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今回は「数学嫌いあるあると克服法」についてお話ししていきます。
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皆さんは数学は好きですか?
皆さんは数学は好きですか?
他の教科に比べるとかなり好き嫌いが分かれると思います。
今回は数学が嫌いな人に向けたお話になります。
数学というフレーズを聞いただけで嫌悪感を抱く人もいるかもしれませんが、そんなに嫌がったり気を張ったりしなくていいように今回のブログを書いていこうと思います!!
前半は数学が嫌いな人のあるあるについて、後半は数学嫌いを克服するヒントや方法を書いていこうと思います!!
数学が嫌いな人あるある
この項目では、数学が嫌いな人あるあるをいくつか書いていきます。
しかし、別に「なぜ点Pは勝手に動くんだよ!!止まっとけよ!!」とか「AさんからFさんの6人が円形のテーブルに座るのは何通りとか知らんわ!!それぞれ好きなところに座っとけ!!」「何で弟が出発してから20分後に兄ちゃんが追いかけるんだよ!!同時に出かけろよ!!」とか問題そのものにケチをつけるようなそんな話をするつもりはありません。
数学が苦手な人の思考で、ここを改善すれば克服できるのに…、といった観点から書いていきます!!
①数学を暗記で乗り切ろうとしがち
数学嫌いの人はこれに身に覚えがありませんか?
特に学校の定期テストはある程度の点数で乗り切れるものの、模試などの初見の問題になると手も足も出なくなってしまうといった経験…。
実は、この現象に陥りやすいのは数学を暗記『だけ』で乗り切ってしまおうとしてしまったためなんです。
何がダメなのか?と思った人は後半の克服法の項目で触れますのでお楽しみに!!
②丸付けの後に間違えた問題の途中式を赤ペンで書いてやり直したつもりになる
これも、数学嫌いあるあると言えるのではないでしょうか?
×が付いた問題の解説を見て、正しい解法や途中式などを赤ペンで書き写してそこで終わってしまう…。
この方法を取っている人たちは、まったく同じ問題が次に出た時に正解できる自信はありますか?
それこそ、暗記してしまえば大丈夫でしょうと考えている人は危険です!!
数学の模試や入試では全く同じ問題が出てくることはありません!!
当然数字やグラフ、図形などなどあらゆるものがあらゆる形で登場します。
しかし、暗記以外のある考え方を持って数学に取り組めば、これもまた克服できるのです!!
③解説を見てなぜその式が出てくるのかが理解できない
間違えた問題の解説を見た時に、例えば模範解答の3行目の式から4行目の式に変化しているけどどうしたらそんな風に変化するのかがわからない…と思ったことがある人も多いのではないでしょうか?
高校数学ともなると、小学校の算数や中学校の数学と比べての内容の難易度は高くなっており、丁寧に解説を書こうとすると情報量が膨大になってきます。
そのため、この部分は過去の単元・分野で習っているはずだからわざわざ丁寧に書かなくてもわかっているという前提で省略されていることもあります。
④どうせ数学は社会に出ても使う機会はないから勉強しなくても…という志向になる
社会人になって、学校の勉強が役に立ちそうなものと言えば英語を思いつく人もいるのではないでしょうか?
それは正しいと思います。
今の世の中はグローバルになっており、海外とのつながりが身近になってきています。
英語はそんな海外の人たちとかかわるときの意思疎通で大活躍することでしょう。
他にも、国語も日本人である以上、特に仕事や改まった場面で正しい日本語で話したり手紙やメールなどを作成することもあるため勉強の必要性を感じるでしょう。
一方で、数学は理系の研究者やエンジニア、学校の理系の先生などなど限られた人たちしか直接的には使わないかもしれません。
例えば、スーパーにキャベツを買いに行った時に√5(ルート5)円で売っていたりとか、スーパーのチラシに書いてあるグラフ中にある3点を結んでできる△OABの面積を答えることが出来たら買い物金額をsin30°OFF(1/2、つまり半額)なんてことはないでしょう。
直接、使うことはなくても『論理的思考』や『物の見かた』を学ぶことに意味があるんです。
この2つのキーワードが数学克服のカギになるので、克服法について触れていきます!!
