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今回は「勉強しているのに成績が伸びない」についてお話ししていきます。
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【勉強】勉強しているのに成績が伸びない
皆さん、勉強しているけど成績が伸びてこないと感じることがありませんか？
実はこれ、普通のことです。
当たり前なんです。
勉強をするタイミングと成績が伸びるタイミングは常にズレます。
具体的に見てみましょう。
インプットとアウトプット
皆さん、勉強のインプットとアウトプットって聞いたことありますか？
新しい知識などを頭の中に入れるのが「インプット勉強」です。
英単語の暗記をはじめ、すべき勉強は「インプット」から始まります。
これに対して覚えたことを外にだすのが「アウトプット勉強」です。
試験などで覚えた知識を絞り出すときに活躍しているのが「アウトプット能力」と言えます。
インプットとアウトプットどっちが難しい？
インプットとアウトプットを比べてみると、圧倒的に難しいのがアウトプットと言えます。
本当に身につかないと、うろ覚えの状態やなんとなく理解している程度では正確なアウトプットができません。
そして、試験はアウトプットです。
正確なインプットが完成してないと試験では点数が取れません。
例えば・・・・
『insist』という単語を覚えたとします。
『強く主張する、言い張る』という意味です。
当日の確認チェックや、一週間の確認テストでは覚えていたとします。
その時点ではアウトプットもOKですね。
しかし1ヶ月後の学校の試験で『insist』が出現したとしてパッと意味が分かるか、アウトプットできるかはちょっと自信が持てなかったりします。
人間、インプットしても使わなければ忘れていくようにできています。
隙間時間にでも繰り返し復習していかないとなかなか身につきません。
さらには
さらに試験では様々な角度から出題されます。
一語一訳のインプットでは太刀打ちできない問題もあります。
例えば『insist』なら後ろに『on～ing』または『that S 原形 Ｖ』が続くことを知っておく必要があります。
『on～ing』は「主張する」ですが『that S 原形 V』なら「SがVすることを要求する」という意味になります。
このようなことまでインプット内容を広げないと試験での文法問題や解釈問題は解けません。
すなわちインプットの質を深めていかないと試験では点が取れない領域があるのです。
英検の口頭テストで、この『insist』を用いるなら、こうした文法レベルの知識が自らスラっとスピーキングが出来るレベルで身についている事が要求されます。
非常に高いレベルですね。
このように考えるとインプットを数ヶ月やったからといって、すぐには試験というアウトプットで好結果を残せるようにならないことが分かると思います。
むしろ、インプット範囲を絞った分勉強し始めのころはインプットしなかった内容の出題には全く対応できなかったりします。
まとめ
ということで試験の結果が悪くても、インプットした部分で点が取れていればインプットの成果は出ていると判断してください。
インプットしていない部分で点が取れないのは当たり前のこと。
そこはこれからインプットすれば良いのです。
そして日常の勉強の中でインプットするだけでなくアウトプットの訓練を積みましょう。
英単語であれば覚えているかの確認、数学であれば問題が解けるかの確認、こうした確認こそがアウトプットです。
試験で初めてアウトプットするような状況では点が取れません。
アウトプットするのは難しいのです。
日常の勉強の中でアウトプットを実践し、自分が出来ない事、うろ覚えになっていること、これを明確にしましょう。
そしてそこをきっちりと対策した上で、試験に臨み良い点を取りましょう。
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