ブログ

【2022北海道高校入試】何が変わる?対策はどうする?(3/27加筆修正)

こんにちは!函館の大学受験対策塾・予備校といえば、武田塾函館校の赤杉です。

このブログは、2021年3月22日道教委より発表された「令和4年度高校入試概要」(リンク先のページ中段あたり)を踏まえて、2021年2月9日にアップしたブログを加筆・修正したものです。

公立高校入試まで、あと1ヶ月を切りました。
私立高校は来週から入試ですね。
武田塾でも必死に頑張る中3生!まだまだ成績は伸ばせます!

受験期

ところで、2022年から北海道の高校入試は大きく変わります。

その変更点を、確認していきましょう。

裁量廃止!試験時間延長!満点も60→100点に!

ReseMomの記事から見ていきましょう。

-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=

北海道教育委員会は2019年6月21日、「道立高等学校入学者選抜における改善の基本方針」を発表した。2022年度入試から「学校裁量問題」を廃止し、すべての生徒に同一の問題を課す。

 「学校裁量問題」は、生徒の多様な個性や能力をきめ細かく評価し、各校の特色を生かした選抜ができるよう、2009年度入学者選抜から実施してきた。一般入学者選抜の国語、数学、英語の学力検査において、学校の裁量で採用できる。

 今回、2022年度(令和4年度)以降の入学者選抜について、新学習指導要領の趣旨を踏まえ、「学校裁量問題」を実施しない方針を示した。改善の理由について、北海道教育委員会は「基礎的・基本的な知識及び技能の習得とともに、思考力、判断力、表現力等についてもバランスよく問うことに留意し、知識及び技能を活用する力に関する出題の充実に配慮する必要がある」と説明している。

 2022年度以降の一般入学者選抜の学力検査では、すべての生徒に同一の問題を出題。すべての教科で基礎的・基本的な知識および技能とともに、思考力、判断力、表現力などについてもバランスよく出題する方針。各教科の配点は現行の60点から100点へ、解答時間は現行の各45分から各50分へと変更になる。

(ReseMom 2019/7/5記事を一部改変 )

-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=

この発表はインパクトがありました。いよいよ受験生となられる現中2生及び保護者の方々は焦られているかもしれません。

また、3月22日には概要・変更点が正式に発表されました。
正式発表はリンク先PDFを確認して下さい。

ただ、冷静にこの発表を読み解くと、こんな事がわかります。

<<裁量問題は廃止…全員が同じ問題を解答>>

  • 現行の高校入試における裁量問題の配点は、英数国各約20点の合計約60点
  • 裁量問題が合否に大きく影響する高校は、道内で札幌東西南北くらいである  
    (合格最低点が240点を常に超えている高校がその4校にほぼ絞られる)

 →函館市内で見てみると、函館中部高校合格最低点はBランク/例年180点~190点と想定されています

以上のことから、裁量問題の廃止は当然の流れ、なのかもしれません。

test_shiken_man

 

<満点と時間変更等について>>

  • 試験時間の5分延長(45分→50分)と、満点が40点(60点→100点)増える

 →問題数の増加が予想されます

 

  • 内申点比率がが相対的に減少(現行315:300→新315:500)

 →当日点比率が上がることから、中2・3からの逆転合格の可能性が高まります

 

  • 全員が同じ問題を解く

 →札幌東西南北に配慮し、高い難易度の問題は一定量出題されるでしょう

 →つまり、基本問題~応用問題まで、出題のバランスが良くなると予想します

 

<<出題内容について>>

  • リスニングの配点が25%→30~35%に増加

 →1回読みの出題も予告されており、難~易問題がバランス良く出題される

 

  • 「思考力・判断力・表現力等を見る出題」が増加

 →今年の入試問題でも意識させるような出題がいくつかありました
  来年以降この傾向の出題が増加します

  「思考力・判断力・表現力等を見る出題例」

これらのことから、志望する高校に見合った勉強、目標点に合わせた勉強がしやすくなると思います。
現在の中学2年生から新しい入試制度での公立高校入試となりますが、特別に焦る必要はありませんし、勉強の仕方が大きく変わるわけではありません。

 

これまでは裁量問題採用校を受験する際、自らのレベルを大きく超えた難易度の問題演習を行うことが要求され、受験生が苦しんできた部分は否めません。

 

新中3生・受験生はこれまで同様基礎・基本を大切に学習することが大切です。また、その部分を早めに習得し、目標点に向けて適切なレベルの問題を数多く解くことこそが北海道高校入試の王道の学習法となります。

117463

以上が2022年北海道高校入試、現時点までに公表されている内容のまとめとなります。

焦る必要はありませんが、早期の基礎力定着が有利に働くのは間違いありません。
学習のスタートを今すぐ、切ってください!!

武田塾 函館校

武田塾函館校では無料受験相談を行っています。

PXL_20231218_115558240.MP

「勉強のやり方がわからない、、」
「どの参考書を使えばいいのかわからない、、」
「授業を受けても意味ない気がする、、」


受験に関するあらゆる悩みに、無料で個別アドバイスをさせていただきます。

無料受験相談

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

日本初!授業をしない武田塾 函館校


map_hakodate

■〒040-0011
 函館市本町3-12 カーニープレイス函館 5階

■TEL.0138-85-8325

■受付時間
 <月曜日~土曜日>
 13:00~22:00 自習室も開放しています

 <日曜日>
 お休みを頂いております

■アクセス
 市電 函館バス 中央病院前 徒歩1分
 中央病院真向かい
 1階に「家庭教師のトライさん」が入っているビルの5階

最新情報はツイッターでもチェック!

武田塾函館校HPはこちら

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

あなたに合った勉強法を教えます!

無料受験相談に行ってみる