付きます。
これは、受験生の中でも基礎ができていないという人がほとんどであることに加え、すべての土台になるのは基礎であるからです。
受験問題というのは、基本的に基礎ができれば解けるようになっています。
例えば、数学も最初は暗記が必要で、理解しながら1つずつ解き方を覚えて武器つまり基礎知識をそろえていくことで難しい問題が解けるようになります。
数学の難易度の高い入試問題でも、予備校の先生はわかりやすく説明してくれるので授業では難しい問題が解けるようになったかのように錯覚してしまうかもしれませんが、それは本当にその問題を解く力が身についたといえばそうではありません。
難しい問題に挑戦するのではなく基礎を固めて実際に自力で解けるようになることにこそ意味があります。
自分の能力を過信した人が陥る罠
自分の能力を過信して問題量の多い参考書に手を出し、オーバーワークになってしまう人もいますが、これにも気を付けなければなりません。
参考書に取り組むときは、難易度や問題量を考慮したうえでその1冊を終わらせる。
または、その参考書を2~3周して復習して1冊を完璧に身に着けるためにどれくらい時間がかかるのかよく考えて、計画を立てながら勉強する必要があります。
またそのうえで、自分が1日に何時間、週に何回その参考書を勉強できるかについて正確に判断して、自分の実力を過小評価して実現できる計画を立てなければなりません。
実力を過小評価することによって、目標や計画の達成をより確実にすることができます。
オーバーワークしてしまう人の多くは、自分の達成するべき目標がみえていません。
志望校合格のために、どのようなことに取り組めばいいのか、どのような問題を解けるようにならないといけないのかが分かっていない人は、不安から難しい参考書に手を出してしまいがちです。
そのようなことを無くすためにも、まずは目標を決めてそれを達成するために何にどれくらい取り組めばよいのかを現実的に見定める必要があります。
オーバーワークになりがちな人にお勧めの参考書
オーバーワークになりがちだという人は、無理をして問題量の多い「チャート」や「Focus Gold」に取り組むよりも、確実に解き終えることができる「基礎問題精講」に取り組むことをお勧めします。
難易度の高い問題を解き始める前に、「基礎問題精講」やさらに易しい「入門問題精講」に取り組んで基礎的な力を身に着けておくのが効果的な勉強方法なのではないかと思います。
今回のまとめ
難しい参考書に対するあこがれや信頼感、または自分の実力の過信によって難しく問題量の多い参考書に手を出してしまう受験生も多いですが、参考書を選び勉強に取り組む際には以下のことに気を付けましょう。
・難易度が高すぎる参考書に手を出さない!
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今回は「【要注意】この参考書をやっている受験生は今すぐ見て!」というテーマでお話ししましたが、いかがだったでしょうか。
今回のブログを読んで身に覚えがあった方はぜひ自分の参考書や勉強の仕方を振り返ってみてください。
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