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今回は「【大学入試】難問よりも基礎、標準??」についてお話ししていきます。
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【大学入試】難問よりも基礎、標準??
皆さんは 難問が解けないと合格できないと思っていませんか?
その考えは間違いです。
基礎、標準レベルの問題を取りこぼさないことこそが 合格のポイントです。
今回は 基礎、標準の問題を取りこぼさないためには ミスの根絶が大切だという事を解説します。
そもそも入試問題とは
そもそも入試問題とは 受験生を合格者と不合格者とに選別する目的で行われます。
では 試験作成者の立場で 入試問題をどう作ればいいか、考えてみてください。
全員が100点を取るような簡単な問題では 合格者と不合格者を選別できません。
逆に 全員が解けないような難問ばかりでは 選別不能です。
基礎問題から標準問題、そして難問までを幅広く入れていくことで
受験生の点数にバラつきを生む必要があるのです。
そして難問はほとんどの受験生が得点できません。
そう考えると、基礎レベルから標準レベルの問題をいかに取りこぼさないかが
合否を分けるポイントになるわけです。
基礎、標準を取りこぼさないためには
もちろん基礎、標準レベルの問題を繰り返し解き、学力レベルをしっかり整えることが大前提になります。
でも それは受験生全員がやっていることです。
そして入試会場には全国からほぼ同じレベルの受験生が集まり、合否を競うのです。
実力差はほとんどありません。みんな同じくらいの学力を持っています。
実は 合格者だけが しっかりやっていることがあるんです。
それはミスの根絶。
『ケアレスミス』を無くすための対策をしている受験生と、
そうでない受験生とで 合否がわかれるのです。
例えば 問題は解けていたのに マークする箇所がずれていた。ありがちです。
しかもやってしまうと将棋倒しのように大量失点に繋がります。
皆さんは このマークミスを発生させない対策をしていますか?
マークミスを防ぐ対策として 10問チェックという方法があります。
10問程度マークをするたびに 正しくマークできているかチェックするのです。
ちょっとした工夫ですが こうしたミス減らしこそ 合格の秘訣なのです。
基礎、標準を取りこぼす要因として 『正誤ミス』というのもあります。
『誤っているものを選べ』という設問に対し、正しい選択肢を選んでしまうという落とし穴です。
この対策を皆さんは実施していますか?
○✕暗記法が有効です。
『誤っているものを選べ』の場合、設問の横に大きく『✕』を書く。
『正しいものを選べ』なら『〇』を書きます。
このように 視認性を上げることで正誤ミスは減っていきます。
化学などでは 『有効数字チェック』も欠かせません。
0.1は有効数字1桁、0.10は有効数字2桁です。同じやん!と考えてはいけません。
計算があっていても 『有効数字2桁で答えよ』に『0.1』と書けば 不正解となります。
こうした気を付ければ得点できるものを落とすことが不合格という結果をまねくのです。
合格する人は このミスしないことの価値をわかってミスを防ぐ対策を考え、本番でも実施しています。
ただ問題を解くことだけに集中していては合格できないのです。
だれもが解ける問題である 基礎、標準レベルの問題を落とさないことに全力で取り組みましょう。
ここで合否が決まるのですから!
まとめ
大学入試問題は 合格者と不合格者を選別するという性質上、
基礎レベルから難問まで幅広く出題されます。
そして合格点をとるには誰もが解けない問題を解くのではなく、誰もが解ける基礎、標準問題を
取りこぼさないことが大事になります。
もちろん学力をつけることが大前提ですが 同レベルの受験生が集まる入試で勝者となるには、
ミスを防ぐ対策をしっかりとることこそが大切なのです。
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