目次
はじめに
ブログをご覧のみなさん、こんにちは!
函館市電中央病院前電停から徒歩1分、武田塾函館校 です!
今回は、「地方の高校生は正直東京の高校生に遅れている」というテーマでお話したいと思います。
武田塾には全国に400校舎あり、遠いところでは宮古島や石垣島などにも校舎があります。
イベントなどで地方の生徒と関わってみると、地方と東京の人で全く違うということがわかりました。
今回は、なぜ地方の人が遅れをとってしまうのかについて徹底解説していこうと思います。
また、今回の内容は武田塾の公式YouTubeでも詳しく解説されているので、ぜひ下記の動画もあわせてご覧ください!
地方の高校生は東京の高校生に遅れている!
大学受験を高校受験の延長と考えている
大きく2つの理由で、地方の高校生は遅れを取っていると考えます。
まずひとつ目が、大学受験を高校受験の延長と考えているからです。
地方の場合、大学受験を舐めている場合が多く、中には「高校受験プラスアルファぐらいでしょ」と思っている人もいます。
残念ながら、厳しさが全くと言っていいほど違います。
早くこの現実に気づいてほしいということをお伝えしていきます。
東京などの都心部は高校受験においても選択肢が多く競争が激しいです。
早慶の付属校も受けようと思ったら受けることができます。
日比谷高校や横浜翠嵐高校など、レベルが高く高校受験もハードです。
また、東京という環境だと東大や早慶、MARCHなどの難関大学が身近にある状況です。
「あの先輩、かなり勉強して東大に入っていたよな」というように、リアルな大学受験の厳しさに触れられるのが東京です。
一方地方の場合は、受験に受かった先輩は地方から出てしまうので、情報を直接聞く機会が減ってしまいます。
高校受験で地方の難関高校・進学校に受かると、同じノリで大学受験もいけると勘違いしてしまいます。
高校受験との違い
高校受験と大学受験は全くの別物です。
一番わかりやすいのは倍率だと思います。
高校受験の倍率は1.2〜1.3倍くらいが多いと思います。
120人が受験して倍率が1.2倍の場合、100人が合格して20人が落ちるという計算になります。
特に地方の場合、落ちることは非常に珍しく、普通は受かるというのが高校受験です。
一方大学受験はどうかと言うと、早稲田大学の商学部は倍率が11倍にもなります。
7000人落ちて700人しか受かりません。
もしかしたら早稲田の商学部に行けるかもしれないと思うぐらい勉強してきた人が7000人落ちるという世界です。
落ちる人のほうが多数派ということになり、落ちて当たり前ということです。
国公立の場合は倍率3倍程度と少し下がるので「国公立は受かりやすい」と思う人もいるかもしれません。
そもそも国公立大学の場合、共通テストが終わって国公立に出願をします。
京大のある学部を例に話します。
共通テストのボーダーが85%とすると、共通テストで70%しか取れなかった人が、浪人覚悟で京大を受けようとする人はあまり多くありません。
現役で進学したい大半の人が志望校を下げると思います。
つまり、ボーダーが85%のある学部に対して共通テストをすでにクリアして二次でも勝負できる人が、定員の3倍集まっていることになります。
倍率が低いといえども厳しい戦いですよね。
私立も国公立も、受験料を払った上での戦いの話をしてきました。
実際には志望校を目指す人は実際に受験をする人の何倍もいると思ってください。
その中で成績が伸び悩んだり失敗したりして諦めた人が大量にいるということを忘れないでください。
第一志望にいけないことが普通ということです。
これが大学受験の正体です。
高校の勉強だけで良いと思っている
地方の人が遅れている理由として、高校の勉強だけしていれば大丈夫という風潮があるからです。
「高校の勉強だけで大丈夫」という幻想を抱いている人は東京ではもう少ないと思います。
高校は教科書の内容を教えてくれる場所で、大学受験の準備は自分でしないと駄目だと認識している人も多いと思います。
塾・予備校・ネットで受験の情報を入手して、自分で戦略を組み立てている人が東京には多いです。
地方の場合、先生の言う事だけを聞いて学校の宿題などを一生懸命取り組む人の割合が多いと思います。
東京の場合、学校だけでは合格できないと思い、勉強法や参考書を自分で考えて主体的に動いている人の割合が地方に比べると割合が高いです。
地方は大学受験の予備校が東京ほどは身近に多くないので、大学受験に慣れている人に触れる機会が少ないです。
志望校に受かるためには、自分に合った参考書や志望校に必要な参考書を逆算して動いていく必要があります。
今回のまとめ
今回は「地方の高校生は正直東京の高校生に遅れている」というテーマでお話しました。
ポイントをおさらいしましょう!
・大学受験を高校受験の延長と思ってはいけない ・大学受験では自分の第一志望に行けないことが普通 ・志望校合格に必要なことを自分で考えて行動しよう |
今回は、地方と東京を比べて、地方の人の方が受験においては不利ではないかという話をしてきました。
裏を返せば真面目な人は地方の方が多いと思うので、自分に合った正しい勉強法を見つけたら地方の人のほうが突き進む力はあると思います。
ただし、東京の受験生がどのように考えて行動しているかというのを、特に高1・2生の方たちには考えてほしいと思います。
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