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今回は「共通テスト 問題長文化の対策はこうだ！」についてお話ししていきます。
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共通テスト 問題長文化の対策はこうだ！
共通テストの話題で、少々早い気がしましたか？
いやいや、もう共通テストまで あと150日ほどしかありません。
なので 今回は難化した共通テストの話題です。
共通テストになり 特に数学など従来 簡潔に記載されていた問題文が
長文に変わりました。この変化についていけない受験生が多いようです。
長文対策は 共通テストでは必須です。
では どうすれば問題の長文化に対応できるのか 対策方法をご紹介します。
問題の長文化とは
共通テストとなり、出題傾向が大きく変わりました。
顕著なのは 問題の長文化です。
従来、簡潔に出題されていた数学さえも 長文化されました。
たとえば 2021年の数ⅠAの第2問は なんと4ページにも渡っています。
題材も短距離走であり、数学というより やや物理的な出題です。
問題文を読むだけでも時間がかかってしまいます。
ただ、落ち着いてみてみると（１）の速度を求める問題は簡単です。
良い解き方があります。
まず 問われている事を確認しよう
まず、問われている事を確認しましょう。
これが必勝法です。 長文は無視しましょう！
つまり、2ページ目の（１）以下を最初に読みます。
『（１）ストライドをX、ピッチをZとおく。
ピッチは1秒あたりの歩数、ストライドは1歩あたりの進む距離なので、
1秒あたりの進む距離、つまり平均速度は XとZを用いて
【ァ】（m/秒）と表される。』 答えは簡単ですね【XZ】です。
長文は必要に応じて確認すればよく、読まなくても解ける問題では
読む必要がないのです。 時間がもったいないです。
長文を読む前に まず問われていることを確認する事が大事なのです。
解説を確認しよう
問題の長文化に対応するには 参考書の解説部分を活用しましょう。
解説には 各問題の解き方が書かれています。
そこで引用されている情報だけで問題は解けるのです。
引用されている情報は 長い問題文の一部に過ぎないはずです。
どこが引用されているあチェックし、自分でもそこだけ確認するように
練習してみましょう。
解説では 1ページ目の中程にある ストライドとピッチの定義は引用されて
いるかもしれませんが その下の【例えば】以降の記述は無視しているはずです。
そこで書かれている内容で重要なことは 四捨五入の指定だけです。
そこも ごく一般的な指定です。
問題の長文化に騙されるな！
このように見て行くと 問題は長文化されましたが、
本質的には 決して難問に変わったわけではないとわかります。
一方で 要求されるのは 問題を解く要領の良さです。
解答を出すために必要な情報だけを手早くチェックするというテクニックです。
これは数学の本質とは異なるものですが 共通テストの出題が
このような形式に変わった以上、受験生としては対応せざるを得ません！
繰り返しになりますが、
まず、何を問われているか 何を解答すればよいかを 真っ先に確認しましょう。
これだけで 解けてしまう問題もありますし、ここを確認しないと
問題を解くために必要な情報が何かが見えなくなってしまいます。
なにが必要な情報かを明確にできないと、解答に余計な時間をかけてしまいます。
結果として 高得点は望めません。
いかがでしたか？
共通テストによる問題の長文化は 本来の数学の力を試す方法からは
離れているように思います。が、このような出題形式に変わった以上、
受験生としては 長文化された問題をスピーディーに処理する力を身に着けなければいけません。
それにはまず 問われていることを確認することから 始めましょう！
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