武田塾八戸校です!
受験生の方は模試がどんどん増えてきた頃ではないでしょうか。
前回、全統模試についてお話しました。
今回は模試の復習法についてです。
模試を受けっぱなしにするのはもったいない!
ということで正しい模試の活用法、復習方法についてお伝えしていきます。
前回のブログも合わせて御覧ください。
模試の復習何してる?
出題された問題すべてをできるようにするのは当然
間違えた問題をできるようにすることは大正解!
間違えた問題がなんで間違えたのか、解答解説を読んで、解答の根拠を発見し、できるようにする。
でもそれだけだと足りないんです。
このやり方は皆さん絶対にやってると思います。
しかし、その問題ができるようになるだけで終わってしまいますよね。
今後間違えた問題と全く同じ問題が出る可能性はかなり低いです。
類題が出題されたとき、その復習方法ではきっと解けるようにはなっていないでしょう。
模試の復習は現在、過去、未来のことを考える
現在:出題された問題をすべてできるようにする
先ほど説明したように模試で出題された問題をすべてできるようにすることは絶対です!
ここで重要になってくるのは、たまたまできた、なんとなくできた
という問題に関してもしっかりと解説を読み、もう一度解き直しをして確実にできるように仕上げるということです。
過去:勉強してきたことができているのか
今までやってきた参考書に出てきた内容がしっかりと身についているのか分析しましょう。
例えば、criteria「基準」という単語はシステム英単語の1519番に出てきます。
My criterion is the ability to work joyfully.
(私の判断の基準は楽しく働く能力だ。)
しっかりとシステム英単語が学習できていて完璧な状態であれば
criteriaの単数形がcriterionだということがわかり、和訳もできます。
この分析が今後の学習に大きく関わってきます。
今回はわかりやすく英単語を例に上げましたが、
今までの勉強が身についているのか
分析しないまま勉強を進めても点数は思うように伸びていきません。
基礎ができあがっていない状態に発展知識を積み重ねて行っても理解しにくいので勉強効率が上がりません。
急がば廻れです。
未来:過去と現在を分析した上で、これからどうするか計画を作る!
模試はなんのためにあるのか一旦考え直してみましょう。
志望校に合格するためです。
模試はそのための通過点【チェックポイント】です。
過去にやってきたこと、成果と現在の理解度をつなぎ合わせて、未来を考えましょう。
そうしなければ現在で終わってしまい大きな成長は見込めません。
できなかった問題、なんとなくできた問題を克服し、
できなかった理由はどこにあるのか。
英語長文なら
単語を覚えていなかった。
曖昧に覚えていて正しい訳を出来なかった?
意味をすぐに思い出せなくて文章を読みきれなかった?
英文解釈の勉強が足りてなくて正しい意味を読み取れなかった?
などなど様々あると思います。
課題は人それぞれですのでしっかりと分析し、この先何を、いつまでにやるのか計画を立てましょう。
次の模試でまた同じような問題を同じように出来なかったということがないようにしてください。
模試を機に、今までの振り返りと今後の方針修正を毎回することが大切です。
これを繰り返していけば必ず成績は伸びていきます。
ケアレスミスをするな
ケアレスミスに対する復習してますか?
字が汚くて途中計算の見間違いをしてしまった。
問題文をちゃんと読んでいなくて間違えた。
あるあるなのではないでしょうか。
ケアレスミスという言葉を免罪符のように使っていませんか?
ケアレスミスをしないことも実力のうちです。
必ずケアレスミスにも原因はあるので次同じミスをしないためにもしっかりと復習すべきです。
ケアレスミスをケアレスミスだからといって流してしまう人は本番でもケアレスミスで点数を落とします。
模試で必ず克服しておきましょう。
まとめ
今回は模試を受けた後の復習法、向き合い方についてお話しました。
この復習法を実際にやるかどうかはあなた次第です。
模試は成績を伸ばす大きなチャンスです。
無駄にせずしっかりと取り組みましょう。
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