おはようございます!こんにちは!こんばんは!武田塾博多校です!
今回は地味に苦手意識を抱えている人が多いと思う「漢文」の勉強法をご紹介していきます。漢文は短い時間で成績を上げることのできる科目なので、まだほとんど勉強をしていない人も、今から勉強することをオススメします!ひとまず二次試験や私大一般で漢文を必要とする人は、今すぐにでも始めましょう!来年度以降で受験を控えている人は、早い段階でのスタートが肝心なので、今回ご紹介するコツを掴めば満点も無理ではありません。
はじめに……
まず初めに基本事項の暗記を行いましょう!漢文は暗記必須です。覚えていないと解けないような問題も多く出題されていますよ!具体的にまず覚えるべきことは ①句形 と ②単語 です。
①句形
学校で使用しているテキストを使って句形をすべて覚えてしまいましょう!「この漢字が使われたらこう訳す」といった決まり事のことを句形といいます。英語や古文でいうところの”文法”に当たるわけです。つまり、句形や単語を覚えていなければ、読解できないということにも繋がります。似た意味・似た形の句形がたくさんあるので、それらをセットで覚えてしまいましょう。白文の状態から、書き下し文にして現代語訳出来るようになりましょう!1文丸々を覚えることで、試験本番に活用しやすい生きた形で暗記することができますよ!基本的には、「白文⇒訓読文⇒書き下し文⇒現代語訳」の順に、意味がわかるようになっていきますね。「書き出し分にする=漢文を古文にする」なので、古文に苦手意識を持っている人にはあまりにも酷かもしれませんが、実は書き下した古文は感覚だけで解ける程度の文章になっています。したがって、書き下し文にできないからといって、不安になる必要はないのです。
②単語
こちらも学校で使用しているテキストでいいので、漢文独自の漢字を暗記していきましょう!漢文で使用している文字は、いま私たちも日本語で使っている漢字なので、以外と暗記しやすいものが多いと思います。英語などと比べると覚えるべき量はすごく少ないので、スキマ時間などを活用して完璧に暗記してしまいましょう!覚える量が少ないからといって、覚えることを後回しにすることはNGです。漢文は得点源にしやすい科目でもあるので、後回しにして結局手が出なかったという事態だけは絶対に避けなければなりません。
暗記と同時に……!?
暗記を進めていくのと並行して、「漢文に慣れる」ことに取り組みましょう!いくら暗記をしても漢文に慣れていないとスラスラと読むことは難しいです。漢文は堅苦しいイメージで毛嫌いしている人も多いとは思いますが、実際に読んでみると漢字で書かれているため、意外と読めることもありますよ!理解出来てもできなくてもいいので、とりあえず読んでみて、その後現代語訳を読むのがオススメです!暗記が進むにつれ、理解できるところも増えていくと思います!漢文で出題される句形はある程度似たものが多いので、過去問に取り組んでみるのもおすすめです!正直、漢文に慣れるだけで解けるようになることもあります!(漢字で書かれているため、今の日本語に近い感覚で読むことができるため)それくらい「慣れる」ということは大事なことです!
登場人物の把握を!!
漢文も古文と同様に、登場人物が省略されていることが多いです。したがって、問題の本文よりも現代語訳の方が長いということは当たり前にあります。これは、現代語訳する際に、省略されていた主語(登場人物など)を補いながら訳しているからです。つまり、主語の補いが非常に重要ということです!漢文は現代語訳が完璧にできなくても、主語をしっかり把握して、句形を駆使て読み解いていくと自然と答えにたどり着いてしまう問題も多いので、現代語訳を完璧にしようとすると、どうしても時間はかかってしまいます。来年度からの共通テストや私大一般などで漢文を解く際は、漢文にかけられる時間も限定されているので、漢文に割り当てることのできる時間内で全問解けるように訓練しておきましょう。
なお、登場人物の把握と共に、物語の背景を味方に付けてしまえば無敵です。古文と同様に、前文(リード文)・注釈に解答のヒントが隠されている場合があるので、必ず見るようにしましょう。わざわざ問題用紙に書いてあるということは、それらが読解の手助けをしてくれるものであるということは想像できるかと思います。つまり、前文(リード文)・注釈を味方に付ければ、ひっかけ問題を回避できるというわけです。
まとめ
①句形と単語を覚える
②漢文に慣れる
③主語(登場人物など)を押さえる
④前文(リード文)・注釈を活用
以上のコツを身に付けてしまうことで、漢文を得点源にすることも可能となります。ぜひ実践してみて下さい♪
いかがだったでしょうか!?
漢文は非常に短期間で成績が上がる「コスパのいい」科目の1つなので、共通テスト本番まで集中して取り組めば、本番で目標の点数を取ることもできますよ!
国語が苦手な人も多いと思うので、漢文で点数を取れるだけ取っちゃいましょう!
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