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今回は「【共通テスト】新課程の変更点はここだ！！」についてお話ししていきます。
【共通テスト】新課程の変更点はここだ！！
令和7年度の共通テストには大きな変更点がありますね。
ここで 一度整理してみましょう。
変更点を知っていれば 事前に対策もできますね。
なにより、落ち着いて受験できることが大事です。
科目単位の変更点
令和7年度からは 新教科が出てきます。
『情報Ⅰ』です。
これで6教科8科目での受験となります。
情報もこれまでの5教科同様、社会人としての基礎教育として必要不可欠と認定されたといってよいでしょう。
もっとも、旧課程でも『社会と情報』という名称でネットリテラシーを学んでいました。
その意味では 全くの新科目ではないですね。
試作問題や、参考書に載っている予想問題などをやり込んで対策しておきましょう。
国語の変更点
国語は試験時間が10分伸び、90分となります。
ただ、時間が伸びるわけではないですよ。
『実用的な文章』が大問として出題されます。
具体的には、図やグラフ、レポートなどが国語の問題として出てきます。
試作問題も2種類公開されています。
もともと多くの受験生が時間不足に悩んでいた国語に、大問が追加される今回の変更とは、試験時間が長くなるとはいえ、時間配分がより難しくなったと言えるでしょう。
数学の変更点
『数ⅠA』は変更ありませんが 『数ⅡB』は試験時間が10分伸びます。
選択問題の回答数が2問→3問へ変更されるからです。
また、従来選択可能であった「簿記会計」「情報関係基礎」は選択できなくなります。
つまり 数学での勝負が必須化されるのです。
地歴・公民 科目が変更
地歴・公民は以下の6科目から最大2科目が選択できるようになります。
・歴史総合、日本史探究
・歴史総合、世界史探究
・地理総合、地理探究
・地理総合、歴史総合、公共（このうち2科目を選択）
・公共、倫理
・公共、政治経済
かなり複雑な感じですね。
特に大きな変更点は『歴史総合』の登場でしょうか？
『歴史総合』は近現代の日本史と世界史を統合した内容を扱う点と、通史ではなくテーマ史を扱う点が特徴的です。
従来、日本史や世界史に絞って勉強できていた受験生からすれば、範囲が広がったと言える変更ですね。
もちろん、旧課程で勉強してきた既卒生への配慮もあります。
各大学の入試要項を必ず確認して受験をしましょう。
まとめ
いかがでしたか？
今回は試験内容にかなり大きな変更が加わります。
もちろん、自分にとって一番得点が取りやすい組み合わせを選ぶことが最優先になります。
また、国語においては『実用的な文章』で出題されますし、『情報Ⅰ』が科目として追加されます。
しっかり対策を行っておきましょう！
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