こんにちは。
小田急線秦野駅北口から徒歩3分、大学受験予備校・塾の武田塾秦野校です。
今回は、「講義系参考書の使い方」について説明します!
講義系の参考書をうまく使って勉強の効率を高めましょう!
講義系参考書とは??
武田塾では、「教科書や辞書の役割をしていて、内容をわかりやすく説明してくれているもの」を講義系参考書と呼んでいます。
講義系参考書は、問題演習ではなく、説明することを目的とした書籍です。
そのため講義系参考書は、「新しい分野を初めて勉強する時」や「問題演習でわからない問題が出てきた時」によく使います。
例えば数学では、「初めから始める数学」のシリーズ、日本史では「日本史B-講義の実況中継」シリーズが該当します。
数学で解答・解説を読んでも分からない時や、社会では、用語が出来てくる出来事を詳しく知りたい時に用いられます。
その他、理解に時間がかかる英文法や理科系科目でも用いられ、自学自習には欠かせない役割を担っています。この講義系参考書を上手く使えるかどうかで、自学自習の効率が格段に変わります!!
使い方
では、講義系参考書の具体的な使い方を説明します。
以下の3つの時期によって、使い方を意識してみてください。
①勉強をはじめたて
②中盤の時期
③仕上げの時期
①勉強をはじめたて
まずはじめに「勉強をはじめたて」の時期についてです。これは、ある教科をは初めて勉強し始める時期に該当します。
この時期に意識することは、「知識を完璧にインプットするよりも、ざっくりと概要を掴むこと」です。
ひとつひとつの単元や事項を完璧にこなすことを意識するよりは、「こんな感じなんだ!」といったように全体像を掴むことを目的とすると良いでしょう。
例えば、文系科目の日本史や世界史などにおいては、歴史のストーリーをざっくりと読み進めていきましょう。用語や他の出来事との繋がりは完璧に覚えなくてよいので、全体的な雰囲気を掴むことが大切です。
また理系科目の物理などにおいては、数式について理解を深めることを優先するよりは、物理現象をざっくりと把握し、公式で簡単な問題が解けるように努めると良いです。
②中盤の時期
次に「中盤」の時期です。これは、ある程度インプットが終了し、問題演習に取り組んでいる時期に該当します。
この時期に意識することは、「さらに深い理解を得るために、周辺知識をインプットする」ことです。
つまり「中身を濃くしていく」作業として使っていきます。
ある単元を勉強している時に、「中身を濃くしていく」ためには、その単元の周辺の知識も取り入れる必要があります。
例えば数学を例にすると、公式を覚えて、それを当てはめて正解を得ることは初歩にすぎませんが、「中身を濃くする作業」として、公式の意味の理解や導出、他の公式との関係を知ることなど、周辺知識をインプットして、初めてしっかり理解したと言えます。
③仕上げの時期
最後に「仕上げ」の時期についてです。
この時期の使い方として意識することは、抜け目がなく完璧にすることです。
そのためには、講義系の参考書は何回も読み返すことが大切になります。
例えば早慶レベルの社会の入試問題では、「こんな問題、教科書にでてくるの?」といったような問題がよく登場します。
しかし以上のような問題でも、実際に講義系参考書を調べてみると、大抵は参考書内で触れられています。
よって、この時期に講義系参考書を使う時は、「注意書き」、「補足事項」、「赤字」のすべての記載事項に目を通し理解することを意識しましょう。
「全ての教科において、参考書に書かれている説明・単語・式をすべて深く理解する」ことが、この時期の講義系参考書の使い方です。
インプットを効率的にするために
講義系参考書の用途は以上で説明したように、「理解すること」です。
理解の過程には、暗記や覚える作業が伴います。
特に「②中盤」や「③仕上げ」の時期において有効な、しっかりと理解するための工夫を伝えます。
1ページごとに復習する
講義系参考書を読み進めているとします。
見開きの1ページまたは、切りがよい範囲で一旦、参考書を閉じてください。
そしたら、読んだ箇所を思い出す作業を行ってください。
この際に、声に出しながら、誰かに説明すように行うとより効果が高いです。
忘れてはならないのが、試験で点数を取れるようにする為に理解をするという視点です。当然、理解が出来ても必要な用語、公式や定理を覚えていなくては試験本番で点数を取れるようにはなりません。
ですので、始めたての時は講義系参考書で理解をする→問題を解く→出来なかった問題や、答えに詰まる問題に該当する箇所を再度、講義系参考書で理解をし、用語を覚え直す。を繰り返しましょう!!
中盤期はある程度暗記項目が頭に入っている状態なので、用語の周辺知識も含めて再度理解・暗記を行いましょう!!
早慶を初めとする難関を目指す場合は、仕上げ期に過去問演習を通して分からなかった所・細かい知識等を講義系参考書で補足しましょう!!
まとめ
今回は講義系参考書の使い方について説明しました。
時期によって、大まかに理解すれば良いのか、それとも細かく理解すればよいのかが異なりました。
講義系参考書を正しく使えば、一段と理解力が増しますし、自習の効率が段々と良くなります!!
問題演習や過去問演習にスムーズに取り組むためにも、ぜひ今回説明した講義系参考書の使い方を実施してみてください!!!
正しい参考書の使い方、勉強方法、偏差値アップのための学習計画、志望校選びについて等、個別に対応致します。
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