ブログをご覧のみなさんこんにちは!
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はじめに
夏休みも終わり、秋も近づいてきました。皆さん、勉強は順調に進んでいますか?
今回のブログのテーマは『新課程「情報」とは?』です。
2025年1月に行われる共通テストから内容が大きく変化します。この変更に対応するため、2022年度の高校1年生からは新しい学習指導要領に基づいて授業が実施されています。それに伴ってさまざまな教科書の内容が変更されました。数学や社会にも大きな変化はありましたが、多くの皆さんが気にしていたのは「情報」という教科が追加されたことではないでしょうか?
ここでは、新教科「情報」について説明していきます。2023年4月以降に高校生になる方々必見の内容になっています。新しい共通テストのサンプル問題についても紹介しているので、現役高校1年生のみなさんも是非最後までご覧ください!
また、今回のブログは新教育課程 高等学校学習指導要領 ポイント解説 情報
2018年 新教育課程 学習指導要領 ポイント解説(情報) (daiichi-g.co.jp)
を参考にしています。気になる方はこちらのURLにある資料もチェックしてみてください。
新教科・情報について
新しい学習指導要領では「情報Ⅰ」が必修の科目になりました。文系理系問わず、全ての生徒が学校の授業でプログラミングやデータ活用について学びます。
学習指導要領によると、「情報」という教科を通して、情報社会において必要な、情報に関する科学的な見方・考え方を効果的に活用することが目指されています。
以下では共通必履修科目である「情報Ⅰ」と選択科目である「情報Ⅱ」それぞれでどのようなことを勉強するのかご紹介します。
学習内容の変化
【情報全体】
・プログラミングに関する内容が充実。
・データの活用に関する内容が大幅に充実。
・コミュニケーションのための情報技術の活用に関する内容、情報社会と人との関わりに関する内容で構成される。(情報モラルなど、情報社会に参画する態度の育成を引き続き重視。)
【情報Ⅰ】(共通必履修科目)
・プログラミングに関して、目的に応じたアルゴリズムを考え表現し、プログラミングによりコンピュータや情報通信ネットワークを活用する力を育む。
・データの活用に関して、情報システムが提供するサービス(クラウドサービス)を活用し、データを収集、整理、分析し、結果を表現する力を育む。
【情報Ⅱ】(選択科目)
・プログラミングに関して、情報システムを設計し、構成するプログラムを制作するなど、情報システムを協働して開発する力を育成。
・データの活用に関して、データサイエンスの手法により多様かつ大量のデータ(ビッグデータ)を処理し、その結果を評価する力を育成。
上記のことからわかることは、必修科目である「情報Ⅰ」にプログラミングの内容が含まれているということです。
そのため、国公立志望の受験生や共通テストを受ける人は情報リテラシーなどの簡単な知識だけではなく、実践的な知識が文系理系を問わずに必要になります。
2025年1月以降の共通テストについて
ここまで説明してきた通り、新学習指導要領では、「情報Ⅰ」と「情報Ⅱ」の2科目が新しく設定され、これらのうち「情報Ⅰ」が必履修科目とされています。
また、「未来投資戦略 2018―「Society5.0」「データ駆動型社会」への変革―(平成30年6月15日閣議決定)」により、「義務教育終了段階での高い理数能力を、文系・理系を問わず、大学入学以降も伸ばしていけるよう、大学入学共通テストにおいて、国語、数学、英語のような基礎的な科目として必履修科目「情報Ⅰ」(コンピュータの仕組み、プログラミング等)を追加する」とされています。
このため、共通テストでは必履修科目「情報Ⅰ」の内容が『情報』として出題されます。試験時間は60分で設定されています。
新教科「情報」ではどんな問題が出題されるのか?
新教科「情報」が増えて、皆さんが一番不安に感じていることは、共通テストでどのような問題が出題されるのかということだと思います。
新教科「情報」の追加だけではなく、2025年の1月実施のものから共通テストが大きく変わります。それに伴い大学入試センターのホームページではサンプル問題が掲載されています。
共通テスト「情報」のサンプル問題はこちらから確認することができます。
🡪大学入試センター サンプル問題『情報』(abm.php (dnc.ac.jp))
是非チェックしてください。どのような問題が出題されるのか把握することで、どのように勉強を進めていけばいいのかもみえてきます。
問題の他にも解答や狙い、情報以外の数学や社会の問題もここから確認することができます。
令和7年度以降の試験に向けた検討について|大学入試センター (dnc.ac.jp)
【参考資料】
平成30年告示高等学校学習指導要領に対応した令和7年度大学入学共通テストからの出題教科・科目について(abm.php (dnc.ac.jp))
新課程「情報」のまとめ
今回は『新課程「情報」とは?』をテーマに、「情報」という新教科ではどのようなことを勉強するのか、2025年1月から新しくなる共通テストではどのような問題が出題される予定なのかについてお話してきました。
ポイントは以下の4点です。
・2025年1月実施の共通テストから「情報」が追加される!
・文系理系に関わらず、プログラミングやデータ活用について勉強するようになる。
・大学入試センターのホームページで新共通テストのサンプル問題を確認しよう!
・更新される情報は随時確認する!
新しい教科が増えて、不安に思う人もいると思いますが、条件はみんな同じです。また、勉強を頑張るという点では今までも新課程になっても変わりません。まだまだ分からないことも多いですが、コツコツと今できる勉強を進めていきましょう。
今後も共通テストに関する情報が更新されたり、私立大学受験や国公立大学の2次試験で「情報」という教科がどのように扱われるのかが発表されると思います。情報戦で後れをとらないように、しっかりと確認しておきましょう。
武田塾函館校では無料受験相談を受け付けています。高校の新課程「情報」について不安がある方や、その他にも勉強法について質問がある方は1人で悩まずに是非武田塾函館校の無料受験相談にきてください。皆さんの悩みや不安を解決します。
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