数学嫌いの克服法
この項目では、前の項目の番号と対応する形で克服法を書いていきます!!
①暗記に走る前にその意味を考える
前置きとして、まったく暗記をするなという意味ではないということを頭に入れておいてください!!
数学でたくさん出てくる公式は知識として知っておかないといけないため暗記すべきものとなります。
野球でもバスケットボールでもサッカーでもルールを覚えていないとプレイできませんよね?
公式は数学のルールだと思っておくとよいでしょう。
暗記をするなというのは、途中式を暗記しても模試や本番の入試では全く同じ問題が出ないから無意味ということです。
例えば、
問題文に〇〇というフレーズが書いてある(もしくはグラフに△△が描かれている)
→そして□□を求めよと問われている。
→だからこの公式を使うといった感じの論理的な思考が必要です。
この思考が出来れば、模試や本番の入試で初見の問題が出て来ても問題が解けるようになります!!
②自力で解けるようになるまで繰り返し解き直す
間違えた問題を赤ペンで書くのも、間違えた問題が多ければ多いほどかなりの労力を費やします。
疲れてしまうから、勉強をやりきった感じ、達成感はあるでしょう。
しかし、赤ペンで書いて終わりというだけだと労力の割には何も身につかないんです!!
それこそ、なぜこの式が登場するのか、どのキーワードがヒントになってその公式を使うのか、なぜこんな変形をするのかなどを考えながら正しい解法を赤ペンで書き、その後、上記のような意識したことを思い出しながら自力で再チャレンジ、そして丸付けとチェックを繰り返せば最初は時間がかかりますが数学の苦手が克服できるようになります!!
③わからなかったところを見つけたら過去の分野・単元に戻ってみる
模範解答や解説を見て途中の式の変形がわからない、省略されているところがわからないなど、もしかしたら過去の分野・単元の事柄が抜けている可能性があるという話をしました。
数学は積み上げ科目であるという性質上、こういったことはよく起こります。
そのため、過去の分野・単元で怪しいところが見つかったら迷わず立ち戻って勉強し直しましょう。
もしかしたら、高校数学ではなくで中学数学、もしくは小学算数で躓いていたものをほったらかしていたなんて言うこともあるかもしれません。
④数学は考え方や物の見方の引き出しを増やすためのトレーニングである
さっきも書きましたが、数学は直接、社会に出て使う機会は少ないのですが、ものの考え方や物の見方の引き出しを増やすトレーニングになります。
問題を解いていく時に、最初に考えていた方法で手詰まりだったら、別の方法に切り替えてみようなんてこともあるでしょう。
また、数学は答えは1つですが、解説を見ると別解が存在することもあります。
もしかしたら、1つ目の解法は理解できなかったとしても別解の方がしっくり来たなんて言うこともあるかもしれません。
社会に出てからも問題解決にあたるためにはAの方法でダメだったらBの方法、それでもだめならCの方法…、といったことはいくらでもありますので、今のうちに考えたり見方を変えたりするトレーニングを積んでおきましょう!!
まとめ
今回の数学嫌いあるあると克服法をまとめると…、
・数学は暗記では全体に手詰まりする
⇒解放のヒントを見つけ出し、それをもとに立式・計算を進める。
・間違えた問題の模範解答を赤ペンで写して終わる
⇒なぜその解法になるのかを意識し、その後できるようになるまで解き直す。
・模範解答や解説の解説が省略されててわからない
⇒必要とあらば、過去の単元・分野に立ち戻って勉強し直す
・数学は考え方や物の見方を鍛えるためのトレーニング
⇒今のうちに数学で鍛えておくと社会に出て役に立つ!!
以上となります。
今回は数学をテーマにブログを書きましたが、数学で困っている、数学ではないけれどほかの科目で困っているなどあれば、お気軽に武田塾博多校にご相談ください!!
